秩父 レトロな街並みで食べて飲んだ日
2024年12月21日。
「秩父にクラフトビールのお店があるんだよ！」という話をした事から、写真仲間の(と言うか飲み友達の)甲斐さんと秩父で待ち合わせ。
秩父の美味しいものを楽しんで来ました。
3年前に行ったクラフトビールのお店。
ちょうどコロナの緊急事態宣言が翌日から…という日に妙法ヶ岳(三峯神社)に行き、その帰りに立ち寄りました。
そんな話は↓
再訪が今回のメインテーマです。
待ち合わせは12時。
西武秩父駅から御花畑駅の横を通り
まず、何か食べましょう〜と向かったのは昭和レトロな洋食屋「パリー食堂」
外観は
映画の中に出て来そう！
中も映画のワンシーンみたいです。
ストーブの上にやかん。子供の頃を思い出します。
テーブルも昭和の食卓を彷彿とさせる薔薇模様。
瓶ビールで乾杯！
そして、いただいたのは
オムライス。スタンダードでこれが美味しい！
甲斐さんはラーメンを頼んだのですが、こちらも昔からある醤油ラーメンで懐かし美味しいとの事でした。
食後は散策しつつ
道路沿いに達磨？
秩父の虚空像寺で行われる虚空蔵尊縁日にちなんでいるみたいです。
令和6年は1月12日、13日との事。
歩いていると明治から昭和に建てられた建物が点在していました。
そして、目指していたのは「武甲酒造」。
宝暦三年創業の造り酒屋です。
秩父で一番最初に有形文化財に登録された建物なんだそう。
武甲山に見守られて、何代にも渡り続いているんですね。
こちらで
御朱印 ならぬ 御酒印帳を買いました。
全国津々浦々の酒蔵巡りをして集めるんだそう。
ネットで参加している酒蔵を見たら、行った事のある場所もいっぱい出ていました。
これからは旅の際には持ち歩かないと！
次に目指したのは「秩父神社」
色鮮やかで立派な彫刻がいっぱいです。
何となく日光東照宮を小さくしたような…と思っていたら、徳川家康が寄進した拝殿で、彫刻は左甚五郎作とされているそう。
楽しい彫刻の数々の中でも
「子育て、子宝の虎」
「お元気三猿」(よく見て、よく聞いて、よく話す…日光の三猿の逆パターン)
「北辰の梟」
「つなぎの龍」の4つは必見との事。
グルっと1周に神様や動植物など、どれも素晴らしい作品ばかりでした。
いろんな種類の絵馬の中でも「お元気三猿」のモチーフのは
こんなに可愛いのでした。
秩父神社を後にして
次の目的地はこの先…の前にちょっと寄り道。
小さなカメラ博物館のような
こちら。
昭和初期にスタジオで使われた大判カメラを見る事が出来ます。
せっかくなので、甲斐さんに立ってもらいました。
天地は逆に見えています。
他にもガラスケースの中には古いカメラがいっぱい。
NIKON SPのフルセット！欲しいなぁ、ハッセル欲しいなぁ…と思ってしまいました。
さぁ、目的地は目の前。
こちらの「MAHOLLO BAR」で秩父のクラフトビールをいただきます。
14時オープンのところ、14時15分。
ホップの下で5種類のビールの飲み比べ。
左から、「遠野と熊」「小熊のヴァイツェン」「雪熊」「黒熊ペイストリースタウト」「くまさんのまごぶどう」。
それぞれ、個性があって美味しいです。
さらにもう半パイントいただきました。
ご馳走さま〜！
酔い醒まし？…に
少し歩いて、羊山公園へ。
武甲山は雪が積もってます。
高台になっているので
街と山が良く見えます。
何か実がなってる木があって、下に落ちているのを見てみると…梨？にしてはちょっと小さい。
時間は16時半。
冬至なので1年で1番陽が短いんです。
真っ暗になる前に街へと下りて行かないと！
さて、晩御飯は秩父名物の1つ「蕎麦」をいただきましょう〜と「二八そば ひらい玄」というお店に入ります。
お蕎麦屋さんと言えば日本酒です。
秩父のお酒…「秩父錦」と先程訪れた「武甲正宗」をいただき、おツマミもそれぞれ美味しかったんです(撮り忘れ)。
〆にお蕎麦も食べて…「帰りの特急は19時42分のはず」とお店を出て、駅へと向かいます。
秩父駅前で時間に余裕あるし〜なんて写真撮ったりしてたんですけど…駅に着いたら「あれ？」
時間を勘違いしていました。
42分じゃなくて24分。
写真撮ったりしてる間に出ちゃってました。
次まで小一時間の待ちになってしまったので
駅前の居酒屋さんでもう1杯。
名物の「もつ焼き」と「もつ煮込み」。
バタバタとやって来て、バタバタと帰って行くのに
「大きくなっちゃったカボスだけど、焼酎に搾ると美味しいのよ」のお店のママさんからいただきました。(柚子七味も)
伺ったお店の人達、みんな優しい感じの人ばかりでした。
さて、今度は乗り遅れずに20時24分の特急で帰ります。
甲斐さんとは所沢まで。
私は池袋で乗り換えて帰りました。
オマケ
羊山公園で拾った実を持ち帰って切ってみると
やっぱり梨みたいでした。
恐らく原種みたいなのなんだろうと思います。
秩父、小さい街の中に古い建物が点在し、ゆっくりとした時間が流れていました。
名物の「わらじカツ丼」だけ食べそびれたので、次回来る時は食べてみたいと思っています。
おしまい。