マザー・テレサは「ボランティアはやるな」と言った

マザー・テレサは「絶対にボランティアはやるな」と言っていた。

金にがめついとか、そんな安直な意図の発言じゃない。

この言葉の意味は、人の欲や利益を求める気持ちを利用した経済活動こそがより効果的な結果を生むことができるということだ。

ボランティアは奉仕の精神などといった原動力しかないが、こと経済活動に至っては人間生来の、もっと豊かになりたい、欲を満たしたいなどといった原動力が働く。
それはおよそ奉仕の精神なんかとは比べ物にならないくらいの強力なパワーを発揮する。

人間生来の欲望を発露することは忌避すべきものではなく、上手く作用させて強力なパワーへと変換することができるものなのだ。

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