【最高月収60万/ひきこもり歴10年】人生初バイトはラブホだった‥【引きこもり童貞のラブホバイト①】
みなさん、こんにちは。
元10年ニートのあおいです。
『4年前の夏、僕は初めてラブホテルに入った。
隣に女性の姿はなく、手には履歴書があった。
ここに落ちたら、もう就活はしない。そんな無敵の人な28歳』
はい、というわけで、
今回から新企画。
『10年引きこもってた高齢童貞の僕が、
人生で初めて働いたラブホで、月収60万を稼いだ』シリーズの開幕です。
いまこの『シリーズ名』を聞いた皆さんは
大量の疑問を抱えていることでしょう。
まず10年も引きこもってた高齢童貞が、意味不明な存在ですし、
またその初めてのバイト先が、なぜかラブホテルで、
しかも月収が60万円に到達しているという、
奇奇怪怪な話です。
しかしこれ全て事実で、本当にあった話です。
で、いま、このチャンネルの常連の視聴者の方は、
いやその前に、もっと大きな謎があったんだけど?と感じていることでしょう。
そうですね。
僕は冒頭、元10年ニートのあおいですと名乗りました。
「あおいって一体誰?」
「いつお前は『あおい』さんになったんだ?」と、
そんな疑問で、身悶えしていることでしょう。
当然、その謎についても、
このラブホでのエピソードを交えて明かしていきます。
ちょっと先に言ってしまうと、
僕はバイト初日に、同僚の主婦から、
いきなり芸能人の〇〇に似てない?って言われたんですよね。
はい、その人の名前から頂戴しました。
では、一体、その芸能人とは誰か?
「蒼井優」なのか、はたまた「葵つかさ」なのか、
いや大御所の「あおい輝彦」なのか(※『明日のジョー』の声優)
ノー!全員、違いますね。
というか最初の二人は女性ですよね。
で、もしいまこの段階で、
「あ、あのあおいのことだ!」と勘づかれた人は、
かなりイケメン俳優に詳しい人でしょうね。
はい、というわけで、
今回の『ラブホテルシリーズ』第1弾を見れば、
そもそも
僕という10年も引きこもってた社会復帰・不可能存在が、
一体どうやってアルバイトなんかを始めるに至ったのか?
その経緯について知ることができます。
また僕はどれくらい出勤できて、
同僚とコミュニケーションは果たして取れていたのか?
それについても、
はい、皆さん、そうですよね?
元来、ニートになるような人間は、
コミュニケーション能力が壊滅的なことが多いです。
で、当然、僕もその例に漏れず、壊滅タイプでした。
そして、さらに悪いことに、
僕はニートになんかなって、10年も人里を離れて暮らしたために、
それはそれはひどいことになってましたね。
つまり、先天的才能に、最悪の環境がかけ合わさってしまったということです。
社会不適合のスーパーミュータントになってましたね。
では、ここで今回の目次です。
①10年引きこもってたやつが、なぜバイトをする気になったのか?
②面接に落ち続けて、開き直る
③「あおい」って誰?
では早速目次の①に行きます。
『10年引きこもってたやつが、なぜバイトをする気になったのか?』
はい、これは超初期の動画を見ている人しか把握してないと思いますが、
僕はニートをやめると同時に、上京しました。
理由は、専門学校に通うためです。
つまり、
僕は自宅ニートから一人暮らしの専門学生に転身したわけです。
はい、みなさん、今こう思われましたか?
なんだよ、もうすでにニートをやめてるのかよ?と、
それなら一体何が問題なんだよ?と。
俺たちは、ニート状態のやつの話を聞きにきたんだよと、
いやいや、早とちりしないでください。
僕は、相変わらず働く気がなかったですよ。
つまり、
親に上京資金を出して貰って、
また住む部屋まで一緒に探して貰ったにも関わらず、
僕は普通にニート生活を継続してましたね。
自宅ニートが東京ニートになっただけでした。
はい、この辺りの経緯は、このチャンネルの再生リスト『社会復帰してみた』にまとまっているので見てみて下さい。
めちゃくちゃボソボソな声で話してますが、これが当時のベストな声量でした。人って成長できるんだな…とそんな感動もセットで呼べると思います。
で、話を戻すと、
つまり僕は上京しても、ニートをやめなかったということです。
専門学校には通ってましたけどね、
もう僕は「それで充分でしょ!」と思ってましたね。
こっちは10年ぶりに社会に出て、学校に通ってやってんだから、
働くなんて、土台無理ですよ‥と。
一体これ以上僕に何を求めるんですか?と。
はい、まあ正直にいうと、僕は働くのが怖かっただけなんですよね。
というのも、
僕は一度もバイトすることなく、引きこもりになったので、
働くということが、一体どんなものなのか、想像もつきませんでした。
またさらにいうと、
僕は30手前で初バイトというのが、ひたすら恐ろしかったんですよね。
はい、なぜなら
もし高校生のバイトと一緒に働くことになれば、
彼らに蔑みの目を向けられるのは確実だからです。
「なんだ、この使えないおっさんは…と、まさか働いたことないんじゃないか?
