見出し画像

スピッツ 草野マサムネ氏のギターまとめ①


はじめに

 前回のテツヤさんのギターまとめ記事が結構ご好評いただいたので、あじをしめて草野さんのギターをまとめたいと思います。

 ↑よければこちらの記事もご参照ください。
 とはいえ、私はエレキギターにめちゃめちゃ詳しいわけではなく、アコギに関しては無知に等しいので、今回はエレキのみまとめたいと思いますので、ご了承ください。

ギターまとめ

Sago Classic Style S Custom -Thermo Neck-(通称 白ストラト)


『ゴースカ8』より

 まあSagoのギター群に関しては以下の公式サイトを参照するのが一番だと思います。

 ↑の記事を読み解く限り、最初は黒いストラトタイプのギターが二本あり、そのうちの一本をリフィニッシュして、白色にした…ということで合っていると、思います(不安)。リフィニッシュの時期は、『見っけ』前後だと思います。
 現在最も登場頻度が高いのはこの白ストラトだと思います。白ストラトと黒ストラトは見た感じ、ネックしか違いが無いように思えますが、思い入れとか見栄えとかあるんですかねえ…。
 何気にHSHのストラトってそんなに見ない気もする。

Sago Classic Style S Custom -Plain Neck-(通称 黒ストラト)


『ゴースカ8』より

 最初からずっと黒ストラトのほう。だから『見っけ』以前は、黒ストラトと言っても、↑なのかこれなのかは、正直分からない。
 とはいえ二本似たようなギターがあると、チューニングをスタッフに任せて、すぐ交換して次の楽曲に移行することができるというメリットがある。
 『ゴースカ8』では、センターステージの曲群において使われていた。

Sago Classic Style S Custom(青ストラト/黄ストラト)


(https://sago-nmg.com/2021/01/27/classic-style-s/)より


『とげまる20102011』より。PU配列がSSS


(https://sago-nmg.com/artists/masamune-kusano/)より

 まずは青ストラト。最近あった展覧会で展示されており、楽屋用ギターとして用いられてることが判明した。
 何年か前の夏イベでも使われているのがスピモの記事で確認できるが、有料コンテンツなので、写真を載せることは控える。
 『とげまる20102011』ではメインギターとして使われていた。が、よく見ると、『とげまる20102011』の映像の際はPU配列がSSSのものと、一番最初の画像を見てもらえるとわかる通り、SSHのものがあり、少なくともこの時点で2本ある。しかも『さらさら』MV以降~現在はHSHであり、どちらかに改造が施されたor3本目があるという分かる。複雑怪奇。
 現在のものはべっ甲柄のピックガードなので、もしかしたら白いピックガードのものとは別物という説が濃厚かもしれない。そもそも、シングルコイルをハムバッカーに乗せ換えるのは結構大変なので。
 SSHのものは、『鳥になって』のみで使用。
 あともう一本黄色のストラトもある。これはあまり見かけないが、『とげまる20102011』の、『どんどどん』、『横浜サンセット』の『小さな生き物』などで使用。

(https://sago-nmg.com/artists/masamune-kusano/)より


 この黄色のストラトだけ、おそらく現在もPU配列がSSH。

Sago Charm Custom


『3050』より

 このサイトにほぼすべて書かれているので書くことはあまりない。
 ストラト等フェンダー系ではなく、ギブソンっぽいギターをということで、草野さんデザインのもとに作られた。
 『3050』期によく使われていたが、2024年の夏フェスとかで久しぶりに見かけた。

Gretsch G6118-60VS / 60s Anniversary


『ゴースカ8』より

 ポール・マッカートニーの日本公演で、ギタリストのブライアン・レイが使っていたグレッチに一目ぼれして購入したらしいグレッチ。素敵な色で、確かに見た目がいい。
 ホロウボディのサウンドも結構好き。『みなと』の印象が強い。最近も定期的に使われる。

Crews OSG61


『3050』より

 『醒めない』期によく使われていた黒いSG。たしか、ペイント用に買ったけれども、意外に良いサウンドだったので使っているとかだった気がする。
 ひみスタツアーで久しぶりに登場し、『美しい鰭』、『未来未来』とかはこのギターだった。

Gibson Les Paul Standard


(https://youtu.be/KbGPM9jFeGg?si=BsAYb5IvsRN3x7P_)より

 『美しい鰭』のジャケットに大々的に登場したレスポール。

 最初は三輪さんのものかと思われたが、三輪さんのジャズマスターがあるし…ということで、草野さんが弾いていた。草野さんのものかどうか、明確な審議は分かりませんが、以前ラジオで、レスポールを所有自体はしていると言っていたので、草野さんのものかもしれない。
 実際の演奏に関して、テレビ出演でもこのギターを弾いていたが、ライブの際は普通に↑の黒SGを使っていた。

Rickenbacker 360/12


『FESTIVARENA』より

 ビートルズ等でもおなじみ、12弦のリッケンバッカー。フェスティバリーナの『空を飛べるはず』でも使用。でも最近の同曲は普通にGretchで弾かれている。

BILL LAWRENCE BM-1M CR


(https://www.youtube.com/watch?v=PWNNBagSiu4)より

 三日月ロック~さざなみCDぐらいの時期によく使っていた気がする、サイクロンタイプのギター。
 同仕様のシグネイチャーギターが過去販売されていたらしい。欲しかった。
 サイクロンは、the pillowsの山中さわおさんも使用していたこともあり、ギタボとの親和性が高かったのかもしれない。でも、ギター自体はあんまり人気にはならなかった。


 黒い、ピックアップがHH仕様のサイクロン?ムスタング?も、『さざなみOTR』の『渚』、『トンガリ'95』、『8823』などで確認できる。これもメーカーはおそらくBILL LAWRENCE。
 

『さざなみOTR』より

60's Fender Mustang


(https://www.youtube.com/watch?v=-l5yolGZox4)より

 ハヤブサ期ぐらいでよく用いていたギター。赤いべっ甲柄のピックガードが特徴。最近はあまり見かけない。

おまけ 謎の新ギター



 昨年12月のライブで新登場したギター。おそらく『美しい鰭』での使用と思われる。白、クリーム色?っぽいボディにべっ甲柄っぽいピックガード。これだけ聴くとムスタングっぽいが、どうも違うらしい。分からん…。


おわりに

 以上、草野さんのギターまとめでした。ギター目的でライブ映像を見てると、カメラアングルに文句を言いたくなる場面があり、困っています。このままじゃライブを素直に楽しめなくなってしまう。
 こうやってみると、非常に多種多様なギターを使っていることが分かります。見ていても楽しいですね。
 何か間違いがあったら申し訳ありません。追加情報等も絶賛募集中です。
 よろしくお願いします。それでは。



いいなと思ったら応援しよう!