売れなくなったら、いち早く顧客の声を再度、拾える環境にすること!
ゼロイチの会社以外は、沢山商品やサービスがあって
削るにしても既にお客様がいたりしてなかなか
思い切った作戦が取れない場合があります。
そんな場合に良く使う統合ですが、
ヒントになるやり方が、ゼロイチのバイブルろ
しても有名なリーンスタートアップを参考に
することができます。
そもそも、リーンとは日本語では筋肉質、痩せたという意味です。
トヨタの生産方式をもとに提唱されたのが
Lean Production Systemです。
リーンスタートアップとは、
既成の思い込みにとらわれず、
製品やサービスを開発してしまう際に
発生する「ムダ」を省くための
マネジメント手法のことです
つまり、マネジメント手法になります。
よって手順もあり、
1)構築
2)計測
3)学習
4)再構築
1)構築ですが、
アイデアといった仮説をもとに
新しい製品・サービスの企画を作成します。
ポイントは、「実現したい未来を達成する上で、
一番、ハードルになっていることは何ですか?」
という問いになります。
一般的には、顧客のニーズに合わせて、
どのような製品やサービスが望ましいのか?
という仮説を立て、新規ビジネスのアイデアを練る
のですが、ボトルネックになっているハードルを
浮かび上がらす質問をしないと答えはありません。
例えば、
ボトルネックを明確にしていないと
・面倒だ!
・嫌だ!
・なんかお金がかかる
・ピントこない
という答えになってしまいます。
アイデアを思いついたら
完璧でなくてもいいから
SNSで呟いて発信することになります。
この段階をMVP(Minimum Viable Product)
の前振りになります。
その結果、実用最小限の製品やサービスを開発し
顧客に試してもらうことがドライテストになります。
2)計測は、
構築に基づいて作成された製品やサービスの試作品は、
どのような反応となったのかを確認します。
この反応を見るときには、アンケートに書いてもらって
ください。
奨励しているアンケートの質問ですが、
1.この●●に参加する前、どんなことに悩んでおられましたか?
2.この●●を知って、すぐに●●を決められましたか?
すぐに決められなかった場合、それはなぜですか?
3. お申込の決め手は何でしたか?
4.●●に参加されて、よかった点をお聞かせください。
5. もっと知りたいと思ったことはなんですか?
6. あなたが、決めた今日からできるスモールステップを教えてください。
.
を勉強会などの役務提供にも使用が可能になります。
3)学習
計測の結果をもとに、MVPを改善していくことを
学習=Learnと呼んでいます。
一般顧客により受け入れてもらえる形
として組み直していくイメージです。
チューニングをして少しでも消費者側にたって
問題解決をします。
思うような結果が出ない場合は
即座に製品やサービスの改良に取り組み、
軌道修正して、事業内容を一新します。
ここがゼロイチでなくても応用が
きくポイントです。
仮に計測が失敗しても、学習を積むことで
経験を次に活用できます。
特に時流や切り口のフックによって
既存の商品やサービスが劣化しているケース
があるので、見せ方(見え方)を
テストしてチューニングをしてみてください。
それこそが事業の成功率を
向上させる秘訣だといえるでしょう。
これ以上続けても成功しないと判断が
下された場合、早期に撤退や終了が可能だと思います。
4)再構築
どうしてもうまくいかない場合は、
できるだけ早い段階でコンセプトの構築からやり直します。
この方向転換はバスケットボールの
用語になぞらえてピボットと呼んでいます。
顧客にとって何が最上の価値なのかを
市場の反応を確認することが重要です。
「構築→計測→学習」
のサイクルを繰り返してください。