大洗磯前神社と石岡の看板建築
2023年11月11日。
写真を通して仲良くしていただいている Tiger
Valley(タイガー)さんの企画で茨城へと行って来ました。
集合は南流山駅。家からは秋葉原で1度乗り換えて1時間くらい。
御一緒するのはやはり仲良くしてもらっている このみさん と エイジさん。
タイガーさんの車で出発です。
途中のサービスエリアで休憩。
「世界初って何?」
1杯ごとに豆を挽く「ミル挽き珈琲」。しかもキャップまで付いて出て来るらしい。
買ってみます。
珈琲は3種類の中から「Everyday is Happy」というブレンドを選んでみました。220円。
調理中のシーンが生映像で見ることが出来ます。
出来上がりは↓
ちゃんとキャップが付いて出て来ました。
お味はコンビニより美味しいと感じました!
高速を少し進み、目的地に到着。
大洗磯前神社です。
ちょうど、有賀祭の最中。
これは水戸にある「有賀神社」の神様(医薬)がこちらの「磯前神社」へと渡御する祭で、御神体である「神鉾」に触れたり、祈祷を行う事で虫切り(所謂、子供の疳の虫)をお祓いするとの事。
多くのお子さん連れで賑わっていました。
皆さん、手にこのお菓子の付いた笹?を持っていました。きっと、家に飾って置くのでしょう。
随神門前の大黒さま、恵比寿さまは撫で撫ですると福が訪れるとか。
皆で撫で撫でします。
珍しい陶器で出来た狛犬さん。
拝殿の中では有賀祭のご祈祷中。
可愛い神様?に向かって、参拝の手を合わせました。
拝殿脇のカエルさん
そして、絵馬とおみくじはウサギさん
なぜ、ウサギ?
それは、こちらの神様が「因幡の白兎」で有名なら大己貴命(大黒天)だから。
様々な絵馬の中にそんな絵柄も見受けられます。
でも、大きなウサギの絵馬がお願い事と共に顔も描けて楽しいですね。
そして、兎年の今年。
ご利益がより有りそうな予感しかないです。
ちょうど11月の土曜日。七五三の参拝の可愛い姿もありました。
境内を散策してると
塀の上に招き猫?
他にも
いろんな像が無造作に並んでいます。良く分からないけど、奉納みたいなものなのかな?
奥にも神社があります。少し、紅葉が綺麗。
外からしか見れませんでしたが、こちらが江戸時代から続く本殿なんだそう。茅葺きで重厚感があります。
さて、先へ。
長い階段を下って
狛犬さんは海風と日々戦ってる様子。
このまま、先に書き進もうと思ったのですが、Twitter(X)に投稿したら、思わぬ反応があったのでこちらにも。
この下の鳥居の左側(上の写真で見て)にあった小さな池の中の鳥居。
水に映ってて、鯉が泳いでました。
ってだけなんで、飛ばそうと思ったんですけど、入れときます。
タイガーさんが石を拾って来て何かしてる?って思ったら、カメラをセットして
記念撮影。
そして、大洗磯前神社といえば
この鳥居。防波堤に置いて、スローシャッターに挑戦。以前はスローで撮ろうなんて、考えも付かなかったんですけど、この2年程、教えてもらって、時々チャレンジしています、
こんな感じで。
防波堤から降りて
アイルランドみたいな景色(アイルランドには行った事がない)。
ザバーンッと大きな波が言わにあたって砕けます。
おっ、その岩の上から私も撮ってみたい
登ってみて
鳥居の無い景色も
スナイパーのようなこのみさんは
カッコイイけどお茶目な1面もあります。
今回、全ての企画をしてくれたタイガーさん。
そして、鳥居を撮る人(知らん人)
さて、次に進みましょ。
階段を上り、再び境内を通り
海に面した神社なので、船に纏わるものもあります
船の錨を奉納する場所。まるで森の中で土に還る木の様でした。
木と言えば、巨木好きな私。
顔みたい
木とも対話をして、出発。
お昼ご飯です。車で数分の漁港近くのお店で
いただきま〜す。
鯛うどんとミニ鯛丼のセット。
さっぱりと美味しくいただきました。
店先には鮮魚も並んでいます。買って帰りたい〜けど、ちょっと無理。
茨城のこの辺りは「あんこう」が有名。
「あんこう鍋も美味しいよ。」という情報も友人からもらっていたのですが、饂飩でお腹いっぱい。またの機会に味わいたいと思います。
そんな海鮮の店が並ぶ中に見つけちゃいました。
「農産物直売所」
鮮魚が買えない代わりに
お野菜ゲットです。
大洗を後にして次なる目的地へ向います。
高速道路を東京方面に戻り、着いた場所は石岡。
看板建築等の商家建築が残る街。
江戸末期に作られた染物屋「丁子屋」は国の登録文化財。立ち寄り処として、観光案内、雑貨販売などをしています。
昭和4年に大火があったらしく、それ以前の商家建築としては唯一残っているそうです。
福島屋砂糖店は荷物を出し入れしたトロッコの跡でしょうか?線路があります。
隣接してあるのが、久松商店と十七履物店。
どちらも立派な表構えの看板建築。昭和の大火の後の復興で作られたもの。
すがや化粧品店。洋風な看板建築。
こちらの四季の入る建物も洋風で、ギリシャのよう。
看板建築とは主に関東大震災後に用いられた建築様式で、木造建築の店舗(住宅)の前の部分をモルタルや銅板で立ち上げ、西洋風のデザインにしたもの。
横から見るとよくわかります。
栗山呉服店。
この辺りは登録文化財として保存され、また今でも何かの営業をしています。
他にも古くて魅力的な建物がいくつもあります。
既に営業してなさそうなお店も多いです。
そんな中で気になるこちらのお店↓。
中覗くと
元々は酒屋さんなのかな?雑多な感じに惹かれます。
路地を入ると
昭和チックなBarや
こちらは喫茶店?だったのかな?
あちこちが昭和初期でストップした感じです。
こちらの町中華は営業しているみたい。
シャッターが目立つのは土曜日だからなのかもしれないし、そうじゃないかもしれない。
歩いているのも御年寄が多いです。
都会の男(エイジさん)はちょっと似合わないですね。
こちらの自転車屋さんも蔦に食べられてしまいそう。
すぐ近くでは大きな空き地に何かを建設中。
恐らく数年後には違った景色になってしまいそうです。
夕陽が少し寂しげな街並みは昭和初期にタイムスリップした気持ちになりました。
三丁目の夕日の舞台がリアルにあるような、そんな街でした。
筑波山に沈む夕焼けを見ながら帰ります。
タイガー観光「茨城、写活ツアー」。楽しく参加させていただきました。
おしまい。
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