【世界のひきこもり②】フランスの引きこもり女性テルリエンヌ「私はHikikomoriになんてなりたくなかった」
みなさん、こんにちは、元10年ニートです。
名前の通り、僕は10年間ニートでした。
今回は『世界の引きこもりシリーズ』第2回目です。
紹介する引きこもりは、フランスの女性・テルリエンヌ。
彼女は現在、ブルゴーニュ地方にある、人口2500人の村に住んでます。
はい、日本人からすると、ブルゴーニュという、なんともいい感じの土地に、
引きこもりのフランス人女性がいるというのが、かなりインパクトがあります。
しかし、これまで、僕は動画の中で何度も言ってきた通り、引きこもりというのは、どこにだって発生します。
都市だろうが、ど田舎だろうが、美男であろうが、美女であろうが、
もはや引きこもりという現象は、場所も人も選びません。
つまり、あなたも将来の引きこもり予備軍、だということです。
はい、話を戻して、そもそもなぜ、
僕がこの女性、「テルリエンヌの物語」を、皆さんにしようと思ったかの
理由を話します。
それは僕が、彼女の戦いの歴史に胸を打たれたからです。
テルリエンヌは引きこもりをやめようと何度も必死になって戦っています。はい、残念ながら、そのほとんどで敗れてしまっていますが、
その戦いの歴史、「物語」はきっとみなさんの心にも届くはずです。
というわけで、早速テルリエンヌの物語に入って行きましょう。
と、その前に、もう一つ大事な前提があります。僕はある本を参考にこの動画を作っています。
その本は「世界のひきこもり」です。先に、その著者の紹介を簡単にしておきます。
著者は「ぼそっと池井多さん」
現役の引きこもりで、断続的に35年間引きこもってます。
はい、そんな「プロ」が執筆した本です。
内容は、その著者が海外の引きこもりたちにインタビューという名の会話をすることで、引きこもりとは何か?を浮き彫りにしていくものです。
というわけで、前提の話が終わったので、
早速テルリエンヌの物語に入っていきましょう。
まず彼女のプロフィールを簡単に紹介します。
冒頭にいった通り、彼女はブルゴーニュ地方の小さな村に住んでいます。
現在38歳です。
元々はパリ郊外の生まれで、出身大学もパリにあります。
で、そんな彼女は2003年から引きこもっています。20年近くですね。
はい、みなさん、ハンパじゃない印象を受けたかもしれませんが、、これ、別に引きこもり界では驚く数字ではないです。
と、ここで、彼女について、強調しておきたいことがあります。
それは、彼女は引きこもりになりたくて、なったタイプではないということです。
これは引きこもりではない方には、ピンとこないと思いますが、
実は、引きこもりには2種類のタイプがあります。
それは引きこもりに全肯定でなるタイプと、全否定でなるタイプです
で、テルリエンヌの場合は、完全な後者です。それも、かなり強めの全否定者ですね。
はい、今回の動画のサムネは、そんなテルリエンヌの言葉です。「私は、引きこもりになんか、なりたくなかった」です。
その理由については、後々明らかにします。
はい、テルリエンヌは、むしろ、「普通の人」を目指して、何度も社会に出て行った引きこもりです。
ちなみに僕はさっきのどちらのタイプだったかというと、全肯定して引きこもりになったタイプです。
では、ここで、今回の「テルリエンヌの物語」の目次をいっておきます。
①私は日本文化に救われた
②引きこもりになった理由。厳しすぎたカトリック校
③生活費は障害者手当、精神治療は馬
④引きこもりをやめたくて、陸軍へ入隊!!
⑤今のテルリエンヌの望みとは‥
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