デジタル×アナログマーケティングで価値を高めるとは!
デジタル×アナログのマーケティングについて本日板橋区の企業活性化プロジェクトの中でお話しをする機会がありました。
デジタル全盛のいまだから知るべきマーケティング戦略とはデジタルマーケティングの出現は、オフラインでリーチすることができない顧客に接触することを可能にしました。
その結果、マーケティングの幅を大きく広げました。
また、データを活用したターゲティングは、ユーザーのペルソナに合わせたプロモーションを効率的に行うことを実現したのも事実です。
しかしデジタルマーケティングだけでは利益の限界が見えてきたのも現実です。残念ながら、デジタルマーケティングは万能ではありません。
マーケティングオートメーションの活用やクリエイティブ改善も重要な要素ですが、そうした取り組みよりも効果的なのが、デジタルマーケティングとアナログマーケティングの組み合わせが重要なんです。
デジタルとアナログの組み合わせは、フィリップ・コトラー(Philip Kotler)さんご自身の著書の中で『マーケティング4.0』において、自己実現には、ネットやアナログは分離するのではなく共存し融合する世界になると言われています。
理想の顧客体験を実現するためには、デジタルとアナログの組み合わせが重要ということになります。
デジタルとアナログの組合せが、高い効果を発揮するのは、そもそも、お客様がデジタルとアナログをまたがって行動しているからにほかなりません。
顧客が購買に至るまでのプロセスは、大きく分けて4つの分類されます。
・認知
・興味・関心
・比較・検討
・オファー
の4つになります。
顧客の行動に寄り添い、デジタルとアナログチャネルを横断的に活用することで、適切なタイミングで顧客に接触することが大切なのです。
その理由は、
1.メールだけでは伝わらな
2.購買体験に大きな差をつけられない
ということがあります。
メールは、デジタルマーケティングにおいてLTVを担う非常に重要なチャネルです。
しかし、単にシナリオのメールだけ送っていても、商品や会社の価値提供ができません。
顧客に提供できる購買体験に関しても、デジタルではできることに限界があります。その限界突破は、体験価値が必要になります。
では、デジタルとアナログの両者を組み合わせるためには、どのようなことを実施すればいいのでしょうか?
ここでは、具体的な3つのステップをご紹介します。
・1ゴール・KPIの設定
・2ターゲティング
・3ターゲット単位のシナリオ設計
デジタルとアナログを組み合わせるからといって、何か奇策を講じる必要はありません。
大切なことは、ターゲットごとのシナリオ設計においては、接触時間と頻度が重要になるのです。
適切なタイミングを活用することはとてもポイントです。
デジタルに偏り過ぎている場合、接触時間が取れないため、購買フェーズを変えることは困難になります。