TCGサプライ晒し
どうも、EveGokurakuです。
職が変わりそうで、居住地域も変わりそうです。この1年は激動でしたが、どうやら残り2ヶ月＋α程度しか残っていないらしいです。マジ？
さて、今回はゼクスとは直接関係の無い記事で、サプライ関連の自語り・商品紹介をしようと思います。
スリーブ選びの参考だったり個人の趣向を覗き見する機会だったりとして見て頂けると幸いです。
スリーブ
「スリーブ」だの「プロテクター」だの呼ばれているカードの保護具。
現在、市場に多く出回っているのは
〇レギュラーサイズ(63×88mm)のカードに対応したスリーブ
〇ミニサイズ(59×86mm)のカードに対応したスリーブ
というように、TCGタイトルによるカードサイズの違いによって2分されており、更にそれぞれについて
の4種の合計8種前後がある事になります。
自分は普段から3つ目に示した片面不透明スリーブにキャラスリーブを使用しているのですが、諸々の事情によりキャラスリーブは圧倒的にレギュラーサイズの物の市場が大きいため、ミニサイズのカードゲームでキャラスリを多用する場合は何かしらの工夫が必要です。
カードファイト!! ヴァンガードの公式HP・ファイターズルールの項(https://cf-vanguard.com/howto/fighters_rule/)にスリーブについてのかなり詳細な規定があるため、基本的にこれに従っていればそれ以外のタイトルでも大きな問題になる事は無いと思われます。
それを踏まえた上で、自分の使用しているスリーブの構成例を以下に記述します。
1重目
〇レギュラーサイズ１：アンサー レギュラーカード用 トレカプロテクト（ジャストタイプ） 64×89mm
レギュラーサイズのインナースリーブで同系統の商品をいくつか試したのですが、自分の中で最もカードとの密着度が高いと感じた物です(メーカーによっては表記が64×89mmになっていても実際のサイズが64.5×89.5mmになっている物もある模様)。
カードとの密着度が高い分、インナースリーブをかけた状態でカードをストレージボックスに収納するに際して嵩張らない点・後述する2重目のスリーブをかける際に摩擦でスリーブがかかり辛いといった不都合が起こりにくい点を高く評価しています。
非常に密着度が高いため、未使用状態のスリーブをカードにかけると少しカードが湾曲する場合があり、こうなった場合はカードを重ねて圧縮して馴染ませる必要があります。それ以外にも、スリーブをかけている途中にカードが折れる可能性も相対的に高いため、苦手な人は注意が必要です。
プラシート2枚の継ぎ目がどちらかに偏る事でカードもその分だけ曲がった状態になるので、重ねて圧縮してスリーブを馴染ませてあげたい
〇レギュラーサイズ２：ファンディール アルミインナースリーブ レギュラーサイズ 89×64mm
レギュラーサイズのインナースリーブの裏の候補。アンサーの物に引けを取らない密着度の高さに、アルミ張り特有の非透過仕様が光ります。
後述しますが、2重目に使用するスリーブは商品仕様によっては裏面がプラ張りのみの完全に非透過になっていない場合があり、中のカードが透けてしまう可能性があるのですが、それをインナースリーブの段階で避ける事が可能になります。
不正を疑われるのを防止する点を抜きにしても、保存時に裏面が日焼けするのを防げたり、単純にメタリックな重厚感を味わえたりと様々なオプションがあります。
〇ミニサイズ：アンサー スモールカード用 トレカプロテクトHG（メタリックブラック） 62×89mm
上記のガイドラインに従ってミニサイズのカードでレギュラーサイズのスリーブを使用する場合は、1重目が無地の不透過スリーブになります。その中で上記レギュラーサイズ用インナースリーブにごく近い62×89mmサイズのスリーブの候補としてこれを選択しています。
無地であれば基本的に規程には引っかからないため、近隣店舗での取扱いや好みでアクラス デュエリストミニ ザラザラマットカラーといった別の候補も選択していいでしょう。
2重目
これまで散々話してた通り、自分は普段キャラスリーブばかり使用しています。
令和の今の世では、TCGメーカー・上記の1重目スリーブを作成するサプライメーカー以外にも様々な販路で入手できるため、基本は絵柄で選んでいる事になります。
その中でも自分が比較的高頻度で利用している商品のメーカーとざっくりしたスリーブの特徴を以下に挙げておきます。
