衣笠山〜大楠山
2020年7月19日。
梅雨時。朝、雨はあがっていたものの、空はどんより曇り空。
家で過ごそうかと思っていたのですが、友人のInstagramの山写真を見たらじっとしていられず…近くの三浦半島へGO。
そんな理由で、少し出遅れ気味でしたが、10時前に衣笠駅をスタートします。
商店街を抜けて、まずは衣笠山へ。
山…とは言っても、山をそのまま広い広い公園にした感じです。神奈川県にはこういう自然を活かした公園が多くあるような気がします。
公園の裏手を1度下ります。
案内板の通り進むとそこは
連日の雨の水が流れて川のようになっていました。仕方なく、そのまま進みます。
すると今度は薮。蜘蛛の巣が無数にかかり、本当にここ?と不安なってYAMAP地図を確認。合ってます。
足元ドロドロ、身体は濡れるし…最悪だわーっと歩く事数分。
なんと、薮の中から野生(?)の鶉まで出て来ました。
そして、大きな道路を横切ります。
この道路は先程までの悪路と平行して走ってます。
えーーーっ!立派な歩道があるじゃない!
こっちを歩けば良かった!
次に目指すのは衣笠城跡。
相変わらずしっとりした道ですが、歩きやすい。
しばらく歩いて広くなった場所が衣笠山城跡。
こんな所に山城があったなんて、知らなかったです。
小さくて可愛い神社もあり、立寄ります。
沢のように雨水が流れる道を通り、横浜横須賀道路に掛かる橋を渡り、舗装道路を少し歩いてから大楠山への登山口へ。
ここからしばらくの登山道は今年の3月まで通行止めだった上にコロナで登山者も少なかったためか、道も見えない程の草木の茂りよう!
登山というより探検隊の気分です。
そんな静かでワイルドな世界も…なんと葉山国際カントリークラブの登場でガラリと激変。
金網の向こうは優雅なゴルファーさん達。
こちらの私は泥まみれ…という正反対で不思議な光景です。
ゴルフ場から離れ、階段を登りきると広い大楠山の山頂です。
標高242m、三浦半島の最高峰です。
さて、お昼ご飯…と食べ始めると頭上には2羽の鳶。取られないように少しづつ素早く食べないと…と警戒しながら食べていたのに、最後の最後に取られました〜!やられた〜!
山頂から少し下った所にある展望台からは大楠山の山頂が見えました。
ここから前田橋まで、広い下り道。
足元は相変わらず泥濘んでいますが、草に覆われてない分歩きやすい。
階段も滝のように水は流れていますが、広くて歩きやすい…と油断してたらコケました。
尻もちついて、お尻もドロドロ。
前田橋側の登山口近くのトイレで手の汚れを落とし、次は海まで。
海に着く少し手前の家の人が何やらバケツの水を捨てようとしていたので、「その水をこの靴に掛けてもらえませんか?」と図々しく聞いてみたところ、「この水じゃなくて、水道を使って下さい」と言って頂いた上にタワシまで貸して下さりました。泥まみれを通り越した汚い靴。スッキリと汚れを落とさせていただく事が出来て、本当に感謝です。
最後は大好きな秋谷海岸で締めくくり。
海風が心地よかったです。