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【#07 関係代名詞】June-15-2021

こんにちは!横山です。

このマガジンは、白衣を着て実験をするお仕事をされているアヤカさんが、「やりなおし英語JUKU」で英語学習を始め、英語の研究論文を読めるようになるまでの軌跡をたどる物語です。

アヤカさんの英語学習の進捗状況を、ほぼリアルタイムで記録していきます。


きょうの学習ポイント

きょうの学習ポイントは、「関係代名詞」です。

「白い机」や「四角い机」と言いたいときは、形容詞 white(白い)や square(四角い)を使って、a white desk(白い机)、a square desk(四角い机)と表現します。

形容詞=名詞を修飾する(=詳しく説明する)働きをもつ

形容詞 white や square が、名詞 desk を「どんな机なのか」説明してくれています。

では、同じように「私がイケアで先週買った机」と言いたいときはどうでしょうか?

「私が先週イケアで買った」というのは、主語(私)と動詞(買った)のある英文であって形容詞ではありません。そのため、a white desk のように white の位置に英文を置いて、名詞を説明することはできません。

ここで今日のテーマ「関係代名詞」の登場です。

関係代名詞と呼ばれる who/which/that を使うと、英文が「形容詞」として機能するようになり、「私が先週イケアで買った机」と表現できるようになります。

a desk which I got at IKEA last week(私が先週イケアで買った机)

つまり、関係代名詞は「英文を形容詞化したもの」と言えます。


きょうの課題

ここでは、アヤカさんが宿題として取り組んでいただいている問題集の中で、実際に間違えた問題を1つ取り上げて、「その間違いを放置しておくとどうなるのか」「間違えないようにするには、どう考えればいいのか」を皆さんと共有します。

きょうの問題はコチラ。

[例題] 次の英文の「主語」を答えましょう。
Pictures and slogans which are offensive to race and gender should not be allowed.


[解答] Pictures and slogans which are offensive to race and gender
[解説] be動詞の are を見て、主語を Pictures and slogans which としないように注意しましょう(主語のカタマリが which で終わることはありません)。which are offensive to race and gender(人種やジェンダーに侮辱的な)は、Pictures and slogans(写真やスローガン)を説明する関係代名詞節です。主語に関係代名詞が使われて「長い主語」になることがよくあります。

Pictures and slogans which are offensive to race and gender should not be allowed.(人種やジェンダーに侮辱的な写真やスローガンは許されるべきではない)


さらに、ここからは有料版のマガジン「やりなおし英語JUKUのコア英文法レッスン&発信トレーニング」から、「関係代名詞」の問題を5問ほど抜粋して、無料公開します◎

[問題] 次の日本語を参考に、適切な語(句)を選びましょう。

(1) 僕はその会社で働いている人を何人か知っています。
I know [ the company / some / work / for / people / who / which ].


[解答] I know some people who work for the company. (×)which
[解説] もともと They work for the company. の They を、主格の関係代名詞 who に変えて、名詞 some people を説明したカタチです。
*work for(~に勤めている)

I know some people who work for the company.(僕はその会社で働いている人を何人か知っています)



(2) スマホで撮影した動画がぼやけています。
[ my smartphone / it / took / on / the video / I ] isn’t clear.


[解答] The video I took on my smartphone isn’t clear.  (×)it
[解説] もともと I took it on my smartphone. の it を、目的格の関係代名詞 that に変えて、名詞 the video を説明したカタチです。関係代名詞は省略されています。
*not clear(鮮明でない→ぼやけている)

The video I took on my smartphone isn’t clear.(スマホで撮影した動画がぼやけています)



(3) そのコースで学んだことはどれもとても役に立った。
[ who / that / learned / everything / from / I / the course ] was very useful.


[解答] Everything that I learned from the course was very useful. (×)who
[解説] もともと I learned it from the course. の it を、目的格の関係代名詞 that に変えて、名詞 everything を説明したカタチです。

Everything that I learned from the course was very useful.(そのコースで学んだことはどれもとても役に立った)



(4) 彼は第2言語として英語を学んでいる学生たちを手伝いたがっています。
He wants to help [ learning / students / who / which / English / are ] as a second language.


[解答] He wants to help students who are learning English as a second language.  (×)which
[解説] もともと They are learning English as a second language. の They を、主格の関係代名詞 who に変えて、名詞 students を説明したカタチです。
*second language(第2言語)

He wants to help students who are learning English as a second language.(彼は第2言語として英語を学んでいる学生たちを手伝いたがっています)



(5) 今日届いた小包は私宛てです。
[ arrived / who / that / today / the package ] is for me.


[解答] The package that arrived today is for me.  (×)who
[解説] もともと It arrived today. の It を、主格の関係代名詞 that に変えて、名詞 the package を説明したカタチです。

The package that arrived today is for me.(今日届いた小包は私宛てです)



いかがでしたでしょうか?「やりなおし英語JUKUのコア英文法レッスン&発信トレーニング」では、「コア英文法」を「話せる力」に紐づける発信トレーニングを毎朝投稿しています。「中学英文法を会話につなげる練習を毎日の習慣にしたい!」という方にオススメです。


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