
勝手に楽天モバイル通信#16〜 「Rakuten最強プラン」は本当に最強なのか?メリット・デメリットを徹底解説」
色々な意味で想定外の仕掛けをしてくる楽天モバイルがまたまた仕掛けてきました。
⭐️新料金プラン「Rakuten最強プラン」とは?
楽天モバイルが、2023年6月1日より、新料金プラン「Rakuten最強プラン」を提供開始します。
このプランの凄い所は、従来の「Rakuten UN-LIMIT Ⅶ」と同じ最大料金3,278円(税込)のまま、パートナー回線でも国内ではデータ制限なく利用可能になるという点です。
これまでのプランでは、楽天回線内ではデータ無制限でしたが、KDDIのau回線を利用したパートナー回線エリア(国内)では5ギガバイト(GB)超過後には、データ速度の制限がかかり最大1メガビット/秒(Mbps)の通信速度となり、快適なデータ通信が出来ませんでした。
新プランではこの制限が撤廃されるという事です。
すでに「Rakuten UN-LIMIT Ⅶ」を利用しているユーザーは、(0円プラン廃止の時とは違って)特にデメリットはないので、6月1日より自動的に新プランへ移行となります。
⭐️新料金プランのメリットは?
■データ使い放題
この新プランのメリットは、なんといってもデータ無制限で使い放題である事です。
今までは楽天回線エリアだけでしたが、楽天モバイルが繋がれば使い放題です。
■最大の月額料金が安い
更に最大の月額料金が安いこともメリットの一つです。
大手3社の携帯電話会社(ドコモ、AU、ソフトバンク)でもデータ使い放題のプランは有りますが、月額料金が7,238円(税込)かかります。対して、楽天モバイルは3,278円(税込)で、大手の半額以下。
これは、非常に大きな差と言えるでしょう。
■最低1078円で維持できる
月額料金は3段階に分かれており、使用したデータ通信量により変わり、月の使用量が0~3GBが1,078円、3~20GBが2,178円、20GB以上が3,278円となっています。
予め設定する必要はなく、自動で料金が決まり、使わなかった月は料金が安くなります。
■Rakuten Link経由で通話、SMSが無料
Rakuten Linkは、楽天モバイルが提供する無料通話アプリで、これを利用した国内通話・SMSが無料になります。
何分でも無料です。
ただし、ナビダイヤルなど無料にならない電話番号もありますので、ご注意ください。
■各種手数料も無料
契約手数料や解約手数料、事務手数料やSIMの切り替えなどの手数料も無料です。
一部の格安SIM会社では、オンラインでも解約手数料が無料の所は多いですが、最初に契約する際の事務手数料や、物理SIM⇆eSIMの切り替え手数料がかかる所はまだ多いので、これも大きなメリットです。
■楽天ポイントが貯まりやすい
Rakutenモバイルの利用料金でも楽天ポイントは貯まり、利用料金の支払いにも楽天ポイントが使えます。
また、楽天モバイルを契約していると、会員ランクに応じてSPUが最大+3倍、さらに楽天モバイルキャリア決済のご利用で+0.5倍となり、ポイント最大3.5倍となり、楽天ポイントが貯まりやすくなります。
■紹介キャンペーンが凄い
今、紹介キャンペーンというのをしていて、1人につき、紹介した人には7000P、紹介された人にも3000Pの楽天ポイントがもらえます。(初めて楽天モバイルを契約する方は+3000Pで6000P)
紹介された人は、紹介URLから楽天モバイルを申し込み、利用開始をして、Rakuten Linkアプリから発信で10秒以上通話をする必要があります。
すると、ログインした月の4カ月後の末日ごろに6カ月間の期間限定ポイントとして貰えます。
⚠️後述するRakuten Hand 5G、Pocket WiFi 2Cとセットだと紹介特典対象外
紹介する側は、以前は紹介する人数に制限があったのですが、今のキャンペーンはそれがなく、毎月10名まで紹介してポイントがもらえます。
また、メールやLINE経由だと知っている人しか楽天モバイルを紹介できませんが、『紹介URL』を使うとブログ、Twitter、インスタ、Facebook経由でも紹介することができます。
自分の紹介URLの取得の仕方は👇をご参照ください。
因みに私の紹介URLは👇です。
https://r10.to/hk4PXY
■キャンペーンでスマフォ本体も安い
楽天モバイルでは、随時スマフォ本体の値引きや格安で購入出来るキャンペーンをしていて、上手く活用するとお得になります。
今だと、楽天モバイルオリジナルのスマフォ「Rakute Hand 5G 」、Wi-Fiルーター「Rakuten WiFi POCKET 」が楽天モバイル契約と同時だと一括1円で購入出来ます。
⚠️紹介特典併用不可
■海外でも使える
海外データ通信が2GBまで無料になるため、海外旅行に行くことが多い人にもおすすめです。
⭐️新料金プランのデメリットは?