あとなんか挙動が童貞くさいし、ホント洒落にならんオヤジだな…」と。
はい、というわけで、こういう学生バイトが恐ろしくてたまらないという、
誰しもが納得、そして同情してくれる理由で、
僕はニートを続けました。これは、もうしょうがないと思います。
で、そんなこんなで上京して3ヶ月が過ぎた頃ですかね、
これは過去動画の中で言ってますが、
僕の髪の毛がストレスで、ボロボロと抜け始めたんですよね。
はい、それをきっかけにバイトをしよう!と決心しました。
これはとても奇妙な動機に聞こえるかもしれないですが、事実です。
その詳しい内容については、このサムネの動画の中でしてます。
で、実はもう一つ大きな理由がありました。
それは、
専門学校の同期生たちの影響ですね。
はい、というのも、
僕は、二十歳前後の若者に混じって、日々学んでいたんですが、
彼らは普通に働きながら学校に通ってました。
はい、これは当たり前と言えば当たり前ですが、
僕はそれに心底感銘を受けたというか、劣等感を覚えたというか、
自分がとても情けない存在だと感じるようになったんですよね。
「この子もあの子も、みんな働いてる。それに対して俺は、高校生が怖いとか言って、バイトから逃げてる。本当にニートをやめたと言うなら、
働き出さないとおかしいんじゃないのか?」と。
はい、というわけで、
僕は近所のスーパーで履歴書を買って、面接を受けに行くことにしました。
ちなみに当時の僕の恋愛事情を話すと、
僕は、専門学校の一人に恋をしてましたね。
その相手は、
例の、「僕が10年ぶりに女性と話したせいで、
顔面が麻痺したエピソード」の人です。
はい、で、その彼女は、二十歳前後にも関わらず、
フリーランスでバリバリ働いてました。
つまり、個人で仕事を請け負っていたわけです。
僕は、このチャンネルで何かと、
会社に所属しない生き方を賛美してますが、
それは彼女の影響ですね。
では目次の②に行きます。
②面接に落ち続けて開き直る
はい、というわけで、
僕は遂に「働くぞ!」と
気力を振り絞って、面接を受けに行ったにも関わらず、
普通に不採用でした。
はい、残酷すぎる世間からの返答でしたね。
「お前みたいなもんは雇えない」と。
ちなみに、
僕は面接に2回連続で落ちた時点で、もう心が折れました。
「あーもうやめよ!」と思いましたね。
で、いま、皆さんは、たったの2回で?と思われたかもしれないですが、
僕は当時、30手前にも関わらず、
面接に受かるという体験を一度もしてない状態でした。
つまり成功体験ゼロの童貞だったんですね。
なので、思考は短絡的に、
もうこの世界に僕を採用してくれる場所はないと、本気で思いました。
それくらいメンタルが、追い詰めらましたね。
で、これに似た事象を引き合いに出すならば、
それは、
10年ぶりにシャバに出てきた受刑囚になります。
彼は刑務所から出てきて、こう思いました。
「よし、今からでも人生はやり直せるはず、もう間違った道には進まないぞ」と、
しかし、彼はどこへ行っても「不採用」となり、こう思いました。
あ、もうやり直せないんだ、分かった、分かった
それなら慣れ親しんだ道(犯罪)に戻るだけだね!と
はい、というわけで、
僕も、彼と全く同じ心境になり、
元の慣れ親しんだニート生活に戻って行きました。
はい、では具体的に、
僕は一体どんな職場に応募していたのか?
それをまず紹介しておきます。
2件とも『飲食店』でした。
はい、今考えると、
なぜ僕のようなコミュ力「壊滅人間」が、
わざわざ「飲食」というサービス業で働こうとするのか?
