現実を生きる年齢なんだな[2025/01/06]
年始の平日夜、十代を共に過ごした仲が良い友人(同級生・独身女性)と5年ぶりに再会した。
本当は年末に会う予定だったけれど、一回リスケになり、ようやく会えた。
彼女も私どころでなく負担の大きな専門職に就いているため、そこそこ近くに住んでいるのに普段はお互い忙しいから、なかなか会うことはない。
誕生日などに、生存確認のLINEをするぐらいだ。
人当たりが良い子なので、声をかける友人も多いのだが、私との関係は昔から不思議とあまりお互い気を遣わない感じで、多分双方、他の友人の誰にも言っていないことを1:1で聞いてもらっていたりしている。結構深い話をしてきたから、私は親友レベルと思っているけれど、多分彼女にはもっと長い時間を一緒に過ごした子が数人いると思うので、あくまでも仲が良い友人ということにしておこう。
前回会ったのは20代の終わりだった。当たり前だが、顔が変わっているとかもなく、コロナ禍を挟んでしまったので、あれ?5年も会ってなかったっけ?という感じになった。
ご飯を食べながら、最初は今の日常生活やお互いの仕事の話、彼女が知っている同級生の今の生活、昔の思い出話など。
話すか迷ったけれど、昔からとても包容力のある彼女なので、途中で去年の思わぬ失恋からの婚活話をぶっちゃけた。
もちろん面白がって聞いてくれた。
私がそういう話をしたから、彼女の恋バナも聞けた。
5年前に出会いとか結婚の話をしたときは、お互い別に1人でもいいかなって感じだったけれど、今の歳になると、今は良くても将来孤独はキツイな~って感じるから気の合うパートナーは欲しいよねってことで一致した。
結婚のことだけじゃなく、住まいのこととか、親のこととか、ライフプランとか昔に比べたら現実的な話も出てきて、そりゃそうだよねって歳だもんねと思った。
ただ、私たちは、まだパートナーを探しているし、未来が完全に見え切った状態でもないから、悔いの無いようにやらなきゃねってところでお開きになった。
私は例にもれず、自分は運が良いから運が良いって言っていくことにしたって言ったら、「それは、自分の選択を正解に変えてきたんだね」っていう解釈をしてくれた。そういう考え方もあるんだなと思った。
私が、かつての恩人からもらった「一生懸命やってきて今のあなたがいるのだから、これからも一生懸命やったらいいんじゃない?」という言葉をシェアしたら、なんか私たちを励まして肯定してくれる言葉だねって言ってくれた。本当に良い子だ。
少しとっ散らかった印象の文章だけれど、久々に会う同級生というのは、やっぱり格別で、特別な存在だと感じた。素敵な時間だった。
昔から思っているけれど、やっぱり彼女には幸せでいて欲しいな。