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野球選手が今日からスタートできる勉強方法④

福井ワイルドラプターズ球団広報の三木田と申します。

こんなときだからこそ、野球選手を含めたアスリートや学生は絶好の学びのチャンスだと捉えています。

しかしながら、
「具体的にどう学べばいいの?」
といった疑問を持つ方も多いかと思います。
今はとにかく情報が溢れており、ありとあらゆる媒体から学ぶことができます。

その中から、私が主観で決めたオススメの学習ツールを手の出しやすい順にレベル分けした記事を先日から書いています。
(全3〜4回予定→全5回に変更。笑)

過去3回のnoteでは、
YouTubeやTwitterを通した情報収集の方法、オススメの書籍などを取り上げました。

ということで、本日はその続きを書いていきます!


目次
■ Level 1:YouTube (①)
■ Level 2:Twitter (←②)
■ Level 3:書籍 (←③)
■ Level 4:ニュースアプリ・メール配信 ←本日分
■ Level 5:専門特化
■ 番外編:耳から学ぶ


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■ Level 4 : ニュースアプリ・メール配信


情報収集・学習のツールとして、
本日はニュースアプリとメール配信について書いてみます。

私はここ最近、LINEニュースやYahooニュース等はほとんど見ることはなくなりました。
これらから得られる情報が全面的に悪いということはないですが、芸能ニュースやネガティブな切り口からの報道が多く、余分に感情を動かされる可能性がある というのが見ない理由です。

今まであまり多くのアプリやニュースサイトを比較したわけではないので説得力は弱いですが、私は基本的にNewsPicksというアプリを使っています。

このアプリの良いところは、実業で成果を出している方々がニュースに実名でコメントをしているという点です。

Twitterやヤフコメのような匿名性の高いメディアで発せられるコメントは、どうしても信憑性が高いとは言えませんし感情的なものも多い印象です。
また、0か100かといった極論・二元論での発言も多いです。

その点、NewsPicksでは実名でコメントすることにより、自身の信頼を損ねかねるような投稿はもちろん少なく、論理的な批評が多いので勉強になります。

(これが実名の良いところでありますが一方で過激な発言は大きく信頼を落とす可能性もあります。もちろんSNSも然りで、選手の実名による発信にはそうしたリスクもあるということを自身で認識する必要があります。もちろん私も。)

私の場合はむしろニュースそのものはあまり見ずに、その報道に対するコメントを読んでいます。
それぞれのニュースに肯定派・否定派の意見が見られ、また私が考えても浮かばないような切り口からの懸念や代替案なども書かれているので本当に深い学びができます。

時事ニュースを知ることに加え、
1つの事象を「あらゆる切り口から仮設を立て、感情は一旦脇に置いて論理的に分析する」というプロセスは、スポーツにおいても大切な要素だと思います。

スポーツはその場の感情に左右されることが多く、自己分析・反省のときにも客観的な視点を持つことは簡単ではありません。

自分というものを一歩引いて観察し、あらゆる視点から考察する、という習慣づけのためにもぜひNewsPicksを使ってみてください。
スポーツのニュースも結構あります。

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次にメール配信について。
多くの方は、GoogleのGmailアカウントはお持ちかと思います。

そこでオススメしたいのが、Google Alert という機能です。
これは、①自分で指定したワードを含んだニュースが、②自分の指定した時間に、③自分の指定した回数 メールで届くというものです。

私の場合は、"マーケティング"、"CRM"、"地方創生"といったワードを10個ほど指定し、毎朝7時に1日1回だけ配信されるように設定しています。

"野球 テクノロジー"といった2語指定も可能です。
自分の興味のある・探求したいニュースを網羅的に学べるのでぜひ使ってみてください。

ただ、良くも悪くもあらゆるニュースを拾ってくるので、信頼性が高いかどうか怪しい個人ブログやネットニュースも含まれます。

そのあたりの「情報を精査する力」も問われるので、自分も日々「このニュースの出所はどこか」「この考えは本当に正しいのか」といった視点
→批判的な問いを常に投げかけ物事を多面的・客観的に考える、いわゆる「クリティカル・シンキング」を持つように意識しています。

また、Google Alert とは別で、
・Forbes Japan
・日経ビジネス
・MarkeZine
などのサイトもメール配信の登録をしているので1日数回ずつ届くニュースをチェックしております。

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■まとめ

本日述べた内容は、野球の技術向上には直接的に繋がらないと思います。

ですが、
「この情報を鵜呑みにしていいのか」
「他の選択肢はないか」
「全く逆のことを言っている意見の人はいないか」
「この情報を見て感情が揺さぶられすぎていないか」
「情報の出典はどこか、それは信頼できるものか」

といった"情報リテラシー"を高めることは非常に大切です。

野球の技術的指導を受けたとき、
真新しいトレーニング方法を知ったとき、
自分の取り組みに否定的な意見が届いたとき、

客観的に情報を精査し、取捨選択し、そして行動に移す。

簡単なことではありませんが、現役のアスリートの方々には、感情に左右されずに自身の芯をじっくりと固めていってほしいと思います。
(僕自身がそこにすごく苦労したので)

今こそ学びましょう。ピンチをチャンスに。

本日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

追記:
情報リテラシーという点では、Twitterには特定のワードをミュートする(タイムラインに表示させない)機能があります。
時世を考えると上手くこの機能を使い、本当に必要な情報は新聞やNewsPicksで収集すべしと考えます。
これをすることでデマに踊らされることがなくなり精神衛生上すごく良いと思います。

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