甚だ疑問ですね。
で、この理由に関しては、
僕は最近、自分がASDではないか?と疑って、
発達障害の本を読んでいるので、少しだけ分かってきました。
どうやら、
発達障害の人は、自分に最も向いていない職業を選ぶ傾向があるようです。
はい、自ら破滅に向かっていくという傾向があるんですね。
天性のマゾヒストかもしれません。
ただし、僕がA S Dかどうかは、まだ確定してません。
あくまで自己診断に過ぎないからですね。
さらにいってしまうと、
僕が飲食店を目指した理由は、
あまり一般的なものではなかったので、A S Dとは無縁かもしれません。
はい、というのも、
僕が飲食店で働こうとしたのは、
別にサービス業という、
お客さんの笑顔が見える職場は最高!とか思ったわけではないです。
はい、そんなものには1ミリも興味はないですね。
理由はたった1つで、
飲食店で働けば「まかない」というものが出るらしい、
それなら食費を浮かせられるんじゃ?という
そんな現金な動機があったからです。
はい、
そもそも僕は働きたくないのに、働こうというんですからね、
せめて食費は浮かないとダメでしょう?
皆さんもそうは思いませんか?
自分にメリットがない労働なんてやる意味がありませんよね。
まさか、
今これを見ている人で、自分には何のメリットもない仕事をしています!って人は、いないでしょうね。
それと奴隷労働の違いって、一体なんですか?
目を覚ましましょう。
というわけで僕は、
飲食店の面接を受けに行って、立て続けに落ちました。
はい、1軒目は普通に不採用。ちなみに松屋でした。あの牛丼チェーンですね。
で、そこの面接のおばちゃんは、僕の履歴書を見て、固まってましたね。
なぜならそこには名前と住所しか書かれてなかったからです。
はい、当然僕には職歴なんてものはないですからね。ないものは書けません。
あと僕は面接時に、
週に4日しか働きたくないなど、注文が多かったのも、不採用の理由でしょうね。
30手前のおじさんが何を言ってんだ…と。
また何より、僕の面接時の様子が問題だったのかなと。
その時の僕は、コミュ障の塊のような、挙動不審に無表情にボソボソ声。
こんな3点セットのやつを雇ったら、
大変なことになると火を見るよりも明らかです。
というわけで、余裕で不採用でした。
僕はその松屋に、以後も客として行っていたので、新しいスタッフが入るたびに、なるほどね‥と思ってましたね。
で、そんな僕が、次に面接を受けに行ったのは、近所の餃子屋でした。
はい、で、そこの店長とマンツーマンで話すことになったんですが、
僕はやはり、夜の9時までしか働きたくないなどの注文をつけたので、
不採用となりました。
ただ仮に、採用と言われたとしても、働く気はなかったですね。
なぜなら、
そこの店長は、こんなことを言っていたからです。
「君は夜の9時以降は残れないんだ?
あのね、うちは確かに9時に閉店だけど、
そこから30分は、皆で片付け作業をやることになってるから、
給料は出ないけど、そこはみんなで協力してやる、それがうちのやり方だから!」
はい、というわけで、
堂々と、毎日サービス残業をさせると宣言されたので、
もうここに行く気は失せましたね。
ただのブラック餃子屋じゃねーかと。
はい、で、今これを見ている現役のニートの皆さんも、
もし働き出すのであれば、
こんな搾取餃子屋に、面接で当たったりしたら、
こっちから願い下げだと言って、次に行ったらいいと思います。
そもそもニートは、
何度面接に落ちようが、どれだけ無職期間が続こうが、
別に傷つく経歴とかないですからね。
すでに履歴書は、空白だらけなので、
仮に1年以上、就活に失敗し続けても、痛くも痒くもありません。
これが普通の健全社会人の場合は、
無職期間が伸びるほど、経歴的に不利になるので、
慌てて就職して、そこが超ブラックでしたなんて悲劇が起こります。
しかしニートには無縁です。
話を戻します。
で、僕はこのブラック餃子屋も不採用となったので、
次に行くのは、やめました。
はい、もう心が折れましたね。
「この世のどこにも、僕を採用してくるような場所はないんだ…」と
本気で思ったからです。
1軒目の松屋は、
ちゃんと大人しくしてたのに、落とされて、
2軒目はうす汚い搾取店長がいるしで、
この世の中は腐っていると、
それならば、働かないという形で、抗議するしかない!と。
はい、というわけで、
僕はまた元のニート生活に戻っていきました。
つまり、毎日ブックオフで漫画を立ち読みする日々ですね。
はい、これは過去動画の中で言った通り、
僕の10年間のニート生活は、=漫画の立ち読みでした。
