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いつも長所だと思っている個性も、その人といると短所だと思えてしまう問題とか。

彼女と旅行中だが眠れなくなってしまい書いている。

恋人との育ち・文化や人間としての偏りの差に悩んでいる。

僕はADHDで恋人はしっかりした性格の人で自分の欠陥がめちゃくちゃ目につく。

普段ならそういうのも別に気にしない(人と違うのをプラスにとらえる)が、恋人のことは心から好きで尊敬しているからか、彼女が「あなたって〜だよね」というと真に受け止めて、自信をなくしてしまう。

これはいわゆる「欠陥」ではなく、「偏り」の問題で、社会的に不適合であることが人間の優劣ではないし、彼女もそれをわかっていて「別に否定してるとかではない」といってくれる。

だがなぜか彼女の僕に対する描写で、自分は自分の個性を短所だと思ってしまう。

これが苦しい。

思い当たる理由

・前述したように彼女は特別で他の人間とは違うと考えているため言葉ひとつひとつを真に受けてしまう

・彼女は欠陥ではなく偏りととらえていても、言葉として発される「あなたって〜だよね」は社会的には否定のニュアンスが強く使われていることが多い。そのため本人に否定している感覚はなくても、自分の過去の経験から否定だと錯覚してしまう。

・彼女の恋愛スタイルが厳しめである。(めちゃくちゃ端折っていうとサバサバしていてひとつひとつの言葉をきつく感じてしまう

・自分が彼女との間の関係で自信を持てていない。

書いていて最後の彼女との関係で自信を持てていない、というのが有力な気がしてきた。

簡単にいうと彼女にめちゃくちゃ気がつかえているわけではない(気を遣おうと思っても空回りする)、文化や育ちでも格差があって劣等感を感じてしまう(彼女のいう“普通”の水準が高い)、セックスで満足させてるわけでもない(そんなにそういうのが好きな人ではないのもあるけど)。

けっこう自分の認識のなかでは苦しいことが明白だ。なんで付き合ってくれているのか謎なくらい。

でも結婚を前提にしている

ここまで書いたようにめちゃくちゃうまくいっていない。

でもなぜか半同棲的に賃貸を借りて親に挨拶したり、貯金の話もしたり、結婚についてお互い考えていることになっている。

ひとついうなら、経済的な部分・あるいはそれを達成する生命力的な部分で自分は不安を感じさせていなく(ヒアリング済)、そこは彼女の条件に当てはまっているのだろう。

だがここで出て来るのが育ちや前提条件の問題だ。彼女のいう普通の生活はレベルが高い。一軒家で子供が3人いてそれぞれが高校から私立かつ、大学院にもいってペットもいて、みたいなのが“普通”ということがだんだんわかってきた。

根本の問題としてはそれが実現できないのではなく、自分の生き方じゃないところ

いわゆる野原ひろしより少し上レベルの生活を実現できないかというと、それでいうとまあできないことはない。会社を経営していることもあり、今の収入も一般よりはあるほうだ。

だがマインドが違う。

家をローンで買って固定費をあげ、教育に投資する。まあある程度はやるだろうけど、あくまでも人生をかけて取り組んでいる仕事が前提だ。

僕は仕事にミッションを持って取り組んでいる。月収100あればいいとかじゃない。ミッション達成のためには月収を0にしてでも、やる場合があるということだ。27のいま、安定しなければならない固定費を増やすことは正直言って仕事の足かせになる。

書きながらだんだんわかってきた

おそらく会社のビジョンや、自分の仕事観的なカミングアウトをどこかでするべきだということ。

彼女は僕の仕事が好きなところが好きとはいっていた。だが起業家やベンチャー的な考え方を理解しているわけではないし、ただの仕事がんばってるから尊敬している、くらいのレベルだろう。

根本的に社員として仕事をがんばっているか、起業家として仕事をがんばっているかは、負っているリスクや投資の仕方、リターンが違うことを話さなければならない。

話す勇気

正直、これをカミングアウトすることは、強いて言うなら自分が提供できるように思わせてしまっていた「安定」を欠くことになる。

第三者だったら「これで別れる女はその程度」と120%いうだろう。実際そうだと思う。合わない。

でも好きだから、これを話すのには勇気がいる。誠実さの観点だと早めに言った方がいいに決まっているのに。

「これは製品が顧客にフィットしてない状態なのでは?」

結局これに尽きる。

前半で自分が価値を提供できていないことについてネガったが、半年近く継続している以上、なんらかの価値は与えていると考えるのが妥当だと思う。

でも、自信が持てないというのは今の所お互いを不幸にしかねないし、離れた方がよさそうだ。

まあ解決策はいろいろ考えてやってみるけど。

期間を区切って、そこまではベストを尽くすことだな。がんばろう。

自分が彼女にフィットしかつ自分も満足できる人間になること

あ、方法は「彼女にカミングアウトして理解してもらうこと」だけじゃなかった。「会社としてミッションを達成して、自分の給与もめちゃくちゃあげる、理念と経済性の両立をすること」ですね。むしろこっちやん。

始まりは謎だったけど、自分の経営者としての未熟さだけが表出した記事になった。

まあでもすぐ伸びることはないのでカミングアウトは必要か。

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