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【日記】ドラマを観ている

ひたちえぼ

ゲームもやるがドラマも観ている。最近はNHKの「スカーレット」、いわゆる朝ドラと、中国のファンタジー時代劇「海上牧雲記」、あとは「中国古典名作選（原題は「小戲骨」）」。後ろ２つは旦那さんの趣味で、朝ドラは歌の上手い小さいおじさんが出るというので頭から見ている。

全部面白いんだけど昨日から見出した「中国古典名作選」がめちゃくちゃ楽しかった。

色々な中国の古典や歴史上の出来事を全部子役が演じるっていうコンセプトのドラマで、本国では西遊記とかムーランなんかもやってた中から本邦でも知名度の高い「三国志」「水滸伝」「紅楼夢」「包青天」をより抜き放送している。予告の動画が相互のひと以外にもリーチしたので驚いた。たぶん可愛いし楽しい。

「三国志」は貂蝉、曹操、王允、董卓を中心に桃園三兄弟（3人とも10歳なので生まれ年が一緒なのだ）も出てきて2時間で董卓が死ぬまでをやった。旦那さん曰くだいふアレンジが入っているそうなんだけど、演出がここ最近の中国時代劇のそれで、洗練されてるし安全も配慮があり大変良かった。

で、この三国志の董卓（9歳）が可愛くてね……董卓くん、ちゃんと……？　ちゃんとスケベジジイみたいな顔を作ろうとするんだけどまだスケベとかよく分からない感じがすごく出てて可愛い。貂蝉ちゃん（12歳）も殺陣のシーンや踊りのシーンでとてもしなやかで驚いた。あと、曹操に家族皆殺しにされたおじいちゃんがロバ乗って帰ってくるシーンもあんまりの可愛さにのちの展開で「曹操ォーッ！　おまえーっ！」する。これが怒りか。演出が手を抜かないので子役がどんどん死ぬし飲酒（水）シーンもある。

勿論軍を率いた曹操が城砦を攻め落とすシーンでは軍（子どもたち）が突撃（かけっこ）する。甥っ子姪っ子の運動会を見守る人間の気持ちになるよ。

しよう。

ちなみに今日は水滸伝をやっていた。魯智深がキューピーさんみたいで愛らしいけどやってることは酒でしくじるオッサンなので見てて困ってしまう。水滸伝は監督と演出が90年代のドラマをリスペクトしているため、カットが変わると魯智深を押さえ込む坊主（子どもたち）が増減するなど大味で愉快です。チャンネル銀河でやってるからぜひ見てくれよな。