これはお金がないので、誰しもこうなります。
で、そんな怠惰な生活に、どっぷり浸かったある日のこと、
僕は道端で、求人広告を目にします。
汚ったない張り紙でしたね。
色褪せがひどくて、文字が読みにくかったです。
『清掃スタッフ募集。
主婦の方が多数活躍中!』
はい、僕はこれを見て、ふと思ったんですよね、
こんな汚ったない張り紙を出す企業は、まともじゃないはずだ、
それなら僕のような、社会の落伍者でも雇ってくれるのでは?と。
はい、そうです、
その張り紙は、ラブホテルの壁面に貼られていたものです。
ついにラブホテルの登場。
ちなみにそのラブホ、
僕が漫画を立ち読みしているブックオフのそばにありました。
なので、通う途中で、目に止まったんですね。
というわけで、僕はここに応募することにしました。
理由は、
ラブホの中に興味があったからですね。
はい、僕は彼女ができたことがない童貞なので、
ラブホの建物の中が一体どうなっているのか?全く知りませんでした。
そして同時に、
このままだと見れることなく死ぬな…という強い予感があったんですよね。
なので、
もうバイトの面接という形で入るしかないと、腹を括りました。
はい、で、これが一番大きな面接を受ける動機だったんですが
実は、もう1つあります。盛りだくさんですね、
それは
バイト募集の張り紙にあった「主婦の方が多数活躍中!」という文言ですね。
僕はそれを見てこう思いました。
「主婦が多数か…と、
それなら僕が最も恐れている高校生バイトが少なそうだな…と
ここなら「キモい童貞おじさんと陰口を叩かれるずに済むんじゃないか?」と
はい、あと主婦って、みんな優しいよな‥と、
で、実際、行ってみると、このラブホは、主婦の方が多かったですね。
本当のことが書かれてあったんだ…と。
はい、しかし僕の予想に反していたのは、
そこはいわゆる女の園だったということです。
めちゃくちゃドロドロしてましたね。
というわけで、まとめると
僕はついに面接の舞台に、戻る気になったんですね。
鮮やかな逆転劇です。漫画立ち読みマンから就活マンへ。
理由は、
「社会の落伍者でも採用されそう」「優しい主婦が多い」「ラブホの中を見たい」
はい、つまりこれぐらい条件が揃わないと、
ニートは面接に行こう!なんて思いもしません。
例えるならば、
惑星直列みたいな、滅多にない条件が揃うことが必須になるんですね。
はい、で、今これを見ているニートの親御さんたちは、
なぜか、素晴らしい条件を1つ用意できれば、
お子さんは働き出すと思っているんですよね。
で、それでうまくいかなかったときは、なんでだよ!と。
こんな理不尽なことがあるか!と不平を垂れてることだと思います。
しかしそれは見当違い甚だしいですね。
たった1つの良い条件ぐらいで、
ニートが働き出すわけないじゃないですか?
この世の中は言われているように「複雑系」です。
つまり数多の条件が連動しながら、予想外の1つの事象が生まれてくるんです。
ニートだって、そうです。
そんな諸条件の連動がない限り「働こう!」なんて予想外の決断はしません。
では目次の③に行きます。
③『「あおい」って誰?』
というわけで、
僕はバイト募集の張り紙を見ながら、電話をかけました。
面接日時を決めて貰うためですね。
そして、
後日、僕はついにラブホテルに足を踏み入れました。
はい、はっきり言って僕は、
この時点で、夢が叶った気分になってました。
こんな感じで、
「ここが…あのラブホテルか…、と、いつも外からしか見れなかったあのラブホの中か…」と
深い感慨に浸ってましたね。
はい、ただすぐに気付いたんですが、
そこはただの雑然としたバックヤードなんですよね。
はい、つまり、
面接が行われるのは、
煌びやかなラブホの外装とは似ても似つかない、
ただのコンクリート打ちっぱなしの部屋です。
清掃スタッフの控室ですね。
はい、というわけで、
僕の高揚感はすぐに去ってしまって、
夢が覚めたような状態になりました。
これを例えるなら、
ディズニーランドに、初めてきた少女が、
あの大好きなミッキーの中から、
汗だくのおじさんが出てくるのを目撃してしまったという感じでしょうか。
というわけで、
その少女よろしく、夢を砕かれた僕は、
すぐにバイト採用面接に望むことになりました。
その面接官は男性で、なんと僕の年下でした。これはのちに分かったことですけどね、
で、僕は、その面接中から、
これは採用されるのか??と思いましたね。
というのも、
それまで連続して不採用を喰らってきた面接とは、
明らかに空気が違ったからです。
はい、では一体どこが違ったのか?
