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あなたの「おっ=Wow!」を作り出すということがマーケティング4.0だ!
フィリップ・コトラー氏がマーケティング4.0を
提唱されてから色んなセミナーで2.0・3.0・4.0
などが使われるようになりました。
でも一体、どういうことなのか?
専門セミナーでもマーケティング4.0~新時代のマーケティングとは~
が開催されています。
私の考えでは、「究極の目標」は、顧客を推奨者にすることになります。
マーケティング4.0の概念についてその歴史的背景を踏まえて共有したいと思います。
大手企業だけではなく、小さな企業がこれからのマーケティングで目指すべき大きな方向性を見いだして欲しいと思います。
もともとは、フィリップ・コトラー先生は、2016年に著書『Marketing 4.0: Moving from Traditional to Digital』日本語訳としては、『コトラーのマーケティング4.0 スマートフォン時代の究極法則』2017年8月21日に日本に広まってきました。
マーケティング1.0は、プロダクトアウトで作ったものをどうやって売るか?
この1.0から、消費者志向の高まりで、売れるもの、必要とされるものをどうやって作るかが重視されるようになったのがマーケティング2.0でした。
日本では、マーケットインと呼ばれている概念です。マーケティング2.0では、他社よりも良いものは何か?
顧客に欲しがられるものを作ろうという差別化戦略が主流になってきました。
コトラー氏の定義では、顧客とは単に目の前の顧客=消費者だけではなくマインドとハートと精神を持つ全人的存在だと定義されています。
ここは、難しい定義です。マーケティング3.0では、この全人的存在である顧客に対してアプローチしなければならないと説いています。
私的に簡単に言うと、ソーシャル・メディア時代の価値提供というコンセプトです。
価値主導がマーケティング3.0になります。消費者志向に変わりはないが、機能的価値だけではなく、情緒的価値提供は何か?
この感情的な精神の充足をも目指す人間中心のマーケティングです。
あり方マーケティングとも言えます。
つまり、顧客を超えて社会の期待には応えられないといけないのがマーケティング3.0です。
とはいえ、具体的に何をすれば良いのか?
という議題が残ります。
マーケティング4.0で大切になるのは顧客の自己実現を支援するような商品やサービスを開発することになります。
良く一般的に言われるのは、強調されているのが伝統からデジタルへという考え方になります。
想像していた以上にデジタルは、マーケティングの中で無視できない存在になってきました。
デジタルマーケティングとも言われる所以です。
ソーシャルメディア(SNS)には自己実現するために発信している人々がたくさんいます。
このSNSで求められるのは驚きや感動の体験というエクスペリエンスなんですね!
「おっ=Wow!」を作り出すということが大切なポイントですね!単に良い商品や良いサービスだけでなく
おっ=wow!
驚きの体験、感動を与える何かを作り出し、提案するために、事前期待を超える事後評価を上げることが重要です。
例えば、
シェアリングエコノミー
クラウドファンディングプラットフォーム
などのサービスも、ユーザーと企業が新しい価値を共創していく手段となっています。
トヨタのCMもクルマ業界の枠を超えていますよねw!
マーケティング3.0から4.0への変化のポイントはデジタル化です。
この流れは今後さらにAIによって広がる可能性が高いです。
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