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100記事目指してなるたけ毎日更新!その86、語句の意味が変化していくプロセスに関して考える
Ignition.挨拶
皆さんいかがお過ごしでしょうか?
ググレカスというスラングの意味が変わりつつある事を知った今日このごろ。
どうも僕です。
本記事は私、Evolution LoopのMμLT1(まるち)が100記事完走を目指してゆるーく書いている記念すべき86記事目になります。
ネットスラングも時代の変化で意味を変えるんですねぇ。
それでは今日も進化の為に書いていきます。
1st.ディープな場所で発生
皆様はググレカスという言葉を聞いたことがありますでしょうか?
意味としては「他人に聞く前に検索サイト・グーグル(Google)を使い、自分で調べろ、このカスが!」というネットスラングです。
発生源としては旧2ちゃんねるで生まれた言葉と聞き及んでいますが真偽は不明です。
ググレカスなどもそうですが、クローズドな場所では独自のワードが生まれる事が多いように感じます。
2ちゃんねるに関しては最大級の賞賛の言葉として使われていた「神」、書き込みをせずレスを読むだけの行為をいう「ROMる」などが有名ですね。
何気なく使用している語句でも源流をたどればクローズド気味な場所で生まれているのは中々面白いです。
2nd.ライトな人が使い始める
スラングと言うのは独特で癖になる言い回しと、圧縮言語的な「長い文章を一言に集約できる」利便性がついついスラングを使ってしまう魔力を秘めている様に思えてなりません。
仲間内のディープな所から生まれたスラングはその利便性や癖になるポテンシャルが幸いしてなのか、そこまでディープな人ではないがそういったディープな事には少し興味がある人が真似して使い始める傾向があるのではと考えます。
これは、ガチorプロゲーマーの専門用語をライトな人が真似してコミュニケーションの語句を短くしようとする現象と少し似ている気がしますね。
3rd.一般の人へ伝播
ググレカスという語源が「他人に聞く前に検索サイト・グーグル(Google)を使い、自分で調べろ、このカスが!」という意味から「グーグルで検索をしましたが詳細な情報にカスリもしませんでした。なんとか教えてくれんか(うろ覚え)」という意味で使っている学生がいたと言うツイートに衝撃を受けました。
罵倒から事後報告+助けを求める語句に変化しているというのは中々面白いですね。
それに、今やギャルな方から一般的な人まで使う言葉で女子高生を意味する言語の「JK」と言う語句は、筆者が初めて耳にしたときは「常識的に考えてそうだろ」の略語でした。
ライトな人から一般の人に伝播した際にはスラングと言うものはより普遍的な意味合いに変わるのでしょか?
「ROMる」なんかは今現在でも書き込みをせず見るだけと言う意味ですし、「神」という言葉は「神対応」なんて自身にしてくれた好意に最大限の感謝を表す比較的使いやすい言葉になっています。
ライトな人から一般の人に伝播する流れは全くもって不明瞭ですが、一般の人に使いやすい意味に変化するというのは一つの考え方としてはありなのでは?と考えます。
fin.総括
では今回の総括として「スラングの変化はスラングを使う層によって少しづつ意味を変化させている面白い存在なのではないか」という感じです。