それは、一応は、張り詰めた空気で、ピリッとはしてるものの、
僕の例の履歴書、
そうです、名前と住所しか書かれていない、あの壊滅的な履歴書ですね。
それを見ている時の面接官の様子が、これまでの人とは全然違ったんですよね。
端的にいうと、こんな感じ、
「うん、どうやら日本語はちゃんと書けるようだな、オーケー、採用で…」
はい、というわけで、
彼が本当にこう思ったかは分からないですが、
しかし僕は、これは受かっちゃうんじゃないか…?と焦り出しました。
いやちょっと待ってくれ…と、
というのも、
僕は前日にこんなイメトレをしてたからです。
『明日ラブホで落ちたらもう終わりだ、他に行くところはない…
僕はこの世の誰にも必要とされない存在だったのか…
こんな事実を知るくらいなら、ニートをやめるんじゃなかった…』
はい、というわけで、
事前にこんな最悪パターンのイメトレを済ませていたので、
予想外の事態に焦りだしたんですね。
そして同時に、
「やめろ、採用すんじゃねえ!」とも思いました。
つまり、
僕は、この期に及んで、
めちゃくちゃ働きたくない気分になってたんですね。
え、嘘でしょ…と、
これってまさか、俺が働くことになるの??と。嫌だ!と。
というわけで、
僕は、早速その週から、ラブホの清掃スタッフになってました。
あと付け加えておくと、
他のバイト面接では、即却下されてた、週に4日しか働きたくないというのも、
普通に「OK!」と言われました。
はい、また僕は1日7時間しか働きたくないとも付け加えたんですが、
それも「OK!」と言われてしまったんですよね。
「嘘だろ!?…」と焦りましたね。
これまでの面接官はめちゃくちゃ渋い顔になってたのに…、どうして?と。
よって僕は、さらに要求をレベルあげました。
それは、
バイトのシフトに関してですね。
僕はド深夜まで働きたくなかったので、
夜の23時には帰りたいと要求しました。
しかしです、そもそもそんな働き方は通常ありえないんですよね。
なぜなら、
ラブホはチームで動くので、
もしひとりでも欠ければ、スピードがガクンと落ちてしまうからです。
はい、またこれはマニアックな話になりますが、
僕が早退すれば、残された方はたった一人で、部屋を清掃する日が出てきます。
これって超過酷なんですよね。
どれくらい過酷か?というと、
それは、
偏差値30で東大に合格しろ!というぐらい過酷なチャレンジです。
はい、僕は今、この一人清掃を思い出すだけで、吐き気がしてきますね。
つまり何が言いたいか?というと、
この僕という、ペーペーの若造が、
週に4日しか働きたくないとか、23時には帰る!とか
要求しても、
ラブホ面接官は、いいよいいよと受け入れてしまう」ということです。
はい、では、その理由とは一体何か?
それはシンプルに人手不足だからですね。
ごちゃごちゃうるさい小僧でも、大変貴重な戦力になるわけです。
しかも僕の場合は『男性』です。
よってホテル側からは、一番欲しい人材になりますね。
はい、というのも僕は、この後、色々な肉体労働の場に行きましたが、
やはりどこに行っても、男性というだけで優遇されました。
これは、表向きには堂々と言えない、この世の事実になりますが、
職場の上司たちは、
女性より男性を、明らかに大事にしていました。
はい、理由は、もし男性にやめられると、
女性ではカバーできない仕事が格段に増えてしまうからです。
ホテル清掃の場合は、なんと言ってもスピードでしょうか。
で、これがもしパワー系の職場になれば、優遇感は、さらに増します。
はい、というわけで僕は、引きこもりをやめたことで、
こんな男女平等の建前が、崩れ去る瞬間を何度か見ることになりましたね。
綺麗事が、見事に粉砕される瞬間です。
ただし、これは皆さん、ご存知の通り、職種によっては真逆になりますよね。
例えば、保育の現場とかだったら、男性の保育士は女性に比べて敬遠されます。
なぜなら保護者が、男性にうちの女の子を預けたくないと言うからですね。
はい、これもまた男女平等の建前が崩れ去る瞬間でしょう。
というわけで、話を戻すと、
僕の働きたくないという意思に基づいた、
あれやこれやの要求は、
全部、ラブホの面接官に、聞き入れられてしまい、
遂に僕は、人生初バイトの日を迎えることになりました。
おん年28です。
で、そのバイト前日の夜、僕はめちゃくちゃ緊張しましたね。
理由は、
こんなことを考えていたからです。
「よし、明日から働くのか、絶対に元引きこもりだってバレないようにしよう」
はい、というわけで、
これは元引きこもりにしか分からない心理だと思いますが、
なぜか僕ら元引きこもりは、絶対にその素性を知られたくないと思ってます。
そうですよね?
