THE IDOLM@STER SHINY COLORS 6.5th Anniversary LIVE “Chapter 283”に行ってきましたよ
俺バカだからよく分かんねぇけどよォ……
今回のライブってめちゃくちゃ良かったんじゃねぇのか?
今回のライブは6th大阪での初報が出た時にはそのタイトルも「名称未定」と隠されており、後の生放送で真の名前が判明したり────
公式パンフレットの巻末にChapter282と名を冠する、前日譚の章割が掲載されていたり────
公演中にも形而上学の学士たちの言葉の引用が為されたり────
何かと思わせぶりな演出があったんですが、
うるせ~~~~~~~~~~~~~~~~
知らね~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
とばかりに怒濤のセトリと新衣装や歌割変更演出がこれでもかとばかりに詰め込まれており、さしものオタクも満足させられてしまいました~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~!!!!!!!!!!!
私は学がないのでその辺の考察は詳しい方々に丸投げします。
そういうの好きな人、note界隈には多いでしょ。あんま知んないけど。
という訳で私はただのシャニマス大好きおじさんとして、両日現地参加したうえでの感想を取り留めもなく書き連ねていくこととします。主観こみこみの声優オタクの感想となりますことをあらかじめご了承ください。
☆Day1
星の声
ライブの一発目を決めてくれたのはまさかの『星の声』。
しっとりとした曲調なので、てっきりトリを飾るための楽曲かと思っていましたが、そんなことはない。
シャニソンで新規に登場した衣装に各ユニット身を包んでの披露はこれから始まるライブの導入、Song for Prismによる新章の幕開けを物語る役割をこれ以上なく果たしてくれました。283プロのこれまでの歩みを振り返るような歌詞も含まれるこの曲。ステージの上段と下段を生かして、イルミネーションスターズとコメティックが視線を交わしているシーンが印象的な楽曲でした。
ヒカリのdestination
星の声によって、観客たちが少ししっとりとした雰囲気でステージを見つめていた中でパッと明るくなって飛び出してきたのは我らがイルミネーションスターズ。
ファンとのコールを何度も重ねてきたこの楽曲を、今度はシーユースリーパーに身を包んでの披露。揃いの緑のフレアスカートが弾む姿はとてもエネルギッシュ! 観客たちのボルテージはこの曲を皮切りに、天井知らずの上り方をしていくことになります……
裸足じゃイラレナイ
放クラにおけるシャニソン楽曲は疾走感に満ち溢れたエモーショナルなこの曲。既に過去に披露はありましたが、今回はメンバーカラーが全面に押し出されたドリーミンサポーターを引っ提げての登場となりました。パステルな淡さに普段とは違ったヘアアレンジ、それに加えて放クラでは少し珍しいフォーメーション的な振り。ユニットメンバーと顔を見合わせたり、会場のファンの方を見つめてくれたり。会場中の全員を絶対に手放さない、放クラのエールはどこまでも届いていきます。
この曲は二番のエモーショナルな歌詞になると、演者さん方の歌い方にも吐息が混じってその時にしか味わえない深みが増してきます。特に樹里/永井さんはすごい。樹里でこの表情の表現が出来るのは、6年以上の歩みがあったから、樹里のすぐそばに居続けてくれたからなんだと思います。
平行線の美学
5.5thからもう披露を何度か重ねてきていますが、その都度この曲を生でやっていることが信じられないハイBPMな楽曲。そこに三人それぞれの表情を載せているのですから、技術は凄まじい。今回は『マジックアワーオファリング』による披露となり、線が交わらないことにも新しい文脈を載せてきたように感じます。
mellow mellow
超絶早口楽曲が続いたのはやっぱりそういう意図なんでしょうか。アルストにしてはレアなアップテンポな楽曲を、これまた見事に生披露でやり切りました。新衣装の『ビューティフルウェイフト』はくるぶしのすぐ上まで裾がかかるのに、よくこのテンポ感でステップができるなと感服します。シャニソンのMVで何度も見て来た腕ハートを生で見れたのも感動。どっちのアルストロメリアの可愛さも突き抜けていますね……
つ~~~~~~~~か甜花ちゃん/前川さんが生だと舌ったらず感が増す感じがあってこのアップテンポだとアクセントごとにそれが出てくるんですよね。か~~~~~~~~わいっ、マジで、か~~~~~~~~~~~わ
Happier
念願のツイ―ディーハピリーを身に纏っての披露! ただでさえキュートな楽曲が、更なるパワーを手に入れてもう留まるところを知りません。キャストのお二人の表情も心からの笑顔でエネルギーを貰えます。掛け合いに合わせた振りも見ていてとっても楽しい!
途中山根さんの持つマイクの音声が飛んでしまう場面があったのですが、それでも全く笑顔を崩さずやり通すプロ根性にも舌を巻きます。シーズ、本当に強いユニットになりましたね……!
いつだって僕らは
歌割変更楽曲一発目!だったのですが実は私は落ちサビのロングトーンまで気づいてなかったクソアホです
どちらかというシャニアニ二期の演出を踏まえてみる方に執心してました
キャストの方からすれば歌割変更なんて新しい曲を入れるのに近い苦労があるだろうにこんな特殊演出をしてくださったことには感謝ですね。
なのでアーカイブを改めて見返す形での感想を箇条書きで
・円香と透の歌声は似通う部分があると思っているけれど、歌声の潜っていく深さが違う感じがする(感覚的に)
・小糸ちゃんパートがめっちゃイケメンになってておもろい
・「未来を呼んでみようよ」の雛菜の歌声がめっちゃかわいいミカルゲ
・『スプリンクルエアリー』だと「靴はまだ白いままで」で映るのがスニーカーになるのがかわいい
・掛け合いの「ぶつけてみよう」で目をつむってる田嶌さんが小糸過ぎる
・センステにかけていくしんがりが雛菜なのが新鮮で、速度感がまた違うのが面白い!
Transcending The World
進化が止まらないどころじゃないんだけど!?!?!?
ストレイ本当に良すぎるので助けてください
ラップパートからして、声に載せる熱が凄すぎるんだって……!
今回の衣装のリンクスコンテュ二ティの色彩も相まって彼女たちはさながら武装したPerfumeのよう。エナメルに赤いレーザーライトを反射させて踊る姿がカッコよすぎる! ヘアスタイルが全員ロングスタイルに統一されているのもあって、激しい動きに映えますね。インナーカラーが見えた瞬間の鳥肌がやっばいのよ
「ヤバい進化系Straylight」が今回は愛依にあさひと冬優子が背中を預けるような形に。『LINKs』におけるメッセージ性を踏襲しているのでしょうか。冬優子/幸村さんの腰をくねらせた立ち姿が麗すぎる。へそがチラみえしてんのなんなんですかこの衣装は!!!!!!
アウトロのフレーズを繰り返す部分では観客たちをひたすらに煽りまくる!! 彼女たちと熱を共有し、叫び狂えたこの時をいつまでも心に刻み、残しておきたい。そう願わずにはいられません。
とある英雄たちの物語
や、やるの~~~~~~!!??
