都心水辺散策12:隅田川の橋。橋は地域の玄関口。
はじめに
前回、隅田川散策の備忘録を書きましたが、隅田川には数多くの橋梁が鎮座しています。今回は、隅田川に掛かる橋梁をピックアップして写真集を作りました。隅田川の上流から下流に向かって、橋梁の写真を撮影しました。
お気に入りの橋梁写真
新神谷橋
→早速、写真を撮り忘れていました。
新田橋
新豊橋
隅田川のすぐ横に遊歩道が整備されており、また堤防(土手)の近くの建物が少なく空間が開けた場所です。この開放的な景観・空間ができるだけ維持されるようにか新豊橋は比較的フラットな形の橋となっています。アーチの高さも小さいですね。
豊島橋
首都高中央環状線(石神井川合流)
小台橋(あらかわ遊園付近)
ここら辺は、遊歩道などの整備が少ない区間です。小台橋も大胆に色付けされており、あまり好みではありません。
尾久橋(日暮里舎人ライナー橋梁の真横)
→撮り忘れ
尾竹橋
京成本線隅田川橋梁
→撮り忘れ
千住大橋(お気に入りTOP3)
千住大橋は、1594年に隅田川に架かった最初の橋であり、日光道中と欧州道中の最初の宿場である千住宿がちょうどあったそうです。江戸から北関東、東北への出発点であり、江戸の玄関口だったそうです。現在の鋼橋は、1927年、日本を代表する橋梁技術者、増田淳氏により設計されたそうです。首都東京の玄関口を表すに相応しい佇まいとなっています。
千住汐入大橋(目立たない橋、開放的な景色)
汐入地区は、リバーサイドマンションが多くあり、川沿いには遊歩道や公園などが整備されており、千住汐入大橋は多くの住民の憩いの場となっていました。この開放的な空間に架かる千住汐入大橋は見事にフラットな橋梁となっています。
水神大橋(そろそろ、アーチ橋は見飽きてきました)
白鬚橋
この水辺の開けた空間とビル、そしてスカイツリーをバッグに白鬚橋!この景色も好きだな〜。コンクリートのトラス(骨組みっぽい構造)とアーチ構造の橋ですが、背景の青空とマッチした見た目ではないでしょうか?
ここまでが、隅田川の記事1本目の区間になります。南千住地域です。
桜橋
桜橋は、台東区のスポーツセンターの前にある歩行者専用の橋梁です。スカイツリーを目の前にしたこのフラットな橋梁は、隅田川の景観と人々の利用に即したものとなっています。この橋は、上から見るとアルファベットの”x”の形となっていてオシャレですね。自動車の入れない橋梁というのも良いですね。
言問橋
吾妻橋
さて、ここは浅草駅の目の前なんですね。水上バスの駅があり、多くの方が利用していました。
駒形橋
厩橋
蔵前橋
こちらは、片道2車線ずつの車道メインの橋梁ですね。歩道も自転車道も充実しています。
両国橋(神田川合流直後)
新大橋
清洲橋(日本国重要文化財、土木学会推奨土木遺産)
清洲橋は、関東大震災復興事業によって1928年に建造されたそうです。橋梁の構造や洗練された造形・外観などの理由から「日本国重要文化財」にしてされています。記念碑には、橋梁の特徴や指定理由、そして設計者の名前が記載されています。科学技術立国と謳う日本国なので、このような記念碑には技術者の名前や会社名を記載して欲しいですね。東京都による記念碑もありますが、文字が掠れて、読むことができませんでした。このような低クオリティーの記念碑ならば、作らないで欲しいですね。
さて、この清洲橋は、下流の永代橋とともに、土木学会の土木遺産にも選定されています。
隅田川大橋
→撮り忘れ
永代橋(日本橋川合流直後、土木遺産)
ここは、日本橋川の合流地点でもあります。その日本橋川には、同じく土木遺産である豊海橋が架かっています。
中央大橋
佃大橋
→撮り忘れ。
勝鬨橋
築地大橋
→サイクリング中に体調が悪くなったので、築地大橋にはいけませんでした。勝鬨橋と築地大橋の間にあったのが築地市場。ちょうど、この散策の直前に、築地市場跡地の開発についてニューズがありました。
おわりに
隅田川散策では、川と橋梁と周辺地域が織りなす、様々な景色を楽しめました。