【案内】水シンポジウム2024inながの 治水ONE NAGANO~令和元年東日本台風から5年 未来に向け私たちが学んだこと~ 10/31(木),11/1(金)
水シンポジウムとは
水シンポジウムとは,土木学会水工学委員会を中心に主催する,「市民,学会,行政,民間が一同に会して水に関する諸問題をもとに議論し,相互理解と情報共有を図る機会」を提供するものです.1996年から毎年開催されています.
第28回水シンポジウム 2024 in ながの
紹介文.上記webページより
「流域治水」という言葉をご存じでしょうか?行政だけでなく、川とともに暮らす地域住民や企業、関係者と協力し、流域全体で「水害に強い地域づくり」に取り組むという考え方です。令和6年は、令和元年東日本台風から5年の節目。本シンポジウムでは、令和元年東日本台風からの復旧・復興、長野県の取組などを全国に発信します。災害を減らすために普段から何ができるのか。今後の防災・減災について考えてみませんか。
水シンポジウムは,シンポジウム(10/31),現地見学会(11/1)の2日間構成となっています.
シンポジウム
特別講演 長野県の水害と伝承
基調講演 「コミュニティ防災の支援ツールとしてのタイムライン」~タイムライン導入10年、命を守った事例とこれから~
暮らしを支える水理学概説
土木学会水工学委員会による令和元年千曲川災害調査
平時を楽しみ!有事に備える!
水害経験からのレジリエンスとサステナブル経営への取組
小学生を対象とする防災・ラジオ工作教室
流域治水の取組
特別講演では,長野県立歴史館特別館長の笹本氏が長野県の水害と伝承について講演されます.旧来,災害は親族・地域の方々が伝承してきました.昨今は,多くの人が故郷とは異なる地域・国で働くことが当たり前になりました.一方で,地域の災害の歴史を未来世代に伝承できなくなってきたのではないでしょうか.貴重な講演ですね.
現地見学
現地見学では,令和元年東日本台風による大雨で決壊した千曲川などを見学するようです.
残念ながら,すでに定員となっていました.
おわりに
平日に開催されるので,参加するのが難しいかと思いますが,ご都合の良い方は参加してみてはいかがでしょうか.