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スピッツ 三輪テツヤ氏のギターまとめ①

はじめに


 私が最も愛するバンド、スピッツのギタリストである三輪テツヤさん。
 彼の使用ギターについてまとめたいなーと思っていたので、正月の暇を利用して、まとめることに。
 とりあえず近年のライブ、『ゴースカ8』、『猫ちぐらの夕べ』、『NEW MIKKE』、『優しいスピッツ』あたりを参考に、近年使用されているギターをまとめていきます。
 筆者はギターが好きですが、知識はまだまだなので、間違っているところがあったら申し訳ない。指摘していただけると助かります。

使用ギター

Gibson LesPaul Deluxe


(https://rsr.wess.co.jp/2024/gallery/photo2024/artist/12)より

 2023年あたりから急に使い出したレスポールデラックス。デラックスは、ミニハムバッカーを搭載しているのが特徴。70年代であろうが、正式な年数は不明。
 田村さんに紹介してもらったらしい。最近は、レスポールで弾く曲はほぼこれ。
 デラックスを使うギタリストは少ないので、トレードマークになってほしい。あわよくば、シグネイチャーを出してほしい。

Fender Jazzmaster 1960


(https://natalie.mu/music/news/411000)より

 2017年頃から使用。こちらも田村さんに紹介してもらい、使用に到る。
 『美しい鰭』、『大好物』、『紫の夜を越えて』など歪みすぎない、カッティングやアルペジオを多用する曲で使うことが多い。最近の『チェリー』などでも使っていた、気がする。『空を飛べるはず』とかもそうですね。現在は上のレスポールデラックスの次ぐらいには使用頻度が多い。
 アームを使いたいということで、『優しいスピッツ』の『漣』のギターソロでは、アームをふんだんに使っている姿が楽しめる。

Gibson Les Paul model 1954


(https://natalie.mu/music/news/411000)より

 これから3本のレスポールは似ていて非常にややこしい。見分け方はピックアップとピックガードで、「ピックガード無し、ハムバッカー二発」、「ピックガード有り、P90二発」、「ピックガード有り、ハムバッカー二発」のギターがある。
 こちらは(おそらく)元ゴールドトップの、コンバート。ピックガードが無いハム二発。以前まではこのギターをメインで使っていた。ツアー丸々ほぼこれしか使わないときもあったり。
 レスポールデラックスを使い始めた最近でも、ひみスタツアーの『ロビンソン』とかはこのギターだった気がする。

Gibson Les Paul Gold Top 1968


(https://www.youtube.com/watch?v=kM2FGM9UXuE)より

 上のレスポールと比べると、ゴールドがまだ残っている、P-90、ピックガードあり、などの違いがある。
 使い分けの法則性はそんなに分からないが、半音下げ用に使われたりする。P90だからか、歪ませすぎないで使ってる気がする。

Gibson Les Paul 1968?


『NEW MIKKE』より

 上二つのレスポールと似ているが、こちらはハムバッカー、ピックガードあり、という点で異なる。ギターマガジンで語っていた、「土屋昌巳から譲ってもらった68年製のコンバ―ション」のレスポールがこれに該当するかは正直分からないが、消去法でこれのことかと思われる。
 『3050』の『惑星のかけら』、『メモリーズ・カスタム』、『恋する凡人』、『けもの道』、『NEW MIKKE』の『はぐれ狼』などで使われているので、激しい曲で使われること多いように思われる。

Gibson Les Paul Custom(2ハム)


(『NEW MIKKE』より)
 
 

 三輪さんのLes Paul Customでいえば後述の3ハム仕様のほうが見る機会が多いが、2ハムも持っていた。『NEW MIKKE』の『渚』、『俺のすべて』で使っていたため、半音下げ用として用いていたと思われる。

Gibson Les Paul Custom(3ハム)


 ハムバッカー3基搭載のレスポールカスタム。こちらも登場頻度は少なく、『NEW MIKKE』の『エスカルゴ』、『遥か』、『青い車』、『猫ちぐらの夕べ』では『僕のギター』、『楓』、『優しいスピッツ』の『つぐみ』で使われていた。『楓』はライブによって使うギターが違うので、あまりこだわりはないのかもしれない。

Gibson Melody Maker

 

『3050』より

 Melody Makerは1958年に発売されたソリッド・ボディの廉価モデルで、紆余曲折あるもあんまり流行らなかったっぽいんですけど、まさか三輪さんが持っているとは…しかもリアピックアップがP-90タイプに改造されている。

 『3050』の『波のり』、『1987→』で使用。それ以降あまり姿を見かけない。(1/20追記:『とげまる20102011』の『シロクマ』でも使用を確認)

Gibson Les Paul Junior DC


『3050』より

 おそらくアジカンの後藤さんが用いているものと似たようなモデル(1/20 追記:後藤さんのもっているものはPUが二つなのでレスポール・スペシャルですね )。これ使ってる記憶が全然なくて、見返したら使ってるものだからびっくりしてしまった。
 リア一発、P90のみ。『3050』の『俺のすべて』で使用。それ以降あまり姿を見かけない。

Fender Telecaster Butterscotch Blonde

『猫ちぐらの夕べ』より

 『猫ちぐらの夕べ』では『初恋クレイジー』で、『NEW MIKKE』では『稲穂』、『快速』、『YM71D』など局所的にのみ最近使われる。ひみスタツアーのアリーナ公演でのみ、どの曲かに使われたらしいが、筆者はアリーナ公演に参加していないため、情報求。

Fender Stratcaster fiesta red


(https://www.fender.com/ja-JP/official-store-exclusive/american-vintage-ii-1961-stratocaster/0110250840.html)より

 記憶が正しければ、2024年になって初めて使い出した。上のテレキャスターと言い、ジャズマスターを使い出してからフェンダー系を使うことに抵抗がなくなったのかな。
 2024年夏イベのカバーの『怪獣の花唄』、その他『歩き出せ、クローバー』、『ルナルナ』で使っていた…気がする。
 色はフィエスタレッド、多分。もしくはキャンディアップルレッド。赤だったことは間違いない。年代は不明。


終わりに

 というわけで自己満足的な記事、しかも間違っているかもしれないものという、見てくださる方にとっては不出来なものかもしれないですが、少しでも楽しんでいただけたら幸いです。
 この記事を作るにあたり色々なライブ映像の使用ギターをメモしたので、「この曲の使用ギターを知りたい!」とかあればわりとすぐお答えできると思います。
 過去のギターを掘るのはけっこう面倒くさい大変なので、その②があるかは分かりませんが…。また色々探したいと思います。それではまた。
 




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