2024年9月 株式投資 結果
■年初来 +9% +¥1,293,700
■前月比 +1% +¥152,300
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自分の投資ノウハウは、全て、以下の記事に書いてあります。
時々、100株コレクションの状況も記録しておきます。後で自分の役に立つかもしれない。
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損している銘柄を切って、利益が出ている銘柄を残す。
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■近況
石破ショックに関する記事は既に沢山あるので、自分独自の着眼点を。
まず、周りが騒ぐほど、石破さん当人は、金融所得課税も、利上げも、法人税増税も、強い思い入れがないと思います。
なので、「石破体制になったからには、株価は~~」という議論自体が、数ヶ月も続くイメージがないです。米大統領選始まったら、全話題が大統領選ありきになりそう。
岸田政権誕生時も同様でした。「新しい資本主義」って今投資判断の根拠にしている人、いますか?
むしろ危険なのは、「石破ショックをきっかけ(言い訳)にして始まる、石破さんには何も関係のないダウントレンドが始まること」です。時に株式市場は、「実態として大した話ではないのだが、それがトリガーとなって始まる転換」があります。第一次世界大戦のきっかけも、似たようなものですね。
長く続きすぎたアベノミクス相場、米国株高、米国での逆イールド解消、大統領選前。
これらを抱えてきた投資家にとっては、一度ポジションを整理するのに絶好のタイミングで、「石破ショック」が発生したのです。
「まぁ、そろそろ日本株も一度整理するか」となってしまう。
ダンスフロアで酔って踊りまくっていたのが、トイレに行った拍子になんだか覚めてしまって、「終電近いし、帰るか」となってしまう。
そんな感じです。
これのやっかいなのは、「石破ショックは行き過ぎ」「焦って売った人が発生させた株安だ」と判断して、ダウントレンドに買い向かってしまうことです。
あなたのその意見は正しいが、マーケットは下げる。そして、押し問答を半年しているうちに本当にダウントレンドになる根拠が後から出てくる(大統領選結果をきっかけにした大暴落など)。
後から、「なぜ俺はあんなにむきになって買い向かっていたんだろう」
と後悔する。
こんな展開に、一番気を付けたいですね。
私は、こういった悩みへの特効薬として
「フルポジにしておく。追い風気味の銘柄に寄せる」という動きをとってます。相場の先行きを予想しないで、フルベッドなので、悩む必要がありません。
■トレード記録
トレード回数4。コレクション株の整理が2件。実質ほぼトレードなし。
トレードをしないとパフォーマンスは悪いのか?
全くそんなことはない。9月は月末のショック安直前まで、YHとれていた。
「トレードをすると良い結果をもたらす」なんて幻想だ。単にじっと握っているほうが、よほど良い、よほど難しい。
■6566 要興業 売り
ごみ収集、産廃ビジネス。
東京23区に代替不可能な処理場持ち(強い堀)。
「人が嫌がる仕事を代わりにする」最強ビジネスの一つ。
何をしているか、なぜ企業から選ばれるか、自分で理解できている銘柄。
…と、ビジネス評価は高いのだが、どんどんと自分の中で評価が下がってしまった。
大栄環境、ミダック、と同業他社をよく知るほど、要興業以外にも素晴らしい企業があることを知ってしまった。
風のうわさで、上場目的が自己満足的なもので、上場企業としての考えや株主還元意識が何もない会社だとわかってきた。
配当も平気で減配する。本心では、減配できて喜んでるイメージ。資源相場に影響されるシクリカル要素が強い銘柄として、これでは長期で持つ意味がない。上がったら売ってしまうメンテナンスが必要。
自分の評価が下がる中で、株価だけは上がったので、別れ時と判断。
ビジネスは大好きなのだが、株主志向がない。ずっと持っているほどイライラするだろうな。と判断。
いわゆる、結婚しても自分を大切にしないことが分かっている相手。だったら、結婚しないほうがいい。子育て始まったら幻滅しそう。
■4767 TOW 一度売って、ゼロベースで再評価し、買いなおし
全資産の25%突っ込んでいるTOW。
コロナ明け追い風、eスポーツ追い風、受注残過去最高レベル。PER9、配当利回り4.5%超え。配当志向あり。
申し分ない評価なのだが、株価は一方的にダウントレンド。
313円で、さすがに反転だろうと見守ったら、自分の見立て通り反転。
313円からの反転上昇を確認して、9/25の327円まで上昇。
損が大きいので、ゼロベースで再考。
「今みても、やはり買う」と判断。
327円で損切りし、327円で買いなおした。
■6455 モリタHD 利確
消防車トップ。石破ショックの中、急上昇。
かつての主力株の100株残り。
この銘柄は、、、
成長余地がなく、社長が会社紹介でその話を中心に据えるほど。
利益安定配当株としての評価をすべき銘柄。自覚はしていてDOE宣言をしており、配当に納得がいっているなら、ビジネス的には「成長はないけど消滅もない」ので安泰。
ということで、キャピタル期待はゼロで、配当株として持っていたが配当利回りが2.3%を下回り、ひいき目にみても持っている理由がなくなってしまった。
今日たまたま7%も上がったので、時間効率が良いところで売った。
もし、しっかり長期成長期待があれば、ホールド判断だった。
長期ホールドして大化けする銘柄は、「還元志向」と「成長期待」と「期待の根拠となる大河(社会)の流れ」が全部必要。これがあると「まぁ持ってりゃいいか」とみんなが判断する、その判断自体が長期アップトレンドを生む。
■保有株の評価
■4767 TOW
■3763 プロシップ
とくになし。
■8919 カチタス
この1か月強いですね。「地方のボロ戸建て再販」なんて、今いい話なんもないはずなのに。です。
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底打ちは、買い手が戻ったからではなく、売りが止まるからだ。この洞察は極めて重大である。
そしてここにきて、地方創生の話題が出てくる。カチタス、なんかもってますね。
■194A ウルブズハンド
IPO直後の銘柄を初めて主力にしての感想。
偏見かもしれないが、証券会社の営業マンにそそのかされて大金を出してしまってる投資家が売買している印象。値下がり方、値上がり方に、焦りや不安が色濃く出る。「あんたに関係ないから!」っていうイベントにもしっかり反応する。大型株でもないのにマーケットと連動する。
もちろんそれをうまく使えば儲かるのだろうが、触っててあまり楽しい感じがない。それがIPO直後の株。今後極力避けたいな、という感想しかない。
■7094 NexTone
とくになし。