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現在完了形【3日間完成 Day1】

おはようございます。横山です。神戸と大阪の隠れ家塾「やりなおし英語JUKU」で「話せる・使える英文法」のレッスンをしています。今日は「現在完了形」というテーマでの発信トレーニングです!

現在完了形とは?

現在完了形は「have+過去分詞」で表現し、完了・経験・継続の3つの用法があります。

① 完了用法
I have lost a little weight!(少し痩せた!)
② 経験用法
I have read this article before.(以前、この記事を読んだことがあります)
③ 継続用法
I have lived in Kobe all my life.(生まれてこのかた神戸に住んでいます)


現在完了はややこしくて、苦手とされる方は多いのですが、

◆ なぜ現在完了に have を使うのか?
◆ なぜ同じカタチで完了・経験・継続の3つを表現できるのか?

この2つのポイントをおさえておけば、現在完了を「使える・話せる」状態にグッと近づけることができます。


現在完了形のコアニュアンス

まず、「なぜ現在完了に have を使うのか?」ですが、先ほどの例文をもう一度チェックしてみましょう。

I have lost a little weight!(少し痩せた!)

lost a little weight(少し痩せた)という状況を今もまだ持って(have)いる、つまり「痩せて今ハッピー」「痩せたから今このジーンズが履ける」と、過去が現在につながっている話をしています。現在の状況・心境を表すために have を使っているのです。

現在完了形のコア(2)

ここが過去形との大きな違いです。過去形 I lost a little weight. は「あのとき痩せたなぁ」と現在とは切り離された過去の状況・心境を表します。


次に、「なぜ同じカタチで完了・経験・継続の3つを表現できるのか?」ですが、先ほどの「現在完了形は過去から現在への『時のつながり』を表現する」というポイントをおさえれば、

① 完了用法:過去の出来事から現在の状況・心境を話す
I have lost a little weight!(少し痩せた!)

② 経験用法:過去から現在までに経験したことを話す
I have read this article before.(以前、この記事を読んだことがあります)

③ 継続用法:過去から現在まで継続していることを話す
I have lived in Kobe all my life.(生まれてこのかた神戸に住んでいます)

と、すべて同じイメージで捉えることができるからです。


「違い」を意識する

現在完了形は、「~しました」や「~している」など、過去形や現在形などと訳し方が変わらないことが多いです。そのため、日本語を単純に英語に置き換えるようなことは基本的にできません。

他の時制と比較しながら「現在完了形の使い時」をおさえると理解しやすくなります。ここは実際に発信トレーニングの練習問題を通して、チェックしていきましょう。


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