
「顧客への提供価値」をデザインする方法とは?
プロダクト5層→ハニカム構造→
の後に、ビジネスモデルキャンバスを作成すると整理ができます。
ビジネスモデルキャンバスとは、
9つの枠を用いて事業計画を整理するフレームワークです。
このフレームワークの特徴は、
ビジネスモデルを9つの要素で構成している
要素間の関係図の課題が分かる
ということを目的にしています。
もっというと自社はどこが強くて
どこが苦手なのかを把握するのにとても重要です。
新規事業アイデアの検討時は、
自分のアイデアが良くできると思っても、
ビジネスの立ち上げまでこぎつけない場合は
まさにこの全体像を把握できていないケースが多いものです。
A)
顧客セグメント(CS:Customer Segments)
:ターゲットとする特定の顧客グループ
チャネル(CH:Channels)
:どのように顧客に価値を届けるか、販売経路
顧客との関係(CR:Customer Relationships)
:顧客に対してどのような関係を結ぶか
収益の流れ(R$:Revenue Streams)
:生み出す売上の流れ
↓
このA群の4つがマーケティングのパートです。
B)
経営資源(KR:Key Resources)
:事業に必要な資産
主要活動(KA:Key Activities)
:企業がメインで行う活動
パートナー(KP:Key Partnerships)
:サプライヤーと事業パートナー
コスト構造(C$:Cost Structure)
:事業を運営するためのコスト構造
↓
このB群の4つが自社リソースの資源のパートです。
AとBを接続しているのがVPの価値提供になります。
ビジネスの価値は、顧客の抱えている問題を解決し
ニーズを満たすもので製品やサービスを通じて提供されるものです。
VPの製品やサービスは、この2つでないといけません。
1顧客に利得をもたらすものGain Creators
(顧客が嬉しいことを増やす)
2顧客の悩みや障害を取り除くものPain Relievers
(顧客が嫌なことを解消する)
ここをしっかりマッチングさせることがコンテンツやサービスになります。
ヒリアリングすることで確認しなければいけないことは、
・顧客が解決したい課題 Customer Jobs
(実現したいこと、解決したい課題)
・顧客が望むメリットGain
(あったら嬉しいこと)
・顧客の悩み・障害 Pain
(あると嫌なこと)
の3つになります。
人数は、5名ぐらいで座談会やヒリアリングすることが重要です。
実際の事例とは、
40代女性向けの製品を作って実際のABテストをした結果、
検証結果はCVがゼロだったクライアント様がいました。
しかしながら、自社の顧客の60代の女性には
刺さって予約が入ったそうです。
このように、3Mと言われるメッセージ・メディア・マーケット
の3つがハマらないと反応が出ません
いいなと思ったら応援しよう!
