未来の表現【3日間完成 Day1】
おはようございます。横山です。神戸と大阪の隠れ家塾「やりなおし英語JUKU」で「話せる・使える英文法」のレッスンをしています。今日は「未来の表現」というテーマでの発信トレーニングです!
未来の表現
日本語は「毎日料理をします」「明日は料理をします」と、日常習慣でも未来でも同じように言うので、「未来の表現」というものは基本的にありませんが、英語にはハッキリと未来を表すカタチがあります。
今回は、主な未来の表現を3つ、ひとつずつチェックしていきましょう。
be going to が表す未来
「be going to +動詞の原形」が表現する未来は次の2つです。
① 前から決めていた予定・計画
② 現在の(目の前にある)状況・証拠からの予測
使い方は以下の通り。
① I'm going to visit Sendai this weekend.(今週末、仙台を訪れます)⇒予定・計画
② Oh, it’s already 10:00! I’m going to miss my meeting!(うわぁ、もう10時だ!会議に遅れちゃうよ!)⇒予測
②は、「今の時刻が10時だ」という目の前の状況から「会議に遅刻する」という先の展開が見えるときに使います。
現在進行形が表す未来
「現在形 vs 現在進行形」の回で、現在進行形は「一時的ニュアンス」を表すことを学習しました(※まだご覧になってない方は先にそちらをご覧ください)。
ここから、一時的な動作・状況の終点は「ちょっと先の未来」になるため、「直前の予定・計画」を表すこともできます。
be going to も「予定・計画」を表しますが、「手配済み・準備OK」の状態になっているのが、現在進行形の表す未来です。
be going to+動詞の原形:決めただけの予定
現在進行形:準備OKで、いつでも実行できるような予定
使い方は以下の通り。
I'm moving to Tokyo tomorrow.(明日東京に引っ越します)⇒荷造りまで全部終わって、いつでも引っ越しができるような状態
will が表す未来
be going to と現在進行形は予定を表しましたが、予定以外の話は全て will とおさえておけばOKです。
will+動詞の原形 = 「その場で判断したこと」「話し手の意志」「漠然とした未来の予測」「自然のなりゆき」などの予定以外
使い方は以下の通り。
I will never do this again.(2度とこれはしません)⇒話し手の意志
I'll get back to you as soon as possible.(こちらからすぐにお電話いたします)⇒その場で判断したこと
*I'll = I will の短縮形
日本語を話すときにこのような違いを意識することはありません。そのため「日本語→英語」の直訳発想では未来の表現を使いこなすことはできません。大切なのは、英語を使う「場面・状況」を意識することです。
そして、いったん理屈をおさえたら、あとはいろいろな英文に触れて場面別にトレーニングを積み重ねるのみです。
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このトレーニングは、1つのテーマを3日間連続の3ステップで完成させます。「しつこく繰り返す」ことがポイントですので、この3日間は同じ英文を角度を変えてトレーニングします。また、学習テーマにはあえて順番をつけず、どのタイミングでも学習を始められるようにしています(トレーニング内の英文は3日ごとに常に新しいものに更新され、過去のものとの重複はありません)。詳しくはコチラ。
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