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小さな会社 ネット通販億超えのルールとは


UVPストーリーの構成要素について共有します。私が、以前の記事でも記載しましたがネット通販は、下位概念から
・原理原則
・戦略
・戦術
と大きく3階層に分けられるということを10億通販塾のセミナーの中で解説してきました。

今回は原理原則の部分のステップUVPストーリーについて解説していこうと思います。まず初めに、UVPは5つの要素で構成されるということを覚えておきましょう。

その要素とは
①「誰が言うのか?」
②「何を言うのか?」
③「ストーリー」
④「ギフト」
⑤「世界観」
の5要素です。

1)誰が言うのか?
UVPのベースにあるのは「誰が言うのか?」は、経営者である社長自身が、どんなビジョンやどんな考え方や思考を持った人物であるのかと言う部分です。

大きい企業の場合は社長というよりも会社としてどう考えているかが重要になります。

しかしながら、小さい会社の場合には、ほぼ社長=会社と考えます。

2)何を言うのか?
次の段階の「何を言うのか?」は、その社長(会社)が、お客様に対して商品やサービスを通じて提案する価値提供そのものです。

お客様のどんなニーズやウォンツに対して、どんな解決策や未来を提示するのかを示したものです。

3)ストーリー
「誰が言うのか?」「何を言うのか?」を、ストーリー形式に落とし込んだものです。ストーリーには共感や感動を生む強い力があるので、UVPには欠かせない要素です。

4)ギフト
社長や会社が今後、お客様にどんな価値を提供していくのかをシンボル的に表したものです。所謂、ロゴマークに近い立ち位置です!

・誰が言うのか?
・何を言うのか?
の2つがまず基本にあって、それを表現する要素として「ストーリー」と「ギフト」があると考えられます。


これらの4階層全てを貫くもの、あるいは取り巻くものとして「世界観」があり、これによって、UVPを構成する全ての要素・メッセージに統一感を与えます。この概念をブランドと呼んでいます。

5)世界観
社長自身のバックグラウンドやライフスタイル、社長の心理学的な形などの要素から自ずと構成される、一定の価値観と言い換えることもできます。

これらの5つの要素を全て埋めてあげることで、競争力があり、自社の特性にも合致した唯一無二のUVPを自然につくれると言うわけです。

このUVPが確立できたら商品のコンセプトづくりにもその価値観や世界観を投影・反映させていきます。

UVPに合わせて商品コンセプトを作り、ネット通販で言うドライテストを通してメディアレーション(MR)や「売れる通販指数2000」などのマーケティングテストを実践し、問題がなければ正式に商品化する段取りになります。

それらの商品で集客を担当するフロントエンド商品とリピート客向けに提供してより大きな利益を産んでくれるバックエンド商品のファネル化戦略によりビジネスを構築していきましょう。

今回の内容を参考にあなたの会社のUVPを作成してみましょう

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通販プロデューサー&通販コンサルタント通販コンサル  西村公児
インターネットを活用して自分の商品・サービスを売りたい! でもなかなか売れずにモヤモヤしている問題を解決する アドバイスをしています。 https://www.youtube.com/channel/UCxrQWY0HlXqFcOfe02_uztg/videos