ええ~~~~~!?!?
完全に予想外なところから持ってこられた楽曲でしたが、今回の衣装カプリシオワンダーランドは目を引く色がそれぞれにあるため、騎士団として結集と衝突を繰り返す動きによく合いましたね! 6thでの八巻さんと希水さんの熱演も記憶に新しいですが、5人そろった完全体がやっぱり最高! 落ちサビでの恋鐘/礒部さんが剣を突き刺す時の歌声には悲哀がビブラートからも伝わってきて凄まじい。以前にもまして生き生きとした歌声でそれぞれが世界観を引っ張ってくれました。
After Run
音源からして低音が凄いとは思ってましたけど、会場に響く重低音が想像以上でした。臓物が揺れるぐらいの振動でドルビーシネマかと思いました。
この曲は実装時から絶対に生で聞きたいと思っていた……! にちかと美琴、それぞれのラップもロングトーンも味わえる贅沢すぎる一曲。これまでの楽曲と違ってバックミュージックも穏やかに、その歌唱力をぶつけてくる。それを生で感じた感想は……バカ良すぎとさせていただきます。
え、生でこのブレない歌声できるのマジでどうなってるの……肺活量えぐすぎ、肺にコンプレッサー積んでる?
美琴さん/山根さんの一瞬のがなりが混じるハイトーンも聴いてほしい~~~~~~~すんごいよ
そしてタイトルにもある彼女らの歩みを体現する「Run」の振りであるランニングマン。ものすっごい滑らかなんですよね、上から見ていて見惚れてしまうくらい、、、
そしてやっぱり花道のシーン! MCのお話もありましたが、花道の先を行く美琴/山根さんににちか/紫月さんが追いつき、二人で共に歩み出す様子もシーズの歩みを体現していて美しいですね。抜群の歌唱力だけでなく、演出面でも世界観を補強していくなんてすばらしき貪欲さ。
NEO THEORY FANTASY
今回はアンティーカの5人がメインステージ、センターステージに分かれての歌いだしでした。恒例の掛け合いシーンの最中、セリフパートのアイドルの方をついつい体ごと向けて追ってしまう礒部さんの姿が完全に恋鐘。アンティーカの距離感が、離れた配置だからこそ分かる場面ですね。
仮面を纏うような手の振りが何度かあるこの楽曲、仮面舞踏会の意匠の混じる今回の衣装との相性も抜群! 全体的にラメが多くなっている衣装ということもあり、腕の振りに合わせて星のような輝きが瞬くのも美しい。
センターステージの真横にいた身内のオタク曰く、とにかく結名さんのブーツ~脚が綺麗だったそう。
僕らだけの未来の空
『青空』をテーマにしたこの衣装で歌うと、ブーストがかかりますね。幼馴染の4人が並んで未来のことを歌う……その文脈はday2でまた違った色彩を持つことになるのですが、それはまた別で語るとして。
パーカースタイルでの披露となったことで、フードやヒモが跳ねるのに合わせて動くのが愛らしい。雛菜の動きなんかは動作も大きいので良かったです。
歌声の重なり方が綺麗で、聞いていてとても心地がいい! 透/和久井さんの透き通る歌声にはいい意味で角がなく、円香の懐の広い低音と併せて雛菜と小糸の特徴的な声の受け皿になってくれます。この幼馴染としてのかたちのかけがえのなさを感じさせてくれるんですよね。
明日もBeautiful Day
レース地のロングスカートが回転するたびに美しい~! そこにないはずの花が風に揺れるのをつい幻視してしまいます。多分センターステージめちゃくちゃにいい匂いしてる。
そしてセリフがある楽曲はその時々で違った味が出る! 6thの時からもうこんなにも違うのか、と驚いた方も多いはず。千雪/芝崎さんは同居してるぐらいの距離感で語りかけてくれるし、甘奈/黒木さんは割とガチめに私たちの身体を案じてくれる。そして甜花/前川さんのサムズアップはなんか指定文化財とかにした方がいいと思います。それがこの国のためだ。
We can go now!
最近では6thのお祭り騒ぎに駆り出されていて、大阪アレンジなどもありましたがやっぱりイルミネ三人それぞれ違ったコーレスのかたちを味わえるオリメン披露は最高! 特に灯織/近藤さんに声援で応えられるのは、おやすみ期間を見届けているが故に嬉しくなってしまいます。他キャストの二人も、心なしかいつもよりも楽しそう!
イルミネはそれぞれの歌声の粒をずっと感じられるのがいいんですよね。全員が強度があって、支え合っている感じがするのがいい……
夢咲きAfter school
私と同じ列に凛世P二人ほどいたんですが、この曲第一声が来た瞬間に姿が消えてました。センター凛世の一撃にやられて、後方にぶっ飛んでましたね(物理)。立見席のオタクたちはこんなにも自由
というか凛世の声を維持したままにこれほど昂る楽曲を披露してる丸岡さんは凄すぎる
いつもと違った夢咲に会場のボルテージは最高潮! コールや歓声も桁違いの声量だったように思います。
それだけでなく並びが変わったことで掛け合いのセリフもそれぞれチェンジ! 自撮りの角度を気にする樹里ちゃん、大好きなちょこ先輩のセリフを担う果穂なんてレアなもの見れて超お得! 「回答欄が広くても 等身大の答えはただ一つ」で背中合わせの夏葉と果穂なんて、そうそう見れるもんじゃないですよ! ていうか改めて歌詞が天才過ぎるなこの曲……
最後のキメポーズだっていつもと違った配置で決めちゃいます!
樹里と夏葉が双翼を為すヒーローポーズは永久保存版。
オタク、Blu-rayを買いましょう
BURN BURN
ッッッッッッしゃオラッッッッッッッ!!!!!!!!!
三人版のBURN BURNじゃオラァァッッッッッッ!!!!!!!
個人的に6th横浜現地を見送っていたので待望の三人披露でした。
だし、なんだってんだよマジで!!!!!!!!
ロングヘアスタイルはこのためか!?!??!?!?
燃え盛る炎の輪郭を体現するためなんかい!!!!!!!!
火はその熱が増していけば色が赤から真白に変わることの証左なのかい!!!!!!!!!!!!
そんで振りの激しさで前髪が顔にかかる田中さんがイケメン過ぎるんかい!!!!!!
