下がった株を売って、上がり始めたら買う練習をする

ナンピンできる投資スタイルと、できない投資スタイルがある

コインの裏か表かを賭けるギャンブルがある。

バンクロール(バジェット)の0.01%を表に賭ける。負けたら0.02%を表に賭ける。負けたら0.04%を表に賭ける。

これが、ナンピンをしていい投資スタイル。

バンクロール(バジェット)の30%を表に賭ける。負けたら60%を表に賭ける。負けたら借金して120%を表に賭ける。

これが、ナンピンをしてはいけない投資スタイル。

1回のアクションでバンクロール(バジェット)の17%を投資する僕の方法は、ナンピンしてはいけない投資スタイル。

買うタイミングを間違えたのであれば、しっかりと売って、損失を確定させて、再び「買うアクション」から戻らなければいけない。

17%投資した銘柄の値が下がり、33%まで買い増して、たまたま上手く儲かってしまったら、それこそ終わりだ。癖になって毎回やるようになってしまう。

「借金して120%を表に賭けたら勝って全てを取り戻せた」これを毎回続けたギャンブラーが生き残ることはない。

1億円のバンクロールで50銘柄を10万円づつ買っている投資スタイルなら、2回に1回失敗するタイミングを、ナンピン込みでの投資金額に柔軟にへんこうできるので、効果的になる。

選んだ銘柄の50%しか(タイミングが)正しくなくても、まだ途方もない成功をつかむことができる。

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年末年始に読んでガツーンとやられました。「QoQで利益が伸びてる会社買えとか、そういう話でしょ」とかナメてはいけませんね。投資家なら必ず出会う苦しい場面について、それが何なのか誰にでもわかる言葉で説明してくれています。

打率は5割でいい。しっかりとトレード記録に損失を半分ぐらい作っていくこと。これに慣れてゆく。

アルヒで実践

アルヒが自分のイメージと違って、ダダ下がりになったので、頭で考える前に、まず売ってみました。

売り 600株 @1813→@1700 [21/01/12]
概算利益 :-67,800
概算利回り:-81%(約1ヶ月)

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迷ったら一度手仕舞って考え直す。

アルヒの適正株価算出をやり直し、特に考えに変更はないことを再確認しました。しかし、Evy式投資法での買いルール

明らかにチャートが下落基調であれば、アタックリストに入れて保留

に該当するため、即時、また買うことはせずウォッチという投資判断になりました。

(Ver2.1では「割安率10%まで保留。」としていますね。これは修正すべき)

12月時点でアルヒの買いタイミングは、ベストではなかったと反省していますが、嬉しくない的中でした。

直近、大口の売買が拮抗していると見ていて、上に行くか下に行くか不明瞭。ただし、12/30に「出来高を伴わない上げ」があって、最終的には微増で終わった。感覚としては下げ基調の典型的状況か。海外勢が休みに入ったゆえの個別のチャチな買いでの上げがチラ見えした、に見える。年明けは、売圧復活と共にダウントレンド復活ともよめる。テクニカルを勉強中、来月に答え合わせ。

ただし、アルヒ自体はまだ魅力を感じていますので、上昇基調と読み取ったら、また買います。

下がって売って、上がって買う

実際やるとなると、本当に辛くて苦しいですね。でも、自分は未熟で下手なので、練習してみます。

エコスで実践

売り 500株 @2190→@2040 [21/01/14]
概算利益 :-75,000
概算利回り:-417%(6日)

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迷ったら一度手仕舞って考え直す。

エコスは、投資開始時のトレードプランで「短期でテキトーな買い」と決めていましたので、アルヒと違って投資判断は売ったままです。

また「エコスに投資したい」と思えるタイミングと環境がくるまで、無理して買う必要はない。こういうのもあるでしょう。

決算直前に、テキトーに買ったのは大いなる反省ですが。

今年1年間は練習

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バンクロール600-700万円の僕には、上記2回の例で見ると、ざっくり1%の損失を出している。こういう損失を繰り返しながら、2回に1回は3%(18万)ぐらい利益を出すイメージか。うわー、大変だなコレ。

まぁ、ミネルヴィニはガチガチのグロース株屋なので、自分は「勝率は高め、期間は長め、リスクリワードはやや弱め」をイメージしてみます。

ミネルヴィニぃ!

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