通販マーケティングに欠かせない技術とは?!
通販マーケティングの中で新規顧客の獲得に必要なツールとして、ランディングページの欠かせない技術は、新PASONAの法則です。
新PASONA(PASONA)の法則は、神田昌典氏が提唱されました。
日本にマーケティングが入ってきた歴史を紐解くと、3人の素晴らしい先生たちが君臨しています。
3C分析の概念を浸透させた、マッキンゼーの大前研一氏、ファネル化のビジネスモデルを説いた、船井総研の創設者の船井幸雄氏DRMを日本に広めた神田昌典氏です。
今回は、新PASONAの法則についてフォーカスしてお話をしたいと思います。旧のPASONAとの違いは、「A」の部分です。
「A」は、Agitation(あぶりたて)の部分が旧のPASONAの法則です。
情報商材が数十年前に流行した時にコピーとして、恐怖や不安を煽ると解釈されてしまい、誤解を生んでしまいました。
そこで、提案者である神田昌典氏が、2016年に著書『稼ぐ言葉の法則―「新PASONAの法則」と売れる公式41』のなかで新PASONAの法則を発表されました。
その新PASONAの法則は6つのパーツで構成されています。
P:Problem(問題)
A:Affinity(親近感)
S:Solution(解決策)
O:Offer(提案)
N:Narrow down(絞込み)
A:Action(行動)
Affinity(読者の理解者であることを訴求する)PASONAの法則の2番目にある「Agitation」(あぶりたて)が「Affinity」(親近感)という表現に書籍の中では変更になっています。
読者が抱えている問題の悩みや痛みを自分は既に経験していたので、読者(見込み客)の置かれている状況はとても理解できます。
という考え方がベースになっています。
同じような問題の悩みや痛みを持つ人を解決しにきたのでお客様になるだろう側の辛いキモチが理解できる、ということを伝えることが今の時代背景なんです。
更に、Offer(提案をする)が明確にわかれています。
旧PASONAの法則の3番目にある「Solution」(解決策)の箇所は、
・Solution(解決策)
・Offer(提案)
に分かれました。
基本的には、新PASONAの法則では、見込み客が抱えている問題の悩みや問題の描写から入ります。
その悩みや問題の解決ではなく、希望を叶えるような商品やサービスであっても、同様です。
大切なことは、
・顧客が悩みや問題を具体的に描写できているかどうか?
・納得できるロジカルな解決策を示しているかどうか?
・魅力的に商品をオファーの提案ができているかどうか?
などをチェツクしてください。
この新PASONAができたうえで、全体設計図を構築するようにしてください。その全体設計図を構築する際には、株式会社電通が提唱している、DECAXの法則を使うのがよいでしょう!
DECAX(デキャックス)の法則は、通販マーケティングより、むしろ、デジタルなどのコンテンツ マーケティングに向いています。
今の時代背景では、モノだけではなく、共感・共創までを考える必要があるSNSが急速に発達してきたのでDECAXの法則は更に重要になっています。
そのDECAXの法則とは、
・D…Discovery:発見
・E…Engage:関係作り
・C…Check:確認
・A…Action:行動
・X…eXperience:体験と共有
です。
今までの法則と違うところは、企業側からユーザーにアプローチして「認知」させるのではなく、ユーザー側から「発見」をさせることです。
また、発見するものは企業の商品やサービスそのものではなく、ユーザーにとって有益なベネフィットの情報になります。
ユーザーは企業から発信される情報を取り入れ、情報のコンテンツ情報を精査するフィルタリングを実施した上で少しずつ関係性を築いていきます。
その結果、その企業が提供している商品やサービスの購入にいたり、さらに自分の体験を使って事前期待を超えたレベルに達した時にシェアするのです。