今回前髪が重ためなので眉毛が見え隠れしてそのたびに美人のお姉さんと超絶イケメンランキング一位を揺れ動いてるのが田中さんです。皆覚えてくださいココ試験に出ますよ
ラスサビ前に背中合わせになるとこ最高すぎかい
LINKs衣装共闘者を表現するうえでこの上ない材料過ぎる
オタク今回めっちゃサビのコールしてくれるじゃん
ありがとう大好き一緒に燃え尽きような
ほんで曲終わりのシルエットも白だから映えすぎなのウケんね
てめぇらの熱、一生消えねえから
ハナムケのハナタバ
ついにマジックアワーオファリングでの披露が叶ったハナムケ。
その原作再現を超えた完成度は圧巻の一言。
リーダー格としてハイクオリティを保ち続けるルカ/川口さん、息の抜け方と脱力感がより真に迫った羽那/三川さん、歌声そのものに表情を載せて会場のどこにいてもその心中の葛藤を感じさせてくれるはるき/小澤さん。本当に結成一年とは思えない実力です。
落ちサビはるきの「ブルーとオレンジ」に合わせ、小澤さんと見つめた先のペンライトを一緒にモニターに映す演出は会場で見ていても見ごたえあるものでした。
曲終わりには三人それぞれのアピールタイムが。甘々な投げキッスと大きなハートを送ってくれた羽那とはるきに、指でハートを描くにとどめるルカ。甘さをより引き立たせるのは塩味ですからね、流石です。
時限式狂騒ワンダーランド
ライブとしての見ごたえという点では今までのシャニマスのどの楽曲よりも高いかもしれません。タットダンスの振りを取り入れ、音に合わせて陣形を自在に組み替え、アップテンポな振りを展開していく。この曲以外では見ることのない多次元的な動きは文字通りシャニマスの新章の息吹を感じさせます。それに衣装の色彩が混ざっていくのが凄まじい! 横並びで肩に手をかけていくアンティーカトレインは滑らかすぎて驚きました。
希水さんが逐一歌唱にらしさを加えて来るのに毎度私は腰を抜かしているのですが、今回は結名さんが霧子としての歌声を残しつつ、どっしりとした安定感を感じさせる厚みのある歌声になっていたのに感服。アンティーカもどこまで強くなってしまうのか。
day1では全員が仮面を身に纏っての披露というのも衝撃的。俺たちオタクが買った仮面と全く違うじゃん!!!!
コールが難しい楽曲ではありますが、その分できた時の楽しさは段違い! 私たちも勉強して、育てていきたい楽曲ですね。
くだらないや
やはり衣装が変わると、全体としての印象が大きく変わってきますね。マジックアワーオファリングは布地が少なく、タイトなサイズ感でもあるため、腰を使った振りの多いこの楽曲だと艶やかさを感じる見ごたえとなりました。羽那/三川さんは特に「ハリボテのスマイルでバイバイまた明日ね」など、へその辺りが覗く場面も多いので、そのシルエットの美しさに思わず息をのみます。落ちサビでマイクに縋りつくように膝を曲げ、腰を落としていく動作がこの衣装だと切なさがぐんと増していく。諦観じみた歌詞にも相まって、今までに感じたことのない寂寥を感じるワンシーンでした。
五ツ座流星群
アンティーカの「NEO THEORY FANTASY」もかなり距離をとっての掛け合いでしたが、放クラは更に遠かった! 果穂/河野さんはなんならお立ち台の上でモニター前に。どこにいても声を届けられる、銀河系のエネルギーを肌で感じます。
そして今回もちょこ先輩の掛け合いは他のアイドルたちで分担。智代子不在の時のやけくそチアガール樹里でしか摂れない栄養素はあると思います。これもう運営も分かってやってるだろ
とにかくファンサービス多めの披露でした! 楽曲中ずっとファンの方を見て手を振りながら移動してくれたり、果穂と凛世はいつも以上に明るい笑顔で互いを見合わせたり、樹里と夏葉で互いの頬に指を突き合わせたり。私たちの見たいと思う姿をこれでもかと魅せつけてくれました。
青空
幼馴染の温度感を朗らかに歌っている曲としてはノクチルの中でも少し珍しいと思っています。和気藹々と互いに顔を見合わせたり、手を繋いだり、それぞれにベクトルを向けあう振りが多いなと感じます。
セイルテイルブリーズ以降個人色が押し出されることが強くなってきたノクチルですが、スプリンクルエアリーはベルト以外はお揃いのカラーリングなのがいいですよね。同じ歩幅で同じ法を向って歩み続ける、その歩調はいつまで同じなのかはわかりませんが、この時を格別なものとして長く味わい続けたいというエゴを抱かずにはいられません。
Bloomy!
スマホの縦カメラ演出というこれまでになかった演出が導入された本曲! これまでにあったガチ恋カメラや自撮り画角ともまた違ったユニット内のわちゃわちゃ感が味わえるのがいいですね! 終始アルストは歌っている人に角や耳を生やそうとしているのがファニー。芝崎さんは背が低めなので、なかなかそれが上手く行っていないのも可愛らしい。歌っているメンバーの背中からひょっこり二人が顔を出すシーンは何回見てもいい!
そして今回の衣装の白い布地が淡いピンクのステージライトの光を帯びて文字通りアルストロメリアの花弁のようでとても美しかったのもポイント。アルストは意外と跳ねたりすることも多いので、固定されていない揺れる布地があると映えますね。
Fashionable
今回の衣装はキュート全振りではありますが、上下の構成がシャンドゥボーギンと似ている部分が多く、キレのある動きを前面に見せつけてくれました。指先からつま先まで、一体となって振り乱れる姿に私たちも咽喉を潰すぐらいのコールで応えます。ハートの連なる耳飾りが回転や振りに合わせて荒ぶって、一気にシーズとしての表情が変わるのもすごいところ。
思えばこの曲の初披露も二年前のこの会場。武蔵野の森はシーズにとっての聖地になりつつあるのではないでしょうか。
枕木の歌
枕木さんは三人で歌った方がいいと思う
ほ~~~~~~んとに嬉しいですね
この曲の大好きポイントはトライアングルの中心に灯織が立つ場面が多い所。サビ前に線路の分岐を指し示すように灯織/近藤さんの手に合わせてお二人が飛び出してくるところがとてもほっこりします。必ずしもずっと同じでいられるとは限らない、だからこそその尊さを噛みしめる。イルミネの三人がこうしてまた揃って楽曲を披露できる喜びをファンとしても強く感じるところです。
やっぱり灯織/近藤さんの低音が加わることでぐっと締まるねんな……!
LINKs
Day1のトリを務めたのはストレイによる絆を力強く歌い上げたこの曲! 生で聞けて本当に良かった……! ストレイはもともとぶつかり合うライバル同士、そこに生まれた絆もこの曲以前に強く語ってくることはそう多くは無かったはずです。それが拳を突き合わせて天を仰ぐまでに至るとは……!
『Another Rampage』から引き継がれてきたこの振りも、ついに至るところまで来たなという感覚です。
三人が横並びになって、波を起こしたり、同じ歩幅で踏み出したり! この三人でなくてはならない意味を押し出してきてから、曲の終わりではまた違った方向に歩きだす。彼女たちはずっとこれから先もぶつかり続ける。決してそこに妥協なんてないという心意気を見せつけてくれました!
