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陣ヶ下渓谷公園

2024年9月4日。
普段よりも30分程仕事が早く終わり、真っ直ぐ帰るのも勿体ないし、どこか行こうかな〜!
以前から気になっていた横浜市にある公園へと行ってみる事にしました。

通勤で使ってる恵比寿駅から乗り換え無しで1本。相鉄線の「西谷駅」で降ります。
鉄道会社の垣根を越えて乗り入れしている路線が増えましたが、こういう時に便利です。

気になっていたポイントは
① 横浜市唯一の渓谷
② 秘境っぽい
の2点。
駅から歩けるのもポイント高いです。

横浜市保土ヶ谷区のHPに写真付きで行き方が出ているので、それを見ながら歩きだします。

朝は涼しい風が吹いてたんですけど

まだ夏〜って感じ。暑い!
少し歩くと

案山子が立っていました。

ほどがや元気村。
区内に残る唯一の水田だそうで、子供たちが農作業体験をする事が出来るみたいです。

稲穂も首をもたげ、収穫の時はあと少し。

案山子がカラスや雀から守っています。

田圃やこんもりとした小山が続く南側と

帷子川の向こうは住宅地。
しばらく川沿いをテクテク歩きます。
そして、ちょっと迷います💦

川島町公園こどもログハウス…という所に公園は200mって書いてあったんですけど…行き過ぎ?なのか、400mって書いてあった神社に着きます。

うーん?HPを見直して、違う方に来てた事がわかり、軌道修正。

予定よりも5分オーバー位で着きました。
見た感じは公園というよりも、山への入口という感じ。

地図を見てわかるように、大きな道路のすぐ横…というか下。

不思議な景色なんです。
時間は15時過ぎ。少し太陽は傾きかけているので

自然の森と渓谷と道路の橋脚が妙にマッチしているんです。

見た事の無い世界に迷い込んだような気持ちになります。

橋脚がキノコに見えたりもするし

何となく森の一部として成立してるんです。

いつか、草木に侵食されて一体化しちゃうのかも知れませんね。
そして、この場所はしっとりしていて木々の呼吸が聞こえて来る感じがします。
とにかく、別世界。

ハイキングコースみたいな道を進み

少し先で小さな階段を降りて行くと

渓谷に降りる事が出来ます。
ホタルもいる綺麗な清流なので、川に入れるのはこのエリアだけ。
もちろん

入ります。

夏休み中なら親子連れとかいたのでしょうが、平日の15時半頃。
ひとり占めです!
ヤッター!気持ち良い〜!

森に囲まれた静かな流れをじっくりと味わうことが出来ました。

影が長くなって来たので、戻らないと。
山の中と一緒で影り始めたら、たぶん真っ暗。

何か…秘密のものがいそうなそんな森でした。

帰りは「上星川駅」へと歩きます。

下界に降りて来たような…そんな気分。

普通の郊外らしい街並み。

駅の近くの魚屋さん。
他にも店舗やスーパーも…と思ったら

ん?お風呂屋さん?

上星川浴場…なんか良い感じのお風呂屋さん発見!

駅に行こうとしたら

こっちにも「湯」の文字!

上星川はお風呂屋天国だったんですね。
次に来る時はお風呂セット持って来よう。

横浜駅から相鉄線で約10分。徒歩は15分程の場所にある渓谷のお話でした。

乗り換えの前にカメスズにちょこっと。

おしまい。

と一旦いつものように日記は書き終えたのですが、その後ある記事を発見したので書き足します。

ここの橋をデザインしたのは大野美代子さんという建築家で橋脚デザインで有名な方なんだそう。
私は全く存じ上げないお名前だったのですが、「かつしかハーブ橋」「横浜ベイブリッジ」「鮎の瀬大橋」など、すっごい橋や何度も渡った事がある歩道橋なんかもデザインして来てた方でした。
そして、この「陣ヶ下高架橋」も賞を取っているんです。
不思議な空間美はデザインによるものだったんだな〜と納得したのでした。

「新美の巨人たち」で取り上げられた時のものをリンク貼っときます。

あんな橋やこんな橋。
これからは渡る時に見る目が変わりそうです。

今度こそ、おしまい。

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