関係代名詞【3日間完成 Day1】
形容詞の働きをする関係代名詞
「白い机」や「四角い机」と言いたいときは、形容詞 white(白い)や square(四角い)を使って、a white desk(白い机)、a square desk(四角い机)と表現します。
形容詞=名詞を修飾する(=詳しく説明する)働きをもつ
形容詞 white や square が、名詞 desk を「どんな机なのか」説明してくれています。
では、同じように「私がイケアで先週買った机」と言いたいときはどうでしょうか?
「私が先週イケアで買った」というのは、主語(私)と動詞(買った)のある「英文」であって、「形容詞」ではありません。そのため、a white desk のように white の位置に英文を置いて、名詞を説明することはできません。
ここで今日のテーマ「関係代名詞」の登場です。
関係代名詞と呼ばれる who/which/that を使うと、英文が「形容詞」として機能するようになり、「私が先週イケアで買った机」と表現できるようになります。
a desk which I got at IKEA last week(私が先週イケアで買った机)
つまり、関係代名詞は「英文を形容詞化したもの」と言えます。
関係代名詞 what
今日の本題に入る前に、まずは基本の主格と目的格の関係代名詞の記事を先にお読みいただくことをオススメします。 ⇒コチラ
さて、ここからが今日の本題、関係代名詞 what です。まずは、2つの例文をチェックしましょう。
これは僕が買いたかったものだ。
① This is the thing which I wanted to buy.
② This is what I wanted to buy.
①は、目的格の関係代名詞で、名詞 the thing(もの)を修飾しています。
②は、①の the thing which を what に置き換えたものです。「もの」や「こと」を意味する the thing(s) は関係代名詞 which(または that)とセットにして what ひとつで言うことができます。
the thing(s) which S V ~(SがVするもの[こと])
= what S V ~(SがVするもの[こと])
関係代名詞は「英文を形容詞化したもの」でしたが、what の場合は、 the thing(s) を含んでしまっているので、「~するもの」「~すること」と、大きな名詞のカタマリになっています。
そのため、以下の例文のように、主語としても使えるようになります。
彼らがやろうとしていることは、それほど簡単ではありません。
What they’re trying to do isn’t that easy.
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