とにかくボーカル力が高すぎる……! やっぱり田中さんのオタクなので語りたくなってしまうんですが、熱を持ったしっとりとした歌声ってすごくないですか? 透明感のある歌声に、物語と共に蓄積されてきた思いを載せて、心地よい重厚感を手に入れたんですよ。
サマーサマーオーシャンパーティバケーション
まだフル音源もなんならCDリリース情報すらないのに出ていないのにやってくれていいんですか!? 今回のシャニソン衣装のテイストを受け継いだうえでの特殊なTシャツ衣装で披露してくださいました。
アイドル同士の掛け合いがとにかく豊富で、シャニソンで聞ける音源よりも生のセリフ回しといった印象が強め。冬優子と小糸のコールである「Y-Y-Y-Y-Y-YEAH!」と甜花の「ナイスプレー」のサムズアップは最高過ぎますね……美琴さんは相変わらずこの曲でもかっこよすぎて笑ってしまう
Day1ではラスサビ前のセリフをはるき/小澤さんが担当。外の天気を忘れてしまうほどの太陽の光が武蔵野の森に降り注ぎました!
Spread the Wings!!
これまでの歩みを振り返るダイジェスト映像をバックに披露するという思い出ボムを引っ提げて今回の大トリを飾りました! Chapter282を飛び越えて、Chapter283がこれから先に始まるよという意味合いなのでしょうか。(特にアニバーサリーをそこまで前面に押し出してないライブで急にこの演出をやった意図は何だったんでしょうか)
周りにいたファンも次々に懐かしい映像にやられていました。個人的に一番反応が大きいと感じたのはやはりMusic Dawnのノクチルの映像でしょうか。しっかりと無観客でのいつ僕が映っており、今日この日までつながったことへの奇跡を感じずにはいられず、思わず私も膝を折りました。
全体曲と言えば、共通衣装で〆ることが多かったですがここ最近のシャニマスは各ユニットの衣装そのままで終わることも多くなってきました。個人的にはそれぞれの色を感じられるこの締め方の方がお気に入りですね。
ありがとうシャニマス、フォーエバーシャニマス。俺はいつまででもお前に夢中だよ。
☆Day2
(※Day1と同じ披露楽曲については一部割愛しています)
Heads or Tails?
まだゲーム内から実装もまもなく、披露は流石にないかと思われた矢先! やってくれましたコメティック! 一気に観客たちを惹きつけて、湧かせてくれました。いっしょに拳を掲げてコールするのはめちゃくちゃに楽しい!
三人が立ち位置をトライアングルを描きながら入り混じる様子は圧巻! コメティックはまだこれで五曲目だというのにパフォーマンスの難易度がどんどん跳ね上がっている気がします……恐ろしいユニット。
今回は三人それぞれヘアスタイルが違っていたので、それぞれ髪の揺れ方が違うのも見ていて楽しいところです。(いや無理だって それキツいって 愚痴吐いて)でヒョッコリ下から生えてきたときのはるき/小澤さんが小動物が耳をパタつかせているように髪が跳ねていてめちゃくちゃにかわいい。
Black Reverie
荘厳なサウンドにカプリシオワンダーランドは言わずもがな相性抜群! 共通して金色があしらわれているので、照明が当たるたびに絢爛。オフショルダーを彩るフリルも手を掲げる動作が入るたびに妖艶な魅力を醸し出します。
今回のパフォーマンスでもバランサーとしての摩美々/菅沼さんの歌唱に舌を巻きます。激しい曲調で荒々しくなるところを、「今 合った あなたの瞳」で整えて霧子に繋ぐところが毎回好きです。
Wandering Dream Chaser
目を疑いました。Day1で歌割披露があることは分かっていましたけど、まさかストレイではやらない……いや、やれないだろうと思っていたんです。言うまでもなく振りが滅茶苦茶に激しく、併せて歌を入れていくなんてことは難易度が段違い。そんな過酷な挑戦に、冬優子が憧れ続けたセンターに手をかけるという物語を重ね合わせるとはなんたる手腕か!
MCパートでも語られていた通り、ストレイライトのセンターというのは決して円満に収まったものではありません。苦虫を嚙み潰す思いをして、それでもアイドルとして戦っていくうえでの最良の判断だと自信を納得させた冬優子。もちろんあさひの実力は認めており、ストレイライトは今のかたちしか在り得ないと思っている。それでも、憧れを消す理由にはならないのだから。
光と光がぶつかり合い、重なり合い、未来へと向かっていく。極限まで研ぎ澄まされて、ぶつかった光はやがてその色彩を無数の色を孕んだ白へと変えていきます。今回の衣装『リンクスコンテュ二ティ』はストレイライト三人の激闘を体現するかのような衣装ですね。
光と光がせめぎ合って、今回は冬優子が先に出た。次にその色彩をリードするのは愛依のパープルなのかもしれないですね。
『時代を巻き込むくらい迸るCrazy 強引なnaked heart』←このフレーズをあさひ/田中さんが歌うのマジでバカ良すぎ 今回のヘアスタイルがセミロングなのもあっていつもと違った大人びた空気感が七十割増しで刺さります
というか一番ヤバいのはラスサビ前のそれぞれの決めポーズをお互いが引き受けたワンシーン! 愛依のクールな立ち姿を十億点のキメ顔で魅せたあさひ/田中さん、冬優子のキュートさも乗りこなす新しい”あたし流のかっこよさ”を見せつける愛依/北原さん、そして何よりずっと超えるべき宿敵として食らいついてきたあさひの振りを、不敵な笑みと共にその髪をレーザーライトに預けながらやりぬいた冬優子/幸村さん!
「異彩の光で魅せるわ」を歌いぬく冬優子/幸村さんのかつてないほどの力強さに、心臓が震えました。これは本当にすごい光景を見せられた……!
