『話すための英文法』を身につける3ステップ
こんにちは。お弁当を作ったのに家に忘れてきた横山です。
#わかりやすいポンコツ
さて、やりなおし英語JUKUでは、「話せる英文法」をテーマにレッスンを行っていますが、ただ単純に英文法を勉強するだけで突然話せるようになるわけではありません。
英文法を「話せる力」に紐づけることを意識して、何回も何回もトレーニングをしていく必要があります。(もちろん、単語やフレーズを覚えたり、それらを発音できるようにすることも必須です)
そして、英文法を「話せる力」に紐づけるには、以下の3つのステップを踏んでいくとスムーズです。
① 場面・状況を意識する
② 語順を意識する
③ 発信力を意識する
ここで、例題をひとつ。
【場面・状況を意識する】次の日本語を参考に、適切な語(句)を選びましょう。
うちの息子は本が大好きです。
Our son loves [ book / a book / books ].
[正解] books
[解説] 「いろいろな本が好き」と考えるのが自然ですので、複数形 books が適切です。単数形 a book は「1冊だけ好き」というようなニュアンスになり不自然。また、book は可算名詞(数えられる名詞)であるため、単数形または複数形で使わなければならず、何も付けない book はNGです。
Our son loves books.(うちの息子は本が大好きです)
【語順を意識する】次の日本語を参考に、文法的に正しく並べ替えましょう(※1つ不要なものがあります)。
うちの息子は本が大好きです。
[ loves / our son / a book / books ].
[正解] Our son loves books. (×)a book
[解説] 好きな本は「不特定多数」と考えるのが自然で、複数形 books を使います。また、「主語+動詞」の文型の意識も重要です。Our son books loves. としてしまうと、語順で働きを理解する英語では、主語 Our son の次の books は動詞であると判断されてしまいます。動詞 book は「予約する」という意味ですので、相手に正しく伝わらなくなってしまいます。
Our son books loves.(うちの息子は loves を予約する)→???
Our son loves books.(うちの息子は本が大好きです)
【発信力を意識する】次の日本語を口頭で英語に直しましょう。
うちの息子は本が大好きです。
[正解] Our son loves books.
いかがでしたでしょうか。
英語には語順(単語を並べる順番)のルールがあり、適当に並べていいわけではありません。
また、英語→日本語、日本語→英語の単純な直訳発想では乗り切ることができません。
そのため、英文法が表す話し手の「場面」「状況」「気持ち」に焦点を置いた「コア英文法」をインプットすることと、その知識をアウトプットする練習を「しつこく繰り返す」ことがポイントです。
文法を会話に紐づける練習としてオススメでーす。
今日は「『話すための英文法』を身につける3ステップ」というテーマでお話しました。
ではまた。
「やりなおし英語JUKUのコア英文法レッスン&発信トレーニング」では、話し手の「場面」「状況」「気持ち」に焦点を置いた「コア英文法」を「話せる力」に紐づける発信トレーニングを毎朝7:00に投稿しています。「中学英文法を会話につなげる練習を毎日の習慣にしたい!」という方にオススメです。
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