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ハワイ離島のKalalau Trail 最終地点まで行ってきた【完】

前回に続き、今回の備忘録の完結編です。

Kalalau Beach2日目の日没です。

↑ヒッピーが使ってるっぽい何かのグッズ。

翌日はまた長い距離歩くので、寝る前に飲み水を作りに滝に行きます。
テントから滝に行く途中の道で、足元に何かがうごめいてる気配がします。

手のひらより大きいカエルがあちこちにうじゃうじゃいました。しかも堂々と道を歩いていて、こちらが気をつけて避けて歩かないと踏み潰しそうでした。

ガマガエル(ヒキガエル)のような見た目で、どいつもよく肥えてました。昼間は一切見かけなかったので、ガマガエルと同じで夜行性ぽいです。昼間は地面の中などに隠れているのでしょう。

動きが遅くて捕まえやすいからといって、うっかり触ってはいけません。もしガマガエルと同じ種だとしたら、強力な毒を持ってます。(口に入れると幻覚や心臓発作を引き起こす毒。漢方薬に使われたりするらしい)
刺激しないようにそっと観察して、蹴っ飛ばさないように下をよく見て歩きます。
翌日帰るので、たくさんのカエルに囲まれて縁起としては良さそうです。

この日は曇で月明かりも届かなかったので、滝からテントまでの道がヘッテンだけでは暗くて、簡易ランプが必要だと思いました。

20キロ弱の道を帰る


往路の反省をふまえて、復路は夜明けとともにテントを速やかに片付けて出発しました。

名残惜しいので何度もKalalauBeachを振り返りつつ、さっさと歩きます。

明るくなる頃にはすっかり遠ざかりました。

ジャングルに入ると往路よりもぬかるんで泥だらけでした。

帰りはあまり長い休憩はせず無心に歩き続けたので、明るいうちに車を停めたところに到着できました。

靴も服も泥だらけだったので、洗濯したり着替えたりで結局、街に戻る頃には日が暮れてました。

今回のトレイル備忘録

炭水化物は日本から多めに持っていくべきだった。
日本の乾燥食品(味噌汁、フリーズドライ野菜、麺など)と米は、現地のスーパーやアウトドアショップでは入手できない。
日本の乾燥食品は超優秀!海外のキャンプ地近くで扱ったら高く売れると思う。
肉は現地で買った干し肉(ビーフジャーキー)を買えばいい。鍋で煮れば多少は柔らかくなって、牛すじ煮込みっぽいダシも出る。
現地のスーパーで売ってる。

飲み水は現地で調達すればいい。
飲み水フィルター水筒+UV殺菌の組み合わせで、川や滝の水でお腹を壊すことがなかった。
ただこのフィルター水筒がそんな大きくないので、<水を汲む→ろ過する→UV殺菌>の工程を何回か繰り返さないといけないのが面倒だった。
それとフィルター付きの水筒というのは円筒形のプラスチック製で場所をとる。

もしPlatypus等のぺしゃんこ水筒とフィルタ単体を組み合わせてろ過できたら、省スペースになるし便利だろうと思うけど、そういう商品は見つけられていない。もし知ってる人いたらアドバイスほしい。

道具をケチって反省。
ロープは服を干したりモノをかけたりするのにやっぱ必要。
ヘッテンだけだと不便。簡易ライトを次回は持っていく。
十徳ナイフ(スイスアーミーナイフを愛用)は、何かと便利。

テントは自前がいい。
島のアウトドアショップで借りたテントが重かった。
次は面倒だけど日本のを持参する。(空港での移動が大変だけど..)

・・・・・・おまけ写真・・・・・・

”MAY ALL BEINGS BE HAPPY”

派手な鳥さん。目立つと敵に捕食されやすそう。モテ優先なのかね。

縦の虹

上から見たナパリコースト

今年も12月にKauai島に行って、
今度はジャングル奥地とビーチ沿いを徘徊して野宿する予定です。

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ヒッピーについて補足
Kalalauのヒッピーについて調べたところ、やっぱり彼らにはどこか秘密の隠れ場所があって、そこに暮らしてマリファナとか育てたりしてるようです。
参照元:Hawai‘i’s Last Outlaw Hippies

そして先住民てわけでもなく違法に住んでるので、レンジャーに駆除されたりしてるようです。
参照元:State’s consistent enforcement cleans up Kalalau

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