ジグソーパズルやキャラクターグッズ等を広く配給する総合玩具メーカーが提供している商品。
多種多様なタイトルの商品が多数発売されている他、マジックザギャザリングの関連サプライもここから出ている物が多いです。
表面ホロ加工・裏面アルミ張りで強度は十分。生産時期によっては粗い裁断により側面がざらざらしている商品もありますが、基本的に非の打ちどころは無く、スリーブとしての要件は高水準で満たしていると言えます。
様々なIPを所持する総合エンターテインメント企業で、我らが『Z/X -Zillions of enemy X-』を提供するメーカーです。
通常のキャラクタースリーブはプラ張り、商品名に「EX」「プラチナグレード」と含む商品はアルミ張りとなっています。
アルミ張りでない商品は中に入っているカードないしはスリーブ本体の使用状況によってはカードの裏面がうっすらと透けて見える場合が稀にあるため、気になる場合は上述のように1重目のスリーブにアルミ張りの物を併用する事を検討しても良いかもしれません。
こちらも強度・扱いやすさ共に高品質な製品です。
成年向けPC向けゲームのブランドを多数擁するゲーム会社(と、そのアンテナショップ)で、『LYCEE OVERTURE TRADING CARD GAME』との関わりからカードサプライを提供しています。
自社IPの製品である「NEXTONガールズスリーブコレクション」・自社以外のIPを扱う製品の「ねくねっとガールズスリーブコレクション」と分かれています。
スリーブとしての質は基本的に問題ないですが、他社製品に比べてやや薄く、耐久性に少しだけ劣る印象があります。
後述する3重目スリーブを使用する事で気にならなくなりますが、これを一番上にする構成の場合はシャッフル時に注意が必要です。
3重目
〇ファンディール 両面クリア キャラクタースリーブガード レギュラー 93.5×69.5mm
キャラスリに重ねるオーバースリーブ系統の商品で最も高頻度で使っている物です。
クリアタイプのため、収納しているカードとキャラスリの絵柄の両方が同等に見えます。
滑りの良さがかなり優秀で、シャッフルがしやすいです。開封直後は滑りが良すぎてデッキが崩れる事がたまにあるため、上手く圧縮して使いたい所です。
プレイマット
卓上遊戯用のマットでプレイマット、あるいはもっと一般的にラバーマットと呼ばれています。
本体
スリーブ同様、単なるマットに留まらないキャラクターグッズとしての需要が高い事から「ラバーマット」・「プレマ」等で少し調べればいくらでも出てくるため、個人の趣向で選ぶのが適切と言えば適切です。
現在は多種多様なTCGの流行と、それに伴うキャラクター・イラストレーションの販路拡大に伴い、一見するとカードサプライとは結び付かないようなコンテンツを扱う場所からでも購入する事が可能です。
一例として、ラバーマットを購入できるキャラクターグッズの販売サイトを2つほど紹介します。
書籍・CD等の出版物や、キャラクターグッズの企画・製造・販売を行う総合書店。
TCGメーカーの商品の委託販売から、専売品の受注生産まで多数の商品を扱っており、上述したキャラスリーブも込みで通販での購入が可能です。
〇猫りん堂
キャラクターグッズの企画・製造・販売を行う株式会社アートマイムの運営する通信販売サイト。
基本的に受注生産品のキャラクターグッズを扱っており、数種類あるグッズの1商品形態としてラバーマットを購入する事が可能です。
ケース
プレイマット本体は嵩張りやすいため、丸めてケースに入れて保管・持ち運びするのが一般的であり、紙筒・布バッグ等の形式でケースが発売されています。
馴染みのある人も多いであろうショップ、イエローサブマリンの会社の商品です。
プレイマット・ラバーマットはメーカーによって商品サイズがまちまちで、バッグ系の商品では縦が長くケースに入りきらないという事案も起こり得るのですが、これは400mm×直径50mmと余裕のあるサイズ感とリーズナブルな価格で利用しやすくなっています。
その他
現時点では上記の通り商品ごとサイズ差の関係で一般的ではありませんが、プレイマット用のスリーブも一部で発売されており、大切なプレイマットを汚さずに保護できるようになっています。
気になる方は一度試してみてもいいでしょう。
今回はここまで
今回は本筋から外れてサプライ選びを紹介するかる～い記事でした。
お気に入りのサプライを見つける、あるいはお気に入りのサプライを大切にするために参考になる所があったら嬉しいです。
それでは。