都心水辺散策⑨:立会川・勝島運河.もう,コンクリ河川は飽きたな~.でも,水辺+花は好きです.
はじめに
休日に,水辺の憩いの場を散策してリラックスしてる社会人(3年目)です.これまで,23区内の河川を中心に散策してきました.今回は,東京都が管理する(2級河川)立会川と流末(出口)にある勝島運河を散策してきました.
立会川は,目黒区碑文谷一丁目を水源として,品川区東大井二丁目の浜川橋下流で東京湾に流れ出ます.大部分が下水道幹線(立会川幹線)として地下を流れており,地表を流れる区間は750m程度しかなく,この区間は高潮対策事業区間となっています.
今回は,JR大井町駅から少し歩き,立会川が地表に現れる場所から散策を開始しました.そのまま立会川沿いを進み,勝島運河に出ました.こう見ると,立会川が地表を流れる区間はちょびっとですね.
また,残念ながら,自転車では勝島運河から京浜運河に出ることはできませんでした.
お気に入りの水辺写真
参考webサイト
散策開始
今回は,JR京浜東北線の大井町駅から散策を開始しました.駅前には立会道路があり,小道が整備されています.街中に,小道があると落ち着くことが出来ますね.
その中には,噴水らしきものや,「夏の川」という人口小水路がありました.夏には,水が流れるのでしょうか?個人的に好きな場所です.
ちなみに,ここの海抜は7.0mとのこと.
さて,立会道路を抜けると,住宅街に出るのですが,目の前から立会川が始まります。東京都管理の河川は,水源地付近から下水道管理事業として地下を流れ,突然地表に現れますね!地下にどれだけ水みちが張り巡らされているか,普段の生活で分からないのは悲しいですが,地表に突然現れる景色はカッコイイです!
立会川もやっぱり,コンクリで覆われた河川なんですよね.
さて、こちらにもありました.防災サイレンの情報.日常生活で,このような看板を見ていると,いざというときに避難への初動が早くなりそうですね.
さて,京浜急行の立会川駅に到着しました.
ここまでくると,川が緩やかでほとんど流れがありません.
流末に来ました.地表にある立会川は短いですね.ここには,東京都下水道局の浜川ポンプ所があります.
今回は,ここからが本番.立会川が流れ出る勝島運河です.勝島運河には,多くのボートが運営されており,京浜運河に出て東京ベイエリアを回ることが出来ます.
街中で窮屈な水辺が,勝島運河に出て開けました.開放的な空間が広がっており,空気が美味しかったです.
さて,勝島運河の堤防は,高潮防潮堤は高潮や津波から地域を守るためのものですが,市民が水辺環境に親しめるように一般開放され,しながわ花街道として土手に花畑が作られています.これから咲き始めると思うので,皆さんもぜひ散策してください.
さて,ゴールが近づいてきました.勝島運河を渡る鮫洲橋です.これを右方向に進むと大井競馬場などがある場所に進みます.
鮫洲橋からさらに奥を望むとこんな感じ.写真の奥に横方向に流れる運河があります.これが京浜運河.これを左方向に進むと以前散策した天王洲運河に着きます.また,右側に進むと東京湾に出ます.
おわりに
そろそろ,都内のコンクリートで覆われた河川を見るのも飽きてきました.住宅街に水辺があるのは好きですが,高潮対策のためか,単調な河川となっていました.
勝島運河に出ると,開放的な空間となっており,また空気も澄んでおり心地よかったです.地域のひとによって,土手に花畑が整備されていたり,桜が植えてあったりするなど,地域の憩いの場となっていました.また,ボートの運営が盛んで,人々が川に直接アクセスできる機会が多そうでした.ボートに乗って,運河から花畑と桜を見たら,絶景でしょうね.