5/25 家主×polysics @仙台darwin ライブレポ
はじめに
こんにちは。今回は5/25日に仙台darwinで行われた家主主催のpolysicsとのツーマンライブに参加したので、その備忘録です。
当然ですがセトリ等のネタバレ含むので、今後のツアーに参加予定の方はブラウザバックお願いします。
ライブは11月のpillowsぶりで、結構久しぶり&過去最小キャパの箱&両者初めてのライブだったので、ワクワクでした。
polysics
polysicsを聴き始めたのは去年の10月頃で、きっかけはsyrup16gと共演してたことでした。それに私は参戦はしていないんですけどね。
polysicsはその独特な曲調から中毒性があって、でも単なるコミックバンドではなくて、演奏は達者だし、ハヤシさんの音域すごいし、面白いなと感じていました。でもワンマン見に行くほど聴けてなかったので、今回家主と対バンということで、行くしかない!って思ってました。
polysicsは全盛期?の時のメンバーであるカヨ(Key&Vo)が脱退したということで、過去の人気曲とかどうしてるんだろうなと気になってました。
家主の田中ヤコブ(Vo&Gu)さんが昔polysicsをよく聴いていたらしく、その縁で対バンすることになったそうです。
セトリ
Young OH! OH!
Piko
Funny Attitude
Let's ダバダバ
Digital Coffee
I My Me Mine
ズーバーマン
Belong
DNA Junction
MAKING SENSE
How are you?
シーラカンス イズ アンドロイド
Speed Up
SUN ELECTRIC
Electric Surfin' Go Go
良かったですねーpolysics。カヨさんがやっていた役割とハヤシさんとフミさんが分担してアレンジしてて、今のpolysicsを感じることができました。
『I My Me Mine』のリコーダーパートとか、なんかあの…あれ何?笛みたいな、アコーディオンみたいな…詳しくは分からないですけど、アレンジしてましたし。
ヤコブさんも言ってましたが、polysicsを聴いていると、その世界観にのめり込めるから良いですよね。盛り上がりすごいし。後ファンの乗りようが凄かった。
私の好きな『Digital Coffee』と『Electric Surfin' Go Go』が聴けたのも良かった。
polysicsの皆さんは演奏めっちゃ上手で聴きごたえすごかったんですけど、立ち位置がスピーカーの近くだったこともあり、私は左耳を完全に破壊されました。南無。
家主
どちらかというとこっちが今回の目的、家主。草野マサムネさんのラジオをきっかけに聴いて、そこからドはまりしました。
四人編成のシンプルなオルタナティブ・ロックという感じで、三人のソングライター兼ボーカルという、ビートルズを思わせるような編成が、ビートルズ好きの私には刺さりました。
正直普通のアルバムよりもライブアルバム『INTO THE DOOM』が好きで、そっちばっかり聴いてました。ライブ音源は普通よりもテンポが速い曲が多く、田中ヤコブさんのボーカルにもエフェクトがかかってないところが好きでした。
polysics終わりにステージに暗幕が下りて、機材の入れ替えが終わった後、暗幕が上がったら家主のメンバーが立っていて、雑談から始まるというのが中々シュールでした。
ギターはヤコブさんがGibson SGを二本。一本は半音下げだったかな?谷江さんはたぶんGibsonのThe paul。木目がセクシーな渋いレスポール。
セトリ
陽気者
Cheater
茗荷谷
家主のテーマ
庭と雨
カメラ
free as a stone
SHOZEN
きかいにおまかせ
歩き方から
部会
オープンエンド
お湯の中にナイフ
耐えることに慣れすぎている!
それだけ
マイグラント
Dreamy
p.u.n.k
NFP
オープンカー
(En) 今日はひとりでいようね
始まりが『陽気者』だったのは驚きました。ライブアルバム『INTO THE DOOM』ではわりと後ろの方の配置でしたし、個人的には影の薄い方の曲だと思っていたので。とはいえノリの良いギターから始まり、気分は上がりました。
『Cheater』~『茗荷谷』~『家主のテーマ』あたりの流れはライブアルバムでも初期の方にやってた曲群。ライブに来たということをしっかり実感しました。『家主のテーマ』は題名の通り家主の代表曲と言った感じで、観客も想像以上に盛り上がってました。家主の曲って盛り上がるんですけど、現場では私の想像以上に盛り上がってたので、そういう雰囲気なんだと驚きました。
続く『庭と雨』は最新アルバムから。打ち込みということでアルバム内でも独特の雰囲気を放っていた曲ですが、ライブでも定番曲が続いた後に来たので雰囲気マシマシで最高でした。家主の中では私は谷江さんの曲が結構好きなんですよね。ただ歌い方の影響なのか分からないですけど、マイクがちょっと小さかったので、そこだけ残念。
『カメラ』を挟んで、一旦MCへ。ここからは新アルバムからの曲が続きます。『free as a stone』から始まったのは結構驚きましたが、アルバムの表題曲とも言えるので、相応しい位置かも。『SHOZEN』~『きかいにおまかせ』はアルバムの1曲目と2曲目通りの順番。ヤコブさんはギターをバリバリ弾きながら歌っててすごいな、と圧倒されました。『歩き方から』と『部会』も最新アルバムから。『部会』は昔からある曲だそうです。ヤコブさん五連ボーカルで、結構ハードだなといらぬ心配をしました。
その後の曲で驚いたのが、田中悠平(Ba, Vo)と谷江俊岳(Gu, Vo)がベースとギターを交換したことです。悠平さんは自分の曲のときベースを弾きながら歌っていたので、すごいなーと思っていたのですが、交換するパターンもあるんだと仰天しました。続く悠平さんボーカル曲『オープンエンド』は最初弾き語りから始まるので、確かに悠平さんがギターを弾いたほうが合理的なんですけど、まさか交換するとは…と一人でワクワクしてました。てか谷江さんベースも弾けるんですね、流石です。まあ悠平さんがコード間違えて一回やり直すんですけど。
続いて定番曲『お湯の中のナイフ』。Vo三人のコーラスが聴きごたえあります。そして何より、次の『耐えることに慣れすぎている!』~『それだけ』~『マイグラント』の流れが最高でした。『耐えることに慣れすぎている!』は疾走感のある、最新アルバムの中でも一番好きな曲なのでそれが聴けただけでも感無量だったのですが、その後の二曲も最高でした。『それだけ』は洗練された名曲と言った感じで、短い曲中にヤコブさんのハードな面が詰まってて最高なんですが、そこからの『マイグラント』の流れは、『INTO THE DOOM』にもある最高の繋ぎで、それが実際に聴けると思っていなかったのでテンション上がりました。『マイグラント』はアルバム収録バージョンよりもテンポ上がってて良さが出てます。
本編終盤は『p.u.n.k』と『NFP』という盛り上がるナンバーが続き、『オープンカー』で〆。『オープンカー』は私が家主にハマるきっかけの一つなので、聴けて良かったです。というか、聴きたい曲大体聴けた。
そしてアンコールで『今日はひとりでいようね』で終了。ハードな演奏がクライマックス感を醸し出していて非常に聴きごたえありました。
安定感がありながらも自由な演奏で、やっぱライブって最高だなって思わされました。家主はこれからもっとビッグな存在になりうるバンドだと思うので、今後も注目していきたいと思う反面、チケット取りづらくなってもこまるなーと思ったり。スピッツの夏イベに出てくれませんかね。
最後に
両アーティスト絶好調で、最高のライブでした。polysicsも家主も、機会があれば是非ともまたライブに行きたいです。
次のライブは8月のミスチルかな。それまでお勉強、頑張ります。それでは。