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【引きこもりと境界知能①】ニートもケーキが切れない【ケーキの切れない非行少年たち/宮口幸治】

皆さん、こんにちは。

元10年ニートのあおいです。


『あなたのIQはいくつですか?

もし70〜84の間であれば、それは境界知能と呼ばれます。

これは、ほんの数十年前まで、『知的障害』と診断されていた数値です。

ゆえに、境界知能で生まれた人は、やがて社会からドロップアウトし、犯罪者や、

引きこもりになる可能性が高い』


はい、というわけで今回は、

引きこもりも実は『境界知能』で、

非行少年と同じように、『ケーキが切れない』という話をします。

で、今こう思った方はいますか?

『今回は、境界知能の話か‥』と、『じゃあ、自分には関係ないな!』と。

はい、それは大間違いです。

なぜなら…

日本の人口の14%が、境界知能にあたるからです。

つまり、あなたのすぐそばにいるし、または、

あなた自身がそうかもしれません。

というのも、

この境界知能は、本人には自覚がなく、また周囲も気づかないことが普通だからです。

で、まだ、『いや自分には関係がない、家族にもいない!』と思ってる人がいるでしょう。

では、皆さん、小学校の教室を思い浮かべてください。

そこには、35人の子供たちがいます。

で、そのうち5人の子供が、境界知能です。

はい、全体の14%とは、そんな割合のことなんですよ。

35人中5人。

ちなみに、この本では、

『クラスで下から5人の子供』と表現されています。

では、あなたは、小学校時代、クラスで何番目の子供でしたか?

または、あなたのお子さんは、いま何番目あたりにいるでしょうか?


では、ここで、今回、参考にする本の紹介です。

『ケーキの切れない非行少年たち』

はい、ご存知の方も多いでしょう。

この本は、4年前に出版されてから、いまだに大きな反響を呼び続けています。

はっきり言って、以後、日本人の認識を、一変させたと言ってもいいでしょう。

で、いま、こう思った方はいますか?

それは、

『境界知能が生み出すのは、その書名の通り、

非行少年であって、引きこもりは関係ないでしょ!』と。

『お前さんは、引きこもり専門チャンネルだとか、名乗ってるようだけど、何でもかんでも引きこもりに繋げるのは良くないよ』と。

はい、そこのあなた、この本、読んでないでしょ?

もし読んでいたら、その感想はあり得ないんですよね。

また、そもそも、

『境界知能』がなんなのか?も、理解してないようですね。

仮に、ちゃんと理解できていれば、

非行少年と引きこもりが、合わせ鏡のような存在だと、簡単に分かるはずです。

実際、僕は、この本を読み始めてすぐ、

『これ、引きこもりになる人の特徴がずっと書かれてるな‥』と感じてました。

そして、なんと終盤では、

著者の口から、このような人物たちは引きこもりになると、直接的な表現が出てくるんですよね。2度も。

はい、つまり、この本は、

非行少年について、書かれているものの、

本質的には、

『引きづらさを抱え、社会からドロップアウトしていく人たち』を、扱っています。

このドロップアウトとは、『刑務所に行くこと』であり、

また、『引きこもり』になることです。実際、自宅という牢獄にいますし…


というわけで、あなたは、

この動画を見れば、

『ケーキの切れない非行少年』に、一体何が書かれているのか?を

バッチリ把握できます。

境界知能とは何か?その原因は何か?どうしたらいいのか?などなど。


では、今回の目次の紹介です。

①そもそも『ケーキが切れない』って何?

②人を殺しても、反省ができない、葛藤すらない…

③全ての原因は『認知機能』にあった

④引きこもりと非行少年の驚くべき共通点

⑤『境界知能と発達障害はなぜ似ているのか?またその違いは?』

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