赤い椅子の劇場。
東京芸術劇場で初のNODA•MAP。
野田さんのお芝居をちゃんと拝見したのは初めてだったけどあーんなにコメディアンだとは思わなかった。松たか子さんのキレッキレの自撮り棒と蹴りに爆笑して、舞台初体験の広瀬すずさんの叫んでいるのに台詞がちゃんと聞こえるのとかその瑞々しさとか素晴らしかった✨
源平合戦にロミオとジュリエットに過去と未来のメビウスの輪のような設定で、だけど迷子にならずにストーリーに没頭できたし舞台演出も見どころ満載。あのおっきなスベスベした布が行ったり来たりする場面転換ステキだった!
先日のCUEの鈴井さんの舞台もそうだったけど、舞台を二段にして扉を出入りするのとか限られた象徴的な小道具をメインにして色々に見立てる(鈴井さんの『ハンバーガー戦争』ではキューブ型のを椅子やベッドなんかに見立てていて、今回の『Q』では病院のベッドみたいなのが船になったり波になったり。)のはよくある演出なのかな。
今年になってから「舞台の演劇」というものを見始めた初心者なので、まだまだ劇場の雰囲気にスッとは入っていきにくいんだけと、そのアタシがラストシーンではめっちゃ泣いちゃった…。波に揺れる男たちの累々…上川隆也サマ…ううう…。
余談ですが、アタクシ平清盛と誕生日同じだから劇中で志尊くんに誕生日連呼されてめっちゃアガった…♪
千秋楽だったとこともあって演者の皆さんもカーテンコールでやり切った感あって胸熱でした。そしてこの舞台で惚れたのは橋本さとしさんです!カッコ良かった!
ポスターや、ムックのようなパンフレットの堀尾幸男さんのデザインが物凄く好き✨はー♪豊かなひとときでした😚✨
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