BRIGHTEST WHITE
ストレイが熱をぶつけ合って白を創り出すのなら、彼女たちは巡り合った奇跡の連続に宿る色を白と呼ぶ。いつかまた巡り合うことを祈る枕木の歌、その文脈を継ぐシーユースリーパーの衣装で何度でも光を結集させて、白く未来を染め上げていくことを歌う意味はとても大きいと感じました。
灯織/近藤さんのブランクを全く感じさせない落ちサビ。それと共に、確かに白く染め上がる会場。ファンも一体になって未来を紡いでいくこの瞬間は何度体験しても格別ですね。
ダブル・イフェクト
オリメンでの披露は実に一年ぶり、楽曲としてもそう頻繁に披露があるものではなかったので、連番者と歓喜の声を挙げました。今回の衣装だとより楽園に舞い降りた天使の印象が際立ちますね。ターンでふわっとスカートが膨らみ舞い上がるシーンには思わず息をのみました。あまりにも清廉すぎる……美しすぎて蕩けますよ。アーカイブ見れる人は35:50あたりをとにかく目に焼き付けろ。
ことあるたびに投げキッスやウインクを織り交ぜる甘奈/黒木さんがニクい。こんなの誰でも堕ちちまうだろ。
Happier
曲の披露終わりにはファンサタイムがありましたね! 美琴/山根さんが手でハートを使って息を吹き込む動作、にちか/紫月さんがほっぺに手を当ててハートを作り、ガオガオポーズで〆。なんだかMUGEN BEATの時に見せくれたファンサシーンを思い出して胸が熱くなりました。
OH MY GOD
シーズとしてユニットが成ってから、磨かれて行きカラットは100を超えたその先に到達していきます。本来キュートであるはずの衣装がここまでかっこよく映るのはいったい何の魔法なのか。揃いのポニーテールが戦場に赴く武装にすら見えてきます。5th Fashionableで前髪が顔にかかった美琴/山根さんのカッコよさが俄かに話題を集めましたが、今回はにちか/紫月さんでもそれが見られます。てかずっとそれ。マジでなんなんだこいつ~~~~~~~~~(深みの奈落へと堕ちていく)
そして美琴/山根さんの声の厚みが今回異常なまでに凄くなかったですか??? 歌いだしからして、私たちはその音圧に”衝突”する感じがありました。ラスサビ「掲げ High & Low」は低音ボイスが波のように私たちのことを呑み込みます。必聴。
Hide & Attack
ストレイも全く出し惜しみをしないどころか熱はどんどん激化! LIVE FUN!!では久しぶりの隠匿での披露で話題を集めましたのが記憶に新しいですが、今回は三人の装いが近しいシルエットをしているからこその美しさがありました。
今回の披露では愛依/北原さんがとにかくかっこいい! 二番Aメロでは歌唱の最中頭頂部の髪が乱れるシーンがあるのですが、それを厭わずに歌い続ける姿はまさしく修羅の様相。サビへとつながるシーンでこぶしを突き上げて、その力強さを感じました。
魅せ方の違いで言えば、冬優子/幸村さんも凄まじい。6thではシャッフルメンバーの披露ということで、全体を牽引する逞しさを押し出していた漢字がありましたが、今回は壮麗な美しさを見せてくれた感触があります。ヘアスタイルと衣装込みで作るシルエットの美しさなら、右に出る人はいないでしょう。
無自覚アプリオリ
コメティックを結成して以来、この一年沢山披露してきたことでキャストの方々にも楽しんでパフォーマンスをする余裕が見えてきました。この曲でこんなにもファンサをしてくれるんですね……! 羽那とはるきがファンサをする中、花道を突き進んでいくルカ。でも彼女は決して置き去りにするんじゃなく、その背中で歩むべき道を見せてくれている。渾身のロングトーンはそれを物語っていたと思います。
ルカがラスサビ前で「声出せ!」と煽ったシーンはクリパからここまでの歴史を一瞬で想起して、なんだか目頭も熱くなります。一年前の『我儘なまま』でもルカは私たちに呼びかけていましたよね。
そしてとにかくルカ/川口さんの歌い方の進化が止まらない! がなりの効いた歌い方の熱はもちろんのこと、ロングトーンや吐息混じりの歌い方、ざらついた感情の表現と両立した滑らかな歌い方もルカとして体得したようです。
時限式狂騒ワンダーランド
Day1で身に着けていた仮面を外し、本当の姿を見せてくれたアンティーカ。表情が昨日以上に豊かに見えたことで、歌声もより生き生きとして聞こえます。というか明らかにウインクの数が増えてるんですよね。両日合わせてサビを是非確認されたし。
夢が夢じゃなくなるその日まで
この曲は彼女たちと共に走り抜けていく疾走感を感じていたのですが、センターステージに立っての披露だったのでその印象をより強く感じることができました。幼馴染同士背中を預け合って私たちに向かって手を振ってくれる場面も多く、ノクチルと同じ風をその身に感じることができました。
それでいて、四人だけの世界も大事にしているのが分かるのが嬉しい所。観客に手を振る最中も互いの顔を見合わせており、最後には四人でてを重ね合わせる。この割り込む隙のなさもまたノクチルの良さなんだよな。
ハナサカサイサイ
MCパートで河野さんが匂わせていた演出は、キャストさんが直々に振りまく紙吹雪! それにステージからも舞い上がる紙吹雪もあって、瞬間会場は大狂乱のお祭り騒ぎ! もうホントありえないぐらい楽しいので毎回やってください!!!!
曲中めちゃくちゃファンサービスしている姿が遠目にも見えていました。果穂/河野さん、観客の人と話してなかった……?
これだけ激しい曲なのに、歌も決して外さないのがプロ根性ですね。
アルストロメリア
もうこの記事だけで何回言ってんだってぐらいなんですけど今回のアルスト衣装が本当に良すぎなんですよね。お花で作った冠に、さらりとしたロングシルエットのリネンのドレッシースタイル。編み込んだ髪にもお花の髪飾りがついている。ここまで前面にお花をモチーフにした衣装は珍しいですよね。アルストロメリアの女の子らしい瑞々しさ、キュートさと相まってものすごい破壊力。
衣装ちゃんと見れてない奴は……アーカイブで見るしかねえわなぁ!?
アルストロメリアの原点といえる楽曲ですが、今回の衣装でまた違ったキュートさを手にした気がします。
ビーチブレイバー
本当にどこまでも詰め込みますねChapter283! ラストブロックも怒濤の勢いでパフォーマンスが続く、その口火を切ってくれたのが放クラでした。
今回の放クラのヘアアレンジでメッシュが入ってるのがジャンプの仕草で揺れて綺麗!
今回のビーチフラッグ対決は花道を丸ごと使って、樹里/永井さんの勝利。敗れた夏葉/涼本さんが立ち上がるのに寄り添う凛世/丸岡さんの穏やかな表情に心打たれます。
ラスサビ間奏では樹里/永井さんから「もうバテたなんて言わないよなぁ!?」と叱咤激励。観客たちも最後の最後まで、割れんばかりのコールをステージに届けました。
バベルシティ・グレイス
終演後も多くのファンがこの曲のシーンを語っているのをSNSでも目にしました。それほどまでに三峰結華センターということが持つ文脈は大きく、イベントシナリオ『月に焦がれる太陽/月』がファンに大きな影響を与えたということなのでしょう。アイドルの輝きに向かって一身に突き進む恋鐘の眩さに結華もまた惹かれながら、そんな恋鐘ともぶつかりあいたい思いを気づかずうちに持つようになっていた。そして何より、自分たちのためにペンライトを振ってくれる”あの日の自分”たちに答えたい。会場を照らす紫の中に入り混じる結華のメンバーカラーのペンライトが燦然と輝いていました。
そして私は希水さんにはあの時のシャニマスを救っていただいた存在として、多大なる感謝と尊敬の念を抱いているので、いち声優さんのビッグステージとしてもとても嬉しかったです。MOIWの時に、結華/希水さんに「シャイニーカラーズ」コールをした時と同じかそれ以上の感動を今回の「アンティーカ」コールに抱きました。
Forbidden Paradise
プラトニックな恋愛シーンを歌っていたはずの二人が一転、近畿を犯すようなマーダラスな愛溺を歌うことになるとは……衣装との組み合わせの妙はパンドラ的な耽美を感じてしまいます。なんならセパレートで臍が覗く衣装は他のどのユニットよりも刺激的。シーズとしての鮮烈なダンスシーンを我々の眼に焼き付けました。
ラストブロックだというのに歌声もどんどん熱が乗っていく。アウトロの「Forbidden」「Paradise」コールを煽るにちか/紫月さんの声に観客たちも腹の底から叫んで応えます。
LINKs
Day1と同じ楽曲なのに、冬優子センターのWDCを見てから聞くと一気に深みが増しました。この曲で語られているのはユニットとしての切磋琢磨だけでなく、個人それぞれの歩みでもあるんですよね。三人それぞれに譲れない思いがある、負けられない領域がある。それはこの三人の間であってもそう。認め合う部分、認め合えない部分があるからこそ、三人の輝きはこんなにも力強く、鋭いんです。
この日の披露はお互いの想いをそれぞれ理解したうえで、互いに背中を押しあっているように感じられてとてもエモーショナルでした。
瞳を静かに閉じて、曲に身を任せる冬優子/幸村さん。その心中は私たちが察して余りあるものがあるでしょう。
Twinkle way
イ゙ル゙ミ゙ネ゙に゙今゙、゙大゙変゙な゙ごどが゙起゙ぎでい゙ま゙ず!゙!゙
Day1アルストの『Bloomy!』と同様にスマホカメラ演出が用いられた本楽曲。歌唱メンバーがまっすぐカメラの向こうの私たちにエールを届けてくれるその裏側で、他の二人が熱い抱擁を交わしたのです。MCパートでのキス未遂(未遂ですらない……!?)もありましたし、この子たちはどこまで行っちゃうんでしょうかね。ああ、尊い……このゼロ距離のコミュニケーションがイルミネの魅力!
