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世界準備監視委員会: 第77回WHO総会での声明 (政府間交渉機関: INBを支持)

以下の文章は、個人的な試訳です!

2024年6月4日付↓
世界準備監視(モニタリング)委員会(GPMB)
は、第77回WHO総会におけるパンデミック協定と国際保健規則(IHR)に関する最新の進展に勇気づけられる共に、この重要な成果を達成した交渉担当者の意欲と献身を称えたい。

IHR改正パッケージに関する合意は、パンデミック協定の文書を今後1年間で最終化するという決定と共に、より安全な世界と人間の安全保障の向上に向けた非常に重要な一歩である。
非常に多様なニーズとリスク特性(リスク プロファイル) を持つ194カ国のグループ間で、協調と協力という複雑な問題に対処する方法を見出すことは、前途を見据え、共通利益の為の多国間主義への信頼を新たにする上で、私たち全員を勇気づけるはずである。

GPMBは、2024年2月と3月に非公式な複数の出資者との会話(マルチステークホルダー ダイアログ)を開催、政府間交渉機関(INB)のプロセスを支援した。
特に、公平性を議論の中心に据える必要がある。これは道義的責任であるだけでなく、人間の安全保障と安定にとって不可欠なものである。

https://www.gpmb.org/news/news/item/04-06-2024-gpmb-statement-on-the-77th-world-health-assembly


5月23日付の声明
本日、GPMBは、「パンデミック対策における公平性:より安全な世界のために溝を埋める」の声明文を発表。

このビジョンは、パンデミックの予防・準備・対応(PPPR)における公平性を向上させる為のGPMBの優先事項を明確にしたもの、2024年5月27日〜6月2日開催される第77回世界保健総会(WHA77)に先駆けて発表された。

近年、世界はCOVID-19とMpox (サル痘)という国際的に懸念される2つの大きな公衆衛生上の緊急事態を経験し、コレラや鳥インフルエンザなど、流行やパンデミックの可能性を秘めた疾病の多発に取り組み続けている。

国内、および国家間の不公平は、こうした緊急事態に効果的に備え、対応する世界の能力を常に損なってきた。
人々や地域社会、そして国々は、疾病の発生から自らを守る為の資源を失ったまま放置され、その結果、疾病は急速拡大し、パンデミックに対する回復力を構築する為に必要な資源や社会的条件はさらに枯渇している。

パンデミックの予防・準備・対応( PPPR ) における衡平性の改善は、2023 年国連 PPPR ハイレベル会合、IHR(2005年)改正、WHA77 に先立ち緊急交渉が進められているパンデミック協定に向けた交渉など、PPPRに関する最近のグローバル ガバナンス改革にとって極めて重要な課題である。

理事会の声明は、パンデミックへの備え、予防、対応における公平性を高める為、政策立案者が優先すべき6つの項目を示している。

これは、COVID-19以降、パンデミックへの備えを監視(モニタリング)して来た 世界準備監視委員会 ( GPMB ) の経験と、GPMB監視体制の分析に基づくものである。

https://www.gpmb.org/news/news/item/23-05-2024-launch-of-gpmb-vision-statement-equity-in-pandemic-preparedness---bridging-divides-for-a-safer-world


- INFO SOURCE -
世界準備監視委員会 ホームページ
Global Preparedness Monitoring Board
https://www.gpmb.org/home