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#2 Kindle本を出すにあたり大事なこと50 KDPのKindle本のメリットを考える(内容の更新の容易さ)でも注意点もあります。

前回に続いて、

『Kindle本を出すにあたり大事なこと50』の1項目ずつを掘り下げる連載をしていきます。

2.は、KDPのKindle本のメリットを考える(内容の更新の容易さ)です。

本文では、

ハウツー本を書いて仕様の変更があったときや、誤植があったときなどは、紙の本なら改訂版を出すのが大変です。それに比べて、Kindle本の場合は、KDPに新しいデータを提出して承認を待つだけで大丈夫です。紙で自費出版をするよりも、容易に出版することが出来ます。
更新時に、表紙や内容紹介文も書き変えることができます。そのため、更新した旨も書き添えることができます。
これで、後から仕様が変わったらどうしようー!という心配は無用です。本の中に、「この本の内容は、〇年〇月時点での仕様です」と断りを入れておけば、なお安心でしょう。

と、書いています。

これはほんと今でもそう思いますが、悲しいのは、このことを、「Kindle本は変更が簡単だからとりあえず出せばいい」と思っている人もわりといることです。これはある意味正しく、ある意味間違っています。

なぜ悲しいか。

その、誤植や内容不足、不備があった時点で購入した読者が読んだ後、どう思うでしょう?

その著者への信頼が失われるのはもちろんですが、悲しいのはKindle本全体への評価が下がることだと私は考えているのです。

「ああ、Kindleアンリミテッドで読める素人の本はほんと大したことないな」

「これくらいのミスくらい確認してから出せよ」

「やっぱり商業出版の本がいいわ。時間無駄にした」

「こんなんで金取るのか」

って思われてしまうのです。(Amazonレビューから抜粋)

悲しいけど、これは、KDPのKindle全体への悪影響です。

なので、私は機会があるごとに、

「Kindle本は変更が容易だけれどできるだけチェックは念入りに。特にプレビューアーでのチェックはしっかりと行ってから出版する」

「無料配布キャンペーンや、出版した旨を告知する前にまず自分がダウンロードして誤植チェックし、原稿を差し替えてから告知してほしい。そのための時間を確保してほしい」

と伝えています。

それは、ご本人の信用のみならず、KDP出版の信用にもつながるからです。

残念ながらAmazonの審査は、ゆるく、誤植があってもほとんどの場合、誤字はありません、として出版申請が通ってしまいます。

申請が通ったからといって完璧な本ではないということもあり得てしまうので、出版する方、サポートする方はここを頑張ってほしいです。また、自分だけで何度も推敲・チェックして出版しても良いのですが、できるだけ信頼できる家族や知人、プロに内容を確認してもらって欲しいです。私もそうしています。それでも今見るといろいろ直したいことがありますけど!

とはいえ、私が書いているメルカリとかフリマアプリとか、楽天のことなどