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体感ありますか?

こんにちは!
鎌倉市大船で(恐らく)初!世界基準のマッサージセラピーをご提供しているevergreen therapy です。

さて、タイトルの話です。
「体感ありますか?」

体幹でなく、体感。
身体で感じること。

現代人、かなりの確率で鈍っていると感じています。それは2年前までの私も含め。
思考が先行して、「感じる」ことがないがしろになっていることはないでしょうか。それを敢えて考えることもあまりないかもしれません。

それも当然だと思います。
インターネットがあれば、実際に現地に行かなくても世界中の情報が入ります。動画配信サイトも充実していて、物事の進む速度も速いし、ゆっくり「感じて」いる暇などない!という方が意識的にしろ、無意識にしろ、ほとんどでしょう。

スマホ見ながらご飯食べて、ドラマは配信サイトで倍速でみて...。とりあえず、ご飯は食べてればよい、ドラマも内容がわかってればよい。

私は今オイルマッサージサロンを運営しながら一から施術と解剖生理学、病理、プロとしての心構えを勉強し直しています。
それはそれは、膨大なカリキュラムです。

その中で壁にぶつかったのが「体感」。

知識は割とスッと頭の中に入ってきても、それを身体で表現できない。
「やっているつもり」なだけで、心の底からそう思っているのか?と突き詰めてみると、奥底にいる自分は目をそらしていたり(これは過去の自分の経験・トラウマなどが影響)、周りの評価ばかりが気になって実は集中できていなかったり。
*トラウマは殆どどの人も持っておられるので、ご心配なく
そして、どこか表面的。一つ一つは理解しているけれど、全体がつながらない。現場に落とし込めない。学んで、「わかった!」で終わっている。

頭だけでなく、身体全体で理解したい。手ごたえを得るには「これだ!」という体感が必要なのかも。でも体感ってなんだ…?とこの2年つきつめた結果...。

「自分とつながる」ことだと思いました。

「知ってるつもり」になるのは、それは誰かが言ったことを言う通りにやって形だけになっているから。本当の自分は腑に落ちてない。
本当の自分とつながっていたら、自然とスッと身体は動く。

更に気づいたのは自分とつながっていないと、基準が他人になってしまうということ。
誰かに認めてもらえないと不安、褒めてもらえないと「やっぱり自分はダメなんだ」と思ってしまう。一人にネガティブなことを言われると、全世界の人間から言われているような気分になり、そのことで頭がいっぱいになってしまうことも。

「自分とつながる」とどうなるのか?


・健全な自信がつく。ここでいう「自信」は「自分を信じること」です。
・こころの奥底から安心感がわきあがり、喜びを感じられる
・自分はここまでやった、というゆるぎない事実をしっかりと信じられるので、例え誰かから批判されたとしても、自己否定しなくなる(少しは落ち込む時間があっても、すぐ戻れる)

勿論生きていればいろんなことが起きます。
腹の立つこと
悲しいこと
悔しいこと
・・・残念ながらどんなに鍛錬してもそれはやってきます。
でも、自分とつながってさえいれば、すぐ「安心」と「喜び」に戻ってこれます。
即ち、どんなに傷ついてもしなやかに立ち上がれる力がつきます。

わたしが自分自身でやってみたのは...


①「自分で自分を喜ばせること」。
例えば・・・
◎本当に食べたいもの、食べたい時(何時に食べないといけない、何を食べないといけない、という思考ではなく)に食事を摂るようにする→勿論仕事をしていると毎回これができるわけではありません。お休みの日、渾身の1食に!
◎洋服を選ぶときに、本当に気にっているか?これを着ている自分をみてワクワクするか?(無難さや流行りだけで選んでいないか。あとは私の場合子どものころ親に「あなたは〇色が似あう」と言われてからその色ばかりを選んでいたけど、今の自分はもっと明るい色が好きだったということもありました)

理屈でなく、なんかいいな、これ好きだなっと思った瞬間を大事にする。その直後に必ず「でも・・・」と思考が入ってくるので、そうしたら自分のおへその奥あたり(丹田)に意識を向けてどう感じているかをこころを落ち着けて探ってみました。

②目の前のお茶に意識を向けて飲む
何かをやりながらではなく、一度こころを落ち着けて、カップを持つところから意識を向ける。力まず、周りの空間も感じながら。
持ち手を持ったら、指で触れた感触、重みを感じる。
コップに口付けて、最初の一口迄の時間。
そして実際にお茶が口に入ってきたときの味。温度。
すべてを丁寧に拾っていく感じとでもいいましょうか...。
苦み、渋み、時折感じる甘み...。味の変化を感じる。

自分とつながると、ほわっと力みが抜けたり、解放感(身体の中をすーっと爽やかな風が通り過ぎるように)を感じました。
なんとも言えない心地よさです。

わたしはこの体感を得るためにもっとも簡単にトレーニングできるのがオイルマッサージだと思うのです。

セラピストに直接触れてもらっているところが、かたいのかやわらかいのか、温かいのか冷たいのか、どんな気分がするか・・・「思考」でなく「感覚」で是非受け取ってみてください。
もしくは施術を受けた後、どんな感覚になるのか自分でゆっくり味わってみる。
肩が軽くなった?脚が動かしやすい?呼吸が深くなっている?
実感は小さいこともあるかもしれないけど、確実に変化は起こっています。少しでも感じたら、是非そこに自分の身体の伸びしろを感じてください!

第一歩として踏み出しやすい体験かと思います。

大船でアロマセラピーとマッサージセラピーをご提供していますので、是非ご利用くださいね。


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