そして、LIVE FUN!!によるトラブルを乗り越えて手にした強みなのでしょう!
シャニマスのライブを追ってきている人ならご存じだとは思いますが、7月に開かれましたライブではこの楽曲中に完全に音声が止まってしまうトラブルがありました。復帰間もない灯織/近藤さんがステージにはいない中で、真乃/関根さんとめぐる/峯田さんは私たちファンと一緒にアカペラでやり通すという姿を見せてくれました。不安と同様に包まれながらも立ち向かい続けたその姿を、誰よりも心配して見守っていたのが灯織/近藤さんだったでしょう。
その三人が今、また同じ舞台の上で『Twinkle way』を披露している。いっしょに居られることの喜びと心強さを噛みしめた万感の思いのハグだったろうと感じます。
グッバイ
Day2のトリを務めたのはシャニソンの最新楽曲で、これがフル音源初公開となるノクチルの『グッバイ』! しっとりとしたバラード曲で、淡い恋心を歌った歌詞のようなのですが、次第に変わって行ってしまう幼馴染たちに対して弱い心を曝け出す歌詞のようにも聞こえてきてしまうんですよね
透/和久井さんと円香/土屋さんの柔らかな歌声が今はこんなにも切なく感じる……お二人の歌声に溶かされて、心の弦が剥き出しになっていたところを小糸/田嶌さんと雛菜/岡咲さんの芯のある声が弾き揺らしてくれます。歌声の構成が本当に見事。じーんと胸の中に広がっていくこの感情の名前を、私はまだ知りません。
幼馴染四人という形に彼女たちは必ずしも固執しているわけではないと思うんです。そこにある輝きが尊いもので大切にしたいと思う気持ちは勿論誰にも負けないぐらい強いんですが。一歩を踏み出す勇気も彼女たちは今手にしようとしている、そうして起きる変化を我々は静かに見守るべきなのかもしれませんね。(まだシャニソンのイベントを読めていなくてすみません)
サマーサマーオーシャンパーティバケーション
もうね、ライブってやりたいことやりまくっていい時間なんですよ
演者もファンも楽しんだもんがち、みんなそうじゃない????
というわけでやってくれました、フルメンバーでの披露! そこかしこにアレンジ衣装のキャスト様方が歩き回ってて目が全く足りなくなる例のやつが今年もやって来た!
私はず~~~~~っとあさひ/田中さんを目で追ってたんですが、曲の途中で果穂/河野さんと二人でセンターステージ行ってるときありましたよね?? あさかほでしたよね?? 7th円環横浜公演の先取り、ありましたよね???? なんでキャパ5000なんですか??????? 意味わかんなくない?????? ねえ、目見て話してくれないと分かんないよ?????
ラスサビ前のセリフはみ~んなで仲良く同時に!
「「「「みんな~~~~! 最後まで楽しもう~~~~~~!」」」」
もうね、アホかと。最高かと。お前らの眩さはシャンデリアにも負けないぞと。
六億カラットの輝きの太陽光で俺らの心臓のBPMも暴走してんだよ、と。
Spread the Wings!!
そして二日間の公演を締めくくる大団円!
Day1にも見せてくれたこれまでの歴史を振り返るダイジェスト映像と共に沢山の笑顔と共に〆てくださりました。
しっとりとした曲で終わるライブもいいですが、最後までコールを叫んでやり通して終わるライブの清涼感はやっぱり段違いですね。
☆終わりに
現状今年一の現場です。
もちろん6thツアーのお祭り騒ぎやリスアニ!などの外部出演なども凄まじい盛り上がりを見せていましたが、今回のライブでは新章突入にふさわしいだけの勢いがありました。セットリストで曲から曲に受け継がれるメッセージのようなものを色濃く感じていて、まるでCDアルバムを聴いているかのような充足感がありましたし、演出面でも奇をてらったものに囚われない一体感のあるものを積極的に選んでいく姿勢を感じました。
ステージ演出においてもコールがやりやすいようにモニターへの投影もされていましたし、演者さんから観客に呼びかけるシーンも多く、その都度会場の熱がグッと増していくのを肌で感じました。既存曲から採用されているものも、これまでのシャニマスの重要シーンを彩ってきたものが多くそこには何かしらの意図がありそうにも感じました。
(意味深な演出などは回収されていない部分も多く、肩透かし感がないわけではないんですが、それ以上にライブ体験の上質さに押し切られてしまっている感覚です)
流石に三月のライブも告知されていることだし、最新情報もそこまで……と思っていたら普通の顔して今度はライブを4つ生やしてきましたし(マジで何事?)、コラボの勢いも全然衰えるところを知りません。チームまりあが自治体コラボまで果たして誇らしいよ、俺は。
次のシャニマスのコンテンツとしてのライブまでは少し期間が開くことになりますが、その間にも方々でシャニマスのアイドルは活躍をしていきます。各種企業コラボもそうですし、1月にはシーズとコメティックのMRライブにリスアニ!ライブの出演もあります。もはや全部追うのが現実的でないまでに規模感が大きくなってきたコンテンツ、これから先も全く飽きることなく楽しませてくれそうですね。
これから先にシャニマスが紡いでいくのはどんな物語なのでしょうか。
新しい章の幕開けに、期待していきたいですね。
それではここまでお読みくださりありがとうございました。
またどこかでお会いしましょう。
☆おまけ☆
一年ぶりの武蔵野の森
~相変わらず立地がアレやねんな会場に
辟易オタクの二日間~
ここから先は西日本は岡山から遠征をしてきた私の二日間の日記になります。ごめんね。
いつもは遠征の時にはday3まで残って楽しむようにしています。せっかくのビッグイベント最後まで楽しまなきゃ損!……という心持なんですが、今回の遠征は仕事の都合で早めの切り上げを強いられました。
休み明けに出席必須の研修が午前だけあるとか、何かの虐めですか……?
