初サーキットで初レースクイーン撮影
最初の愛機、オリンパス「C-2000ZOOM」
前回、200万画素機のオリンパス「C-2000ZOOM」を購入したところまで書きました。当時はこんな記事があって、どちらにしようか迷った記憶があります。
200万画素3倍ズーム対決!「COOLPIX950 V.S. C-2000ZOOM」
実際、C-2000よりCOOLPIX950を使ってる人の方を多く見かけましたが、斬新すぎるスイバル式のデザインは、モデルもカメラマンも戸惑っていました。
現在に通用する質感と性能、そして一芸――ニコン「COOLPIX950」
記憶メディアは、スマートメディア
(画像はwikipediaより)
これ、知ってますか?当時は、端子剥き出しのこんな記憶媒体だったのです。自分は当時大容量だった16MBスマートメディアを2~3枚買いました。
32GBじゃないですよ、32MBです。1枚6,000円くらいじゃなかったでしょうか。
コンパクトデジカメの記憶媒体はスマートメディアの他に
・メモリースティック
・SDカード
・xDピクチャーカード
一眼レフの記憶メディアは
・コンパクトフラッシュ
・マイクロドライブ
フィルムからデジタルへの新時代、覇権を争って群雄割拠が続くのです。
コンパクトデジカメでRQ撮影開始
待望のデジカメを購入。
ネットでRQ画像を眺めるだけではなく、いよいよ自身で高画質なRQ画像を入手できるのです。もう待てないとばかりに、すぐにでもレースクイーンを撮りに行きたくなりましたが…
C-2000の発売は1999年4月。2月開催の大阪オートメッセは既に終了しています。来年まで待てというのか?いや、待てるはずがない!
直近でRQが撮れる機会といえば…そうだ、サーキットへ行けばいいんだ!
ネットでレーススケジュールを検索してみると、
1999年5月22日(土)~23日(日)フォーミュラ・ニッポン(CP MINEサーキット)
F1はテレビ観戦していたけど、国内レースのことは全然知りません。一番近い鈴鹿サーキットにも行ったことはありません。でも、レース場へ行けばRQが撮れるんだろ?それなら行くしかない!と何の前知識も無く、いきなり(今は亡き)MINEサーキットへ向かいました。
MINEサーキットをご存じの方はいらっしゃいますか?
山口県美祢(みね)市に存在したのですが、2006年に閉鎖されました。初サーキットがこんなマイナーなチョイスなんて、我ながらマニアックすぎます。
MINEサーキットまでのルートを考えてみましょう。
大阪→JR京都線→新大阪
新大阪→JR新幹線→厚狭
厚狭→JR美祢線→厚保
そこからさらにタクシーでサーキットに向かうことになるので、大阪の自宅から片道5時間以上の移動。どう考えても始発でも間に合いません。
(土曜日は予選日。決勝日の日曜日は、午前中はフリー走行・午後に決勝レースというタイムスケジュール。)
なので、前日夜に山口県まで移動してビジネスホテルで前泊することにしました。
情熱と行動力さえあれば、何でも実現できるんです。夢は自分で叶えるものなんです。
いやー、本当に興奮しました。夢にまで見たRQたちが自分の前に立っていて、撮影できるんですから。抜群のプロポーションのお姉さんたちを前に、震える手でシャッターを切ります。
RQ撮影の初体験、そのときに撮影したRQは、今も覚えています。1999年フォーミュラ・ニッポンのチーム名とRQ名を挙げていきましょう。
当時の感想も書いていますが、アマチュアカメラマン時代のRQ初撮影なので、拙い感想なのも目を瞑って下さい。(現在はプロカメラマンとして平気でRQも撮ってますが、こんな初々しい時代が私にもあったのですね。我ながら感慨深いです)
1999年 フォーミュラ・ニッポン レースクイーン一覧
ARTA
松下麻衣子・山下真代・太田まり映・森野京子
鮮やかなオレンジと黒のコスチューム。ああ、ムック本で見たRQがついに撮れるという感動ひとしお。色気と目力の太田まり映さん、アイドル的な山下真代さんを始め、華のあるチームでしたね。ちなみに、森野京子さんの写真集が実家にあったはず。帰省したら探してみよう。
LEYJUN
上原梨砂・中野裕美
