『隣のお姉さんが好き』という漫画、面白いです。
皆さんこんにちは。漫画、読んでいらっしゃいますでしょうか。
つい先日Twitterをシュポシュポしていたら見つけた漫画が大変に面白かったのでここに記します。なるたけサクッと終わります。漫画のほうを読んでほしいので。
ネタバレというネタバレはないですが、もし回避したい方は先に漫画を読んでください。
『隣のお姉さんが好き』
一応あらすじは上記の通り。中学2年生の次原 佑(つぎはら たすく)は、隣に住む高校2年生の星野 心愛(ほしの しあ)に片思い中…。映画好きな彼女におススメ映画を教えてもらうことを口実に毎週水曜日に会う約束をして…!?ですって。
ですって!!!!
失礼。こういうの、好きで…。
まず記号的なところから話してしまうんですが、このくらいの歳の差っていいですよね。そして年下が男かつ中学2年生というのもまたいい。中学生ってめちゃくちゃいいなと最近思っています。中学生って自意識が芽生え始めているのだけれどもどうしても未熟な部分の方がまだまだ大きいじゃないですか。そこに向き合ったとき、どう乗り越えていくのか、はたまた共存していくのか………。そういった心の動きや成長に、心臓の端っこをきゅうっとつままれたような気分になってしまうのです。
この『隣のお姉さんが好き』という作品からも、まさにそういう未熟な心の揺らぎや変化を感じ取ることができるんですよね。
あらすじからも分かるように主人公の佑くんにとって映画は心愛さんに会うための口実なのです。不純な動機ですし、そもそも彼は彼女のことを好きではあるものの、表面的な魅力にしか気づけていないのです。美人・明るい・ちょっぴりミステリアス…、くらいでしょうか。
しかし映画を一緒に観ることを通じて彼女のことが分かったり、また分からなくなったり、分からないということが分かったりするわけですよ。そして自分が彼女を好きだということの意味や理由を今一度考えたりするわけですよ。
これがね………、も~~~~~~~たまらん!!!!!
そして心愛さんのほうも変化していくんですよね。主人公の佑君の目を通して、表面的な部分だけでない彼女の内面・揺らぎを感じ取ることができます。中学生も最高ですが、高校生も最高です。若さって素晴らしい。
サクッと終わると書いたのでもう終わりにします。単行本が3巻まで出てたのでキンドルで買いました。マンガクロスで隔週更新っぽいけど、せっかくだしこのまま単行本で読み進めていこうかな。
年上の人のちょっとディープな趣味って格好よく見えるじゃないですか。その良さを感じられつつも、そこだけにとどまっていない丁寧な作品だと思います。俺も心をときほぐしていく関係性を人と築いていきたいよ。
おわり
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