家で寝袋を使うってヤバいすか? うわぁ、がんばろう(ビッグになろう)
自慢ではないが、私は眠りにうるさい。
いびきをかくので、眠ってからもうるさい。やかましいわ。
ある日、友人から「家で寝袋(シュラフ)を使っているけどいいよ」と話があった。
現在、生意気にもセミダブルの寝具を使って冷え対策をしているものの、やはり冬場の足下の冷え、肩の冷えが深刻なのである。
暖房を強めても、燃料代はかかるし、暑くて布団をはだける→冷えるという状態だ。俺が桐生一馬なら「ばかみたい」を歌う。それくらいにしょうもない。
というわけで、買ってみた。
1 買った寝袋「Naturehike PS300」は全部ちょうどいい。
購入時、8,500円ほどでした。
仕様をコピペするカストリ記事みたいなことはしませんが(あれ誰が見てるんでしょうね)、好きなところを書きます。
①胴の幅が広い
サナギみたいな形になっていて、胴のスペースが広いです。
他の寝袋はわからないんですが、布団の中と変わらないくらいに自然に手を広げて眠れます。
よくあるマミー型の寝袋(下の画像みたいなの)は、スリムな分寒気が入る隙間がなく暖かいようなんですが、寝やすさ・蒸れなどを考えると手が出なかったです。
いやまぁ、いずれ買うかもしれません。使わなきゃ車に入れとけばいいんだよ!
②肩までしっかり覆える
肩が冷えるとつらいので、肩までしっかり覆えるものにしました。
ドローコードを使って顔の露出度を変えられるのですが、ちょっと狭めるくらいでちょうどよかったです。まったく閉めないと自然と顔が露出して首元が不快です(たごまるので)(たごまるって方言ですか??)。
③ 手が出せる穴がある(スマホが使える)
穴が開いていて手が出せます。チャックになっていて使わないときは閉められますが、現時点では特に閉めずに開けたまま使っています。
見たい動画を流しながら寝ることもあるので、スマホが使えるのはいいことです。一方で、「肘から先を出す」みたいな位置に穴が開いているのでさほど自由ではありません。
ちなみに、足も出せるのでそのままトイレに行きましたが結局脱がなければ用を足せないという摂理に気付いてしまいました(おバカ)。
④足が暖かい!
4℃~-9℃までの対応ということで、寝袋としては寒い方だと思います。実際、今くらいの温度でも暖まるまで時間がかかる。
しかし、布団と比べれば足が暖かい!
そして足が暖かいせいか足の張った感じが減った気がします。なんか楽。
2 デメリット - 足のチャックから寒さが入ってくる
足元にチャックがあり、開けることで寝袋を着たまま歩けます。
しかし、チャック部分は当然綿が入っていないので外気を感じます。
寒くて仕方ない、というほどではありませんが、「外気感じるな~」とは思います。
※北海道で、なおかつTシャツ一枚の感想です。冬をナメすぎだろ。
家で使うのであれば、その穴からコード通して電気アンカでも入れれば快適かもしれません。熱はこもるのでサウナスーツになるかもしれませんが……。
あ、あと中(肌に触れる部分)は綿生地になっているんですが、ちょっとガサっとしているので肌に触れるのが気になる方もいるかもしれません。
3 買ってみた感想としては「足あったかいからOKです」
羽毛のものもありますが、友人曰く「羽毛は登山をするときに軽いだけで、家で使うなら化繊で十分!」とのことでしたので化繊にしました。羽毛にするとウン万円しますし。
今のところ、普通の布団よりも暖かくて気に入っているんですが、快適温度が本格的な冬にはやはり厳しいかもしれません。
とはいえ、このゆとりがある寝心地&足の暖かさも捨てられないので、インナーシュラフ(寝袋の中の寝袋)かフリース毛布でも見てみることにします。
総評としては、足の裏が冷たくて苦痛だったのが楽になってよかったです。
※チャックが噛むというレビューも見ましたが、今のところ黒い布?みたいなのが中にあって、そのおかげで噛むことはありません。
でも、外側のポリエステルは薄いので、ある日いきなり噛んで破れる……ということもあるかもしれません。私はNANGAのスライダースライサーを買いました。