エナメルのツートンカラーのワンピースコスチューム。スカートのスリットから見える脚にドキドキしました。長身の上原梨砂さんの美脚にも圧倒されっぱなしでした。ムック本「超なまレースクィーン」にも出演していましたね。中野裕美さんは、JGTCでのcdmaONEハイレグや田村あかねさんの相方という印象が強い。
SHIONOGI TEAM NOVA
益子梨恵・新屋敷由美・吉川ひとみ
「サンキスト」グリーン・オレンジと「ピクニック」ブルーのカラーリング。人が多すぎて撮れず。個人的には、翌年の森永NOVA時代の方が印象深い。
COSMO OIL
児玉りえ・雨宮恵子
2人ともグラマーな方で、胸の谷間が悩ましかったです。ギャルパラなどの取材を目撃したんですが、コスチュームがすぐにずり上がってしまってパンチラを防ぐのが大変そうでした。児玉りえさんは、この後も撮影会などで何度も撮る機会がありました。
BE BRIDES
林タカエ・瀬下友里子・飯野みのり・伊藤真梨子・横須賀まりこ
どうしても撮りたかったRQがビィブライズなんですが、MINEでも人だかりができていて、思うように撮れず。現役女子高生RQで話題を呼んだ横須賀まりこさん。身長170cmの長身と抜群のスタイルで、10代と思えない堂々t取材の撮影に応じていました。MINEでも人だかりができていて、思うように撮れず。現役女子高生RQで話題を呼んだ横須賀まりこさん。身長170cmの長身と抜群のスタイル、10代と思えない堂々とした対応で、取材の撮影に応じていました。
TAKAGI B-1
小野寺香美・久留須ゆみ
6代目ミニスカポリスとなる久留須ゆみさん。初心者にも関わらず、小野寺香美さんにはたくさん撮らせてもらいました。忘れられない思い出のエピソードを1つ。ピットウォークで小さな子供が走ってきて、「お姉さんと一緒に撮ろう」となったのですが、ピットウォークで小さな子供が走ってきて、お姉さんと一緒に撮ろう」となったのですが、足がもつれて小野寺香美さんが転んでしまい、笑顔でおどけてこちらにポーズをとってくれました。RQコスチュームの中にはオーバーショーツ(いわゆる見せパンツ)を穿いているのは常識ですが、当時はそのことも知らず、目の前でRQのスカートの中が丸見えになってしまったので、赤面してしまいました。
5ZIGEN
小寺雅子・藤原佳美・青木玲子
5ZIGENの鋭角ハイレグには驚きました。こんな恰好で公衆の面前に!?と思いますよね。でも2人ともずっと股間を気にしていて、始終盗撮カメコに狙われっぱなしで気の毒でした。小寺雅子さんはどちらかといえば地味な印象だったので、他チームのレーサー(本山哲)と結婚したと聞いたときは驚きました。
PIAA NAKAJIMA
小倉有希子・佐々木玲奈
白ハイレグにチーム名をたすき掛け、当時でもレトロ感がありました。噂のPIAAハイレグにも度肝を抜かれましたが、撮影タイムは皆無でほとんど撮りませんでした。
TMS
木村絵理菜・宮田えみ・木田なつき
ロング手袋とセパレートのコスチューム。木村絵理菜さんは巨乳の印象がとても強い。
ASAHI KIKO
久田めぐみ
なんですか、この胸を強調したコスチュームは!けしからん!と当時は思っていました。派手めルックスの久田めぐみさんは、個人的にはザ・レースクイーンという感じで好きです。
DoCoMo DANDELION RACING
原瀬恵子・森田加奈子
ドコモのRQいるのか!というのと、スピーカーから連呼されるダンテライオンの語呂は耳に残りましたね。エナメルワンピースの両サイドにスリットが入っていて、脚を強調した刺激的なデザインでした。
こんな感じで、初サーキットは大興奮のうちに終わりました。しかし、当然のことながら納得できない失敗も多かったです。手ブレを防ぐために持ち方を考え、スマートメディアを買い足しました。
もっとRQを撮りたい!撮りたい!撮りたい!
(もうこれは完全に病気ですね)
そして、すぐまたサーキットへ向かうのです。
今度は、5月のGWに開催される全日本GT選手権(富士スピードウェイ)、いわゆる「春富士」へ。
(続く
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