■使い方によっては、他社の格安SIMの方が安い
月額料金は3段階に分かれていますが、データ通信量が少ない場合は、他社の格安SIMの方が安い場合があります。
3GBで1078円、20GBで2178円は高くはありませんが、平均的な格安SIMの料金がになります。
もっと安い料金の格安SIMはあり、例えばIIJmioでは、同じ音声通話対応のプランで5GBで990円、20GBで2000円で利用できます。
また、使い放題だとマイネオの「マイそく」というプランは、最大速度が1.5Mbpsで月曜〜金曜の12時〜13時は32kbpsというほぼ使えない速度に制限されるのですが、月額990円で利用できます。
筆者はこのプランを契約していますが、外出時にスマフォでYoutubeを流しっぱなしにする位ならこのプランでも充分活用できます。
多いときは月25GBも使ってますが、990円です。
■3GBから20GBまでの幅が広すぎ
3GB迄だと1078円という格安SIMの平均的な金額ですが、3GBを超えると途端に2178円という金額になり、月5GBしか使わない人だと、逆に割高になってしまいます。
こういう方は別の格安SIMを選択した方が幸せになります。
■通話品質が良くない
前述した通り、Rakuten Linkアプリを使えば通話は無料で出来ますが、通話の品質が悪いと良く聞きます。
私もかかってきたはずの電話がきてなかったりといった不具合に遭遇しているので、通話を重視している方は、Rakuten Linkアプリには期待しない方がいいです。
■電波が繋がりにくいところがある
KDDIとの連携を強化したとはいえ、建物の中や地下鉄などの地下では、まだ繋がりにくい場所があるので、大手携帯電話会社の様にどこでも繋がるという事はまだありません。
⭐️「Rakuten最強プラン」は万人にとって最強ではない!
以上の様にメリットが沢山有りますが、デメリットもあるので、「Rakuten最強プラン」は必ずしも万人にとって最強ではありません。
■「Rakuten最強プラン」が向いている人
今までは、自分の生活範囲が楽天回線エリアである方しか使い放題の恩恵に預かれなかったのですが、パートナー回線での5GBの制限が取り払われたので、より多くの方が使い放題を利用出来る様になります。
使い放題を使いたかったが、生活範囲がパートナー回線エリアで断念していた方は契約してもいいかもしれません。
また、月のデータ通信量が3GB以下で、通話もたまにして、楽天市場で買い物を良くするという方も、データ通信料金も通話料金も節約できた上に楽天ポイントも貯まりやすくなるので、良いかと思います。
■「Rakuten最強プラン」が向いてない人
月のデータ通信量が3GB〜20GBの方は、「Rakuten最強プラン」を使うと逆に割高になってしまうので、契約しないほうがいいと思います。
⭐️楽天モバイルの今後の展望
■デスクトップ版Rakuten Linkが8月提供予定
デスクトップ版のRakuten Linkアプリが2023年8月1日にリリースされる予定です。
■データ通信専用SIMを6月末に提供予定
今まで音声通話SIMのみの提供でしたが、音声通話ができないデータ通信専用SIMの提供も開始するそうです。
詳細は決まり次第発表とのことですが、大体データ通信専用は音声通話よりも安いので、更に安くなる事が期待されます。
■楽天モバイルの今後に期待大
楽天モバイルが一石を投じてくれたおかげで、携帯電話の料金も下がり、対抗してドコモからはahamo、auからはPovo、ソフトバンクからはLINEMOという安いプランが続々登場してきました。
そういう意味で、楽天モバイルの功績は大きかくて、個人的には頑張ってもらいたかったのですが
2022年7月に0円プランを廃止して以降、楽天モバイルを薦める理由がなくなっていたんですが、まさかのパートナー回線での使い放題開放で、ようやく薦める理由が出てきました。
私の記事を読んで楽天モバイル契約してみようかなと思った方は、よかったら下記の私の紹介URLを使って頂けるとありがたいです。
https://r10.to/hk4PXY
長くなってしまいましたが、ここまで読んで頂き、ありがとうございます。
この記事が何かのお役に立てると幸いです。☘️