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カエルはゆっくり煮えていく
こんには。
takumaです。
皆さんは「ゆでガエル理論」というものをご存知でしょうか?
ゆでガエル理論
[読み]ゆでがえるりろん
「カエルは、いきなり熱湯に入れると驚いて逃げ出すが、常温の水に入れて徐々に水温を上げていくと逃げ出すタイミングを失い、最後には死んでしまう…」
一度は聞いたことがあるかもしれません。私も小さい頃に聞いたことがあるのですが、そのときは「なんてカエルって馬鹿なんだろ」と思ったものです。
しかしこの現象、いま我々がまさに「ゆでガエル」となっているのではないでしょうか。
戦争やら円安やら北朝鮮やらで、我々の生活は徐々に生活が苦しくなったり、安全が脅かされるような危険な状態になっています。
しかし、どうでしょう。
街を歩けば、いつもと変わらぬ風景。みんな楽しそうに、忙しそうに、いつもと変わらぬ日常がそこにはあります。
街角で選挙のための街頭演説が聞こえてきても、そこで足を止める人はほとんどいません。
この生活に危機感を覚える人はいないでしょう。
しかし、状況としてはまさに今、ぬるま湯はお湯へと変化しつつあります。そしてそのお湯はほどなくして沸騰していくでしょう。
しかし、沸騰したときにはもう遅い。我々は、ゆでガエル理論同様に、もはや熱湯からは逃げ出せなくなっているのです。
では、カエルがたすかるにはどうしたらいいのか。
それはただ一つ。熱湯になる前に逃げ出すしかないのです。周りが危険な状態になっていると気づくことです。
具体的には、政治に関心をもち、正しい情報、知識を身につけること。今の時代、検索すれば正しい情報に辿り着けますよ。You Tubeで発信している人もたくさんいますから。
麻生太郎さんがこんなことを言っていました。
「若者が政治に関心がないってことは、私は悪いことだとは思わない。政治に関心がなくても生きていけような環境なのだから」
今も、若者は政治に関心はありません。しかしそれは、それほど日本が安定しているからではないのです。
ゆでガエル理論の通り、日本人は気づかなくなっているだけです。
このまま日本人は、熱湯になることに気づかず茹で上がることを待つだけなのか。それとも熱湯になる前に気づくことができるのか。
まあもっともこのゆでガエル理論というのは実際は間違っていて、本当に実験するとカエルは熱湯になる前には逃げ出すそうです。
さて、我々日本人もカエルのように逃げ出すことができるのでしょうか。
ぜひ皆さん、一度考えてみてくださいね。
それでは。
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