☆Day1
4:30 起床
まだ日も上らぬうちに起床。岡山の片田舎に住んでいる私は新幹線での行動がデフォなんですが、そもそもの新幹線が四時間弱の時間を要します。ライブの前にも行動を行おうと思えば、これぐらいの時間にはもう動き始めねばなりません。
6:30頃
のぞみに乗車。てっきり夏休みシーズンも終わってスカスカなんだろうとたかを括って自由席を決め込んでいたんですが、この時間のものですらほぼ満席状態。私は運良く座ることができましたが、通路にはたくさんの人が立っている状態でした。三列シートの一番端、完全な通路側でスマホを上から覗き見られる配置だったので諸々の作業を諦めて睡眠を決め込みました。
10:00 東京到着
今回私は身内のオタクとアニメイトカフェに13:00に向かう予定にしています。ただ、それまでには少し空白の時間がありますね? だったらやることはただ一つ……
田中さんのアーティストデビュー記念の展示ポップ巡りに決まってるだろうがよ!!!!!!!!
シャニマスに登場するアイドル、芹沢あさひ役の声優さんとしてもよく知られている田中有紀さんはこの10月2日についに念願のソロアーティストデビューをなさりました。それを記念して田中さんのタイアップの展示が方々の販売店で行われているのです。地方の田舎出身の私が見れるチャンスは本当にこのタイミングしかない!
一つ目に立ち寄ったのは秋葉原のゲーマーズ。スーツケース片手に六階まで上がるという無理をしてでもやってきた甲斐がありました。展示にはファンから田中さん宛のメッセージを直筆で残せるスペースがあり、番組内でよく見かけるオタクや海外から訪問してコメントを残してくれたオタクなど、その歓喜の気持ちと熱を直に浴びられるポイントになっていました。私も拙い言葉ではありましたが、お祝いと喜びとをしっかり書き残しました。田中さんにいつか届けばいいな。
ちなみに展示スペースには田中さん自身が書き残したコメントもあったりするので、首都圏にお住まいで興味のある方にはぜひ見に行ってほしい。そんでCDも買って欲しい。
次に訪れたのは年柄年中湿度と密度が天井知らず、レジに並べば一時間はくだらないでお馴染みアニメイト池袋本店。こちらも声優・アーティストコーナーの一角に田中さんのCDがたくさん並べられていました! ちなみにアニメイトで今CDを買うとオンラインのお話会への抽選参加ができるので、私は既にメイトで6枚積んでいるという裏事情があったりします。
続いても池袋。今度はサンシャイン池袋内にあるさんすたーぶんぐのおみせ。ここはもちろんCDの販売店ではありませんが、田中さんの楽曲「未来スケッチ」が『さくらえんぴつ』とのコラボを行っているんです。
MV内で田中さんが実際にさくらえんぴつを手に取るシーンもある他、キャンペーンも実施されており、田中さんのオタクとしてはもはや必需品と言っていい存在。店内でもしっかり田中さんのデビューがプロモーションされており、感動を覚えます。
12:00 オタクと合流
さて、これに加えて渋谷TSUTAYAの展示……と洒落込みたかったのですが、悪天候にアニメイトカフェの予約時間の兼ね合いもあって断念。途中でオタクと合流できたので、彼と一緒に二人で担々麺を食べて腹ごなししつつ時間を潰します。
13:00 池袋アニメイトカフェ
アニメイトカフェに行くのはこれで二回目。前回は勇者sideと魔王sideのコラボがあった時だと思います。なかなか自分では行く機会もないので、いつも身内のオタクのおこぼれにあやかる形になっています。おかげさまで生きております。
今回はコメティックメインのハロウィンコラボということで店内を賑やかしてくれるアイドルたちもお化けやモンスターといった衣装に身を包んでいます。
座った席にはシーズの敷紙が。ウェアウルフでしょうか、こっちでもガオガオも覇権を取る気なのか貴様
せっかくなのでシーズのパフェを注文しました。持ってるグッズはストレイ(あさひ)のものばかりなので物凄いチグハグ感。キウイやメロンゼリーの多層構造の土台にキャラメルのアイスが乗っかっていて、食べ進めていくにつれ味の混ざり合っていくが楽しい体験でした。パフェとして満足できる出来。これにコースターまでついてくるんだから大満足ですね。
14:30 退店
アニメイトカフェでの食事を終えたらそろそろ府中に向かいます。
武蔵野の森は会場としては割と好きなんですが毎回立地がネック。都心からは少し時間がかかってしまうので、早め早めの行動を迫れます。
私もホテルに荷物を置いてから会場に向かいます。
16:00
助けてくれ
直線距離に騙されて電車で会場まで40分以上かかるホテルを取ってしまいました。それも当日になって気づくバカ
飛田給になんとか16:40ごろには着くことに成功して、開演には間に合わせました
本当に心臓に悪いので、みんなはちゃんと地図を確認してから宿、取ろう!
17:00 開演
Day1の私の席はいわゆる立ち見席。チケットをなくしてしまったので写真はないですがフロントステージ右手の4階から見下ろす形。立ち見指定なので、席としては一番後ろなんですが……めちゃめちゃ見やすい!
武蔵の森は勾配がついた座席配置なので前後による差はそこまで大きくないんですよね。花道通ってセンターステージまで全部を一目で味わえる場所だったので、普通に良席でした。
それにここなら後ろの人を気にせずペンライトを掲げてもいい! これがめちゃめちゃによかったです。
After Runのラストのロングトーンに合わせて仰け反るまでケチャをするのはマジで最高に気持ちいい! これが味わえるのは立ち見だけなんだよなぁ〜
更に今回はめちゃめちゃ周りの方々がアットホームでした。席に着いた時から既に両隣の方同士でお話していて、私もすぐその輪に入れてくださいました。
お互いのグッズを見て推しの話をしていたら、田中有紀さんのタオルを持っている方がいるではありませんか!