おそらくこれを見ている元引きこもりの皆さんも、今めちゃくちゃ頷いていることでしょう。
ではなぜ、僕らは、こんなにバレることを恐れるのか?
それは、シンプルに、
元引きこもりの過去は、完全なる人生の恥部だと思っているからです。
はい、
これを一般の皆さんにも分かるように例えるなら、そうですね、
通りすがりの人に、お尻の穴をジロジロ見られるぐらい、
恥ずかしくて、我慢ならないことになります。
いやでしょう?
というわけで、
僕はホテルで、初対面のパートタイマーたちに
引きこもりだと勘づかれないように、堂々と自己紹介しました。
そこには主婦が三人いましたね。
で、僕はそのうちに、だんだんと焦ってきました。
なぜか?
それは、僕は普通に自己紹介できているはずなのに、
ひとりの主婦が僕の顔をじっと見てたんですよね。
なんか、じ〜〜という感じで、
で、僕は「え、もう引きこもりだとバレたのか?挙動がおかしいのか?」と動揺したんですが、
その理由はすぐに分かりました。
というのも、
僕は早速、ラブホ業務を教えて貰っていたんですが、
その時、さっきの主婦が僕の隣に来て、
「ねえ、中村蒼に似てるって言われない?」と、訊かれたんですよね。
どうやらその中村蒼とやらに、僕が似てたらしくと、
じっと見てたみたいです。
はい、というわけで、
僕が今回から、
『皆さん、こんにちは、元10年ニートの「あおい」です』
と名乗るようになったのは、この出来事が由来です。
で、なんですが、皆さん、
中村蒼って一体誰か知ってますか?
知らないですよね。
実際、僕もその主婦に似てると言われた時、はい??って思いました。
一体誰?と、
あまりにも初耳だったので、オタクだけが知ってる声優なのかな?と思いましたね。
はい、で今「お前何言ってんだよ、中村蒼って超有名だよ」と思った方は、
コメント欄で教えてください。
で、僕は誰か分からなかったので、
すぐにスマホで調べたかったんですが、
ラブホテルにいる間は、全くの無関心のふりをして、
バイトが終わるや否やすぐ調べました。
それで驚いたのは、引くほどのイケメンだったことですね。
はい、皆さんも調べてみてください。
はあ??っていうぐらい綺麗な顔をした男です。
実際、僕はこういう顔になりたいと思ったことがありますね。
それぐらい理想像に近いイケメンです。
で、なんですが、当然これにも言及しないといけません。
それは、
僕は過去動画の中で、
「実はイケメンです!」と、
顔が見えないのをいいことに、吹聴してきました。
ただ正直、その影響力を過小評価してたんですよね。
はい、というのも、
なんだかんだ言って、誰も本気にはしないでしょうと。
ただどうも本当にイケメンだと思われてそうな…
そんなコメントが、チラホラと出てきたので、
これは訂正しなければ…と思ってたんですが、
しかし、もうダメですね。今回証拠が出てしまいました。
なんと僕は、中村蒼に似ていたという。
もうこれは、完全にイケメンですね。
はい、冗談です。
実際の僕は、田舎のイモみたいな顔をしています。
その証拠に、僕と中村蒼の声はあまり似ていません。
僕が思うに、顔が似ていれば、必然的に骨格が近いので、声も似ているはずです。
つまりはそういうことですね。
というか、
中村蒼の顔をしてる、童貞って存在し得ないでしょう。
ではこの動画も長くなってきたので、シリーズ②に続きます。
その②では、
スタッフだからこそ知っている『ラブホの裏側』について話します。
これは客として来たら、絶対に使わないものとかですね。
バッチすぎます。
あと僕の性癖についてですね。ラブホに勤めたがゆえに判明しました。
では、皆さん、またお会いしましょう。
高評価とコメント、よろしくお願いします。
あなたのそのアクション一つで
チャンネル規模が6倍になります。
Thanksがあれば、今月の食費にさせて頂きます。
ちょっと先月は3本しか動画を出せなかったので、
『次は家賃を稼ぐぞ!』という状態から後退しましたね。
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(終わり)
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