昔やって効果があった勉強法
こんにちは。横山です。
久しぶりに『不思議の国のアリス』の英語版を見かけました。
僕が高校生の頃は、どうしようもなく英語ができなかったのですが、「あれ、ちょっと英語ができるようになった?」と思えたことがありました。それが『不思議の国のアリス』の英語版です。
当時本屋さんで見つけた『不思議の国のアリス』の英語版は、日本語訳だけでなく音声が収録されているCDも付いていました。
そのCDはナチュラルスピードの音声だけでなく、1.5倍か2倍か、それくらいのスピードになっている音声も収録されていました。(今はどんな音声でも倍速再生はできてしまいますが、当時は画期的だったはずです)
それを買ってからというもの、しばらくの間、「倍速の音声に合わせて自分も音読する」という練習をずっと繰り返していました。(もちろん英文の中の単語や文法は一通り調べてから)
最初は全然クチが追い付かないのですが、同じことを繰り返していくうちにだんだん慣れてきて、少しづつ追い付くことができるようになってきます。
何回もやると飽きるのですが、それでも繰り返し繰り返しやっていた記憶があります。学校の先生にやったほうがイイと言われたのか、自分で考えたのか、本かテレビか何かに影響を受けたのか、なぜそれを始めたのかは一切記憶がありません。
ただ、ずーっと、倍速で音読をしていたおかげで(本当に一時期はこれしかしていませんでした)、ナチュラルスピードの音声を聞いたときに、
遅っ!!!
と衝撃を受けたことを覚えています。最初にナチュラルスピードを聞いたときには「速っ!」と感じて全然聞き取れなかったものが、メチャクチャゆっくり、はっきりと聞き取れているのが分かりました。
当時は『不思議の国のアリス』を延々とやるしかなかったのですが、今はいろんな英語教材の音声をアプリで聞くことができて、スピードも自在に変えられるものがたくさんあります。やって損はない勉強法だと思います。
もちろん、フレーズや文構造を理解していないまま取り組むのでは効果がかなり薄くなりますので、単語や文法の勉強もお忘れなく!
ではまた。
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