めちゃめちゃ思い出深く残ってる方とまさかの再会。
※こちらの記事で勝手に田中さんとのやりとりを書かせていただいた方
以前から相互フォローの方で、バースデーイベントの時のnoteをみて反応もくださった方。あの時の話を対面で出来てすごく嬉しかったです。この方とは終演後に「ストレイ良かったっすね!」といってがっしりと握手もしました。ホンマに良かったね。あと冬優子のペンラも先っぽ見つかって良かったです。
19:30 終演
ライブ終演。大トリのSpread the Wings‼︎で膝ガクガクになった立ち見仲間オタクたちと喜びを分かち合いました。私ライブ現場でこんなに名刺交換や交流をしたの、リアルに初めてでした。なんだか嬉しくなりすぎて両隣の方には田中さんの1stアルバム『Crier』をそのまま渡してしまった。聞いてくれたら嬉しいな
21:00 打ち上げ開始
day1配信オタクたちと合流して打ち上げ開始! MUGEN BEAT、我儘なままと奇しくも3年連続同じミライザカでの打ち上げとなりました。
うちの身内には凛世Pと智代子Pがいるんですが、day1どっちもチケット握れず。本当にこの世界は無情だと思います。
酒が入って感情そのままの感想戦。ライブ行ってて一番気持ちいい瞬間ってこれですからね
今回の遠征ではこの時の友人がまた一緒に来てくれていたので飲みの場にも彼がいました。シャニマスはまだまだライトな彼が身内のオタクに「担当は?」「推し声優は?」と質問攻めしてたのがめちゃおもろかったです。年上のオタクにもめっちゃタメ語だったのでこいつすげぇわ
あと全然関係ないけど田中さんの1stアルバム『Crier』をここでも6人ぐらいに配った。聞いてね。
23:30 打ち上げ終了
「お前全然飲んでねぇじゃねえかよ! 二次会行くぞ!」とリア友がやたら言ってきたんですが既にホテルへの終電はなく、大人しくタクシーで矢野口駅(遠っ)まで帰りました。
帰っている道中で日付が変わったので慌てて文化放送A&Gのホームページを開く。今日は小松未可子さんのラジオに田中さんがゲスト出演する日。みすみす逃すわけにはいきません。
意地でも飲みたがる友人に根負けしてコンビニで酒を買っている最中、私の送ったお便りが読まれて声出た。ほんまオタクはおたより読まれた時赤子みたいに喜びますからね
~25:30 部屋飲み
友人と一緒に部屋で飲み。一時間半ぐらいチューハイ缶とカシューナッツでくっちゃべってましたね。こいつ自体はday1のライブ見てなかったのでほぼほぼネトフリドラマの話してました。なんでだよ。
☆Day2
私は翌日に出席必須の研修があるのでこの日の夜のうちにバスで帰る必要があります。終演後即帰宅できるように飛田給に予め荷物を預けておくため、朝から行動。
7:00 朝食
友人を叩き起こして無理矢理朝食に連れ出す。朝から肉団子の入った味噌汁とは贅沢じゃァないか承太郎
まんまるなおにぎりもうっすらと焼き目がついていて食感が楽しかったです。ぐー
9:00 飛田給着
流石にこの時間はまだコインロッカーも空いてますね
サクッと荷物を預けたら昨日見れなかった諸々を見に行きます!
まずは駅中の広告たちから。
ファンの方々の想いが形となってライブを彩ってくれるのは何度見ても良いですね。フラスタ企画には何度か参加してきましたが、広告にもいつか参加してみたい。
余裕ができたらあさひ/田中さん応援企画の主催なんかもやってみたいねぇ
そしてライブ会場までの道中(っていうか駅降りてすぐ)の田中さんのアルバム広告!!!!!!!
嬉ーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!
まさかこんな光景を見れる日が来るなんて……
ずっと恋焦がれていた理想を手にした時、人はこんなにも笑顔になっちゃうんです。
シャニのライブにぶつけてくれた広報さんには本当に頭が上がらない。これなら絶対にシャニのオタクの目にも留まりますからね……へへ
ぽんず以外の方々もカメラを向けている姿を見るのは本当に栄養価が高い。
10:00 聖蹟桜ヶ丘
ライブ会場はまだ本格的に動き出す前。時間にもまだまだ余裕があるので、せっかくコラボをやっているならと聖蹟桜ヶ丘に行きました。
もうね、すんごい人の数
ホーム直結のショッピングセンター『せいせき』入場口には何十人かの人の列。オープンするや否や鯉が滝登りするかの勢いですぐさま上階へ。スタンプラリーの景品抽選の待機列はものの2分と経たない間に連絡通路を埋め尽くすほどになってました。
幸い私は身内のオタクにあさひのノベルティを確保してもらっていたので高みの見物ができたのですが……これ、どこまでの人が報われたんでしょうか
11:30 昼食、府中へ
聖蹟の聖地巡りは過去にもやったことがあったので省略。身内のオタクと戯れるために府中に向かって、合流できた仲間と一緒にはま寿司に行きました。私の地元、岡山は県内でも数えるほどしか店舗がないので人生で2回目ぐらいだったんじゃないでしょうか。
最近オモコロの動画でも出てたので、色々と試し……たかったんですがボウリングの予約の時間が圧していたのでものの二十分ほどで退店。
いつかまたリベンジします。
12:00 ラウンドワンでボウリング
なぜか身内のオタクのなかで恒例化してきた府中でのボウリング。ライブの前にわざわざ腕を破壊しにかかるのは何故なんでしょうか
名前を弄れるからって好き放題やるんじゃないよ
15:00 現地入り
ボウリングを二時間ほど楽しんだら現地へ到着!
昨日堪能できなかった分、会場の空気を楽しむぞ〜!
事前に一番くじのアクスタのやりとりを約束していた方に田中さんの『Crier』を押し付けオタクしたり、毎回エンカする方にダル飯アンな梅のお菓子を押し付けられたり交流もやりました。
キッチンカーではユアクマパンケーキを注文。プリントのユアクマがキュート。見かけよりもパンケーキが厚みがあって案外食べ応えはありました。(なんならちょっと食べづらい)
16:30 ライブ開演
プレボが場内だったので早めに会場入りしてました。場所としてはアリーナ左後方。うーん、遠い。センターステージはちゃんと肉眼で見えるけど……ぐらいでしたね。アソプレも最近は波が激しいようです
先述の通り、今回はシャニがまだ浅いリア友との連番だったのでいい席を持って来れなくて少し申し訳ない。
「前はスタンドやったけど今回はアリーナやん! どんどん上がってきてる!」
ありがとうな、次は最前行こう。
19:30 ライブ終演
めちゃくちゃにいいライブだった……
Chapter283の意味とか形而上学の引用とか、諸々は抜きにして純粋に楽しめるライブでした。ストレイPとしては歌割り変更WDCからのLINKsで涙腺をやられましたし、その後のTwinkle wayでトドメを刺されました。サマパリで不意打ちの衣装チェンジ田中さんが来たのもかなり膝にきた。
あなたが世界で一番かわいいです。間違いない。
20:30 新宿
そんな興奮と感動を語りたいのは山々でしたが、刻々と夜行バスの時間が迫っているので急ぎ新宿への急行に飛び乗り会場を後へ。
打ち上げに参加したかった〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!
労働はクソ!!!!!!!!!!!!!!!
朝の6時半ごろに岡山について、これで私の遠征は終わり。家に帰って着替えたらその足で出勤と相成りました。
クタクタだったのでバスでもずっと寝っぱなしだったので思っていたより辛くはなかったですが、day2打ち上げとday3のお戯れに加われなかったのはやっぱり寂しくて帰り道に心がぽっかりとしていました。
いつもいつも毎回最後までいれるわけじゃないんだなぁという社会人の世知辛さを身に染みて感じた遠征となりました。
ちなみにday2の打ち上げには私の代わりにリア友が参加したとか。今回の遠征でもほぼ初対面だったのにこいつコミュ力えぐすぎる。
あたたかく彼のことを迎え入れてくれた身内のオタクにも感謝ですね。アットホームな空気のあるみんなに私はいつも救われていますよ
無事声優オタク飲み出来ていたようで何よりです。
(終)