イベントは生き物です
イベント(本番)は生き物です。
始まってしまうと最後終わるまで止めることができません。
止めることができないからこそ、
その中でいろんなトラブルが発生する訳です。
そしてそのトラブルが発生しないために
準備をしたりリハーサルをしたり打ち合わせをしたりするわけです。
しかしイベントって人がたくさん介在する場なので、
不測の事態というのは必ず起こります。
そういう時にどのように対応すればいいのでしょうか。
ひとつは、台本にないことは起こってはいけないということで
とにかく台本に忠実にしっかり進行するということ。
そしてもうひとつは、流れに応じて台本を多少融通してもいいから
とにかく進行させていくということ。
この2つのパターンがあると思います。
今あげたこのふたつ、どちらが正しいということはありません。
台本にこだわることはとっても大事です。
でも、台本にこだわり過ぎると軌道修正しにくくなり、
観客や参加者にとって謎の空白の時間が生まれたりすることも
あるかもしれません。
進行を重視するのはめっちゃ大事です。
でも台本を無視して進めちゃうことで、全体的な時間管理がしにくくなり、時間超過なんてことも起こるかもしれません。
大切なのは、その場の空気をきちんと読んで、適切な対応ができるかどうかだと思います。もちろんそのイベントの内容やプロデューサー・ディレクターの考え方もあると思いますので、そんな事が起こってしまったときにはどのような対応をするのか、よく見ておいてもらったらと思います。
一度動き出したイベントはもう止められません。
止めなくていい方法、そのためには何をしたらいいのか、
どういう方針で動けばいいのか。
いろんなことを普段からぼんやりでいいので考えてみてください。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?