196kmのたびのスタート。四万十源流点に行ってみたよ!
ご当地キャラまつりも終わり、平和な須崎です。
先日、もう1人の協力隊さん(以下:Tさん)の紹介で須崎のお隣、津野町の現役協力隊の方々と意見交換する機会がありました。
協力隊は3年の期限がある制度なんですけど、津野町のおふたりは今年が最終年となる3年目。
初年度の取組だったり、起業も含めた3年後のビジョンだったりとじっくりとお話させて頂きました。
津野町の協力隊の皆様、お忙しい中ありがとうございました!!
その後は津野町まで出てきたので【もう少し周辺をみて回ろう】という事になりまして・・・。
気が付いたらココにいました。
日本3大カルストの1つが高知にあるんですよ~。
日本三大カルスト(四国カルスト、山口県の秋吉台、福岡県の平尾台)のひとつで、その中でも最も高い標高からは石鎚山などの周辺の山々が一望できる。
西から大野ヶ原、姫鶴平(めづるだいら)、五段高原、天狗高原(てんぐこうげん)(標高1485m)まで、なだらかな山肌には、夏は緑の草原、秋はススキが一面に広がり、一年を通して四季を楽しむことができる。浸食作用で地表に露出した石灰岩が点在している。乳牛の放牧地帯としても有名で、多くの牛が放牧され、カルスト特有の風景をさらに牧歌的にし、多くの人々が訪れる観光地となっており、愛媛県では1964年(昭和39年)3月21日に四国カルスト県立自然公園として指定された。
wikipediaより抜粋
山頂では高知と愛媛の県境があったりします。
山頂はあいにくの雨模様だったので画像は哀しいことになりましたが、こんな天候でも観光バスやツーリング客がいたのはやっぱり観光地だからこそなんでしょうね。8割が【わ】ナンバーでした。
あと、どういうワケか牛がめっちゃいます。めっちゃ草食べてます。めっちゃデカイですw
その後、Tさんのココはどうしても見ておくポイントの【せいらんの里】へ。
この施設は旧森林センター(林業の研修所的な?)の建物を県から有償で借り、地元のお母さんが中心になって経営している宿泊施設。当初は四万十川源流点をはじめとする地域の観光名所の拠点として運営を開始したそうですが、宿泊業のノウハウが無かった頃は苦労が絶えなかったのだそう。
現在では宿泊はもちろん、ランチビュッフェでの営業も行っており、今では独立採算できるくらいまでに発展したそうです。ランチビュッフェは完全予約制となっており、5人以上で楽しめるとの事。それ以下の場合はお弁当形式での対応となるみたいです。
高齢者のお母さん達が中心となって地域を盛り上げている姿を見ると身が引き締まる思いがします。
ボクはまだ何もできてないけど、これは負けてられないですよねっ!!
そんなせいらんの里の隣では四万十川源流から流れる小川があります。
揺れる橋を渡った先には何やら神様らしきオブジェが。
せいらんの里のお母さんにも聞いたけど、詳細は不明でしたw
ちなみにせいらんの里から四万十現流点までは約4kmほど。
これは行かねばなるまい!っていうナゾの正義感に駆られオッサン協力隊ツアーはいよいよ佳境を迎えます。
道中は車1台分の道幅と落石の数々・・・・。こいつぁ、梼原よりも強敵かもしれん・・・w
参考:龍馬が通った道はこんな酷道?梼原までドライブ行ってみた!
四万十川(しまんとがわ)は、高知県の西部を流れる渡川水系の本川で、一級河川[2] 。全長196km、流域面積2186km2[1][注 1]。四国内で最長の川で、流域面積も吉野川に次ぎ第2位となっている。本流に大規模なダムが建設されていないことから「日本最後の清流」、また柿田川・長良川とともに「日本三大清流の一つ」と呼ばれる。名水百選[3]、日本の秘境100選にも選ばれている。ただし、政府による科学的な水質調査では、全国の調査対象河川の中で際立って水質が良いわけではない[4]。
四万十川には支流も含めて47の沈下橋があり、高知県では生活文化遺産として保存する方針を1993年に決定している。
wikipediaより抜粋
酷道を走る事約10分。ついに源流点へのスタート位置に立ちます。
せいらんの里のお母さん曰く『足のえい人やったら15分くらいやねぇ~』とのこと。
これは最低限でも15分、あわよくば10分を切ってみたいですねっ!!
え~っと・・・・・・・。
道はどこですか・・・・・・・・?????
予想を越えた【超酷道】がソコにありました。
一応、案内看板がところどころにあるんですけどね、案内以前の問題だよね。これw
登山ともちょっと違う・・・・なんて表現したらいいんだろうと悩みましたが一番しっくりくるとしたら・・・・。
【遭難】
そうなんだぁ~。ってカンジですけどホントにそうとしか表現できないんですよww
ヒーヒー言いながら進むこと約10分・・・・。やっと折り返し地点・・・・。お母さんの言葉が脳裏をよぎります・・・。
『足のえい人やったら15分くらいやねぇ~』
ヒザは笑いだし、息はあがり、終わりの見えない進撃を続けるボク達にはもう時間の事なんてカンケーありません。今の目標は生きて帰ること・・・w
着いた~。着いたよぉ~。ココまで遠かったよぉ~。もぅ歩けないよぉ~。
雨の降りしきる中、マイナスイオン感じまくりの源流点。高知県内を196kmに渡って流れる四万十川の大元はこんなにも緩やかで細い小川なんですね。ここまで来るのはマジで大変ですけど、ココに訪れた者にしかわからない達成感を得られた道のりでした。機会があれば1回だけでも行ってみる価値はありますよっ!!
超酷道は途中何か所か小川を横切ります。動きやすい服装は基本として、濡れてもいい装備が好ましいです。
岩や木の根に足を引っ掛けて登る場所が殆ど。コケも生えてるので非常に滑りやすいです。
途中で立ち止まるとおそらく動けません。一気に登る事をオススメします。
源流点に到着しても座って休める場所はありませんw
しかし、充実感たっぷりのボク達は大事なことを忘れています・・・・・。
完全に忘れてました。【超酷道】下りの部が始まることに・・・・・。
どぉうだ~い??気絶するだろぉ~????
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?