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いい慣れ・悪い慣れ

これまで約2年間の間に
かれこれ90本以上のライブ配信での
コンサートやセミナー等の
本番を経験してきました。

それなりに経験値を積んだので
いろんなノウハウが
蓄積されているのは事実です。

しかし一方で
ちょっと困った事象も出てきています。



それは何かというと「慣れ」です。


平瀬楽器の場合、
毎月のコンサートをレギュラーで
やってもらっていますので
出演者も毎月同じ人が
繰り返し出演されます。

そのコンサート支える我々も
毎回同じ、というわけで
どうしても慣れが生じてしまうのは
否めないところです。

時と場合によったら
リハーサルの時間が非常に短く
ちゃんと打ち合わせもできないままに
本番、なんてこともありました。


最初の頃は
それなりに緊張感をもって
臨めていたのですが、
これぐらいで大丈夫だろうと
簡単に見積もってしまうことも
ありました。

で、そういう時って
大なり小なりミスが
起こっちゃうんですよね。



たとえばホールのスタッフさんは
いつも同じことの繰り返しを
されています。

朝になれば音響・照明の
セッティングをし、
リハーサルそして本番。
終われば片付け。

次の日も音響・照明の
セッティングをしてリハーサル。
そして本番。終われば片付け。


しかしそんな中でも
毎回毎回ぴりっとした雰囲気の中で
仕事をされているように見えます。

それはやはり慣れが
大きな事故に繋がってしまう
ということをよく知ってるから
なんでしょうね。



慣れる事ってすごく大事です。
しかし慣れてしまい過ぎる
というのはちょっと問題です。


慣れているからこそ
きちんとやらなきゃいけない
というのを最近本当に痛感しています。

繰り返しの作業は慣れでいいですが
その本番は一回一回のナマモノだと
いうことをもう一度頭に叩き込んで
次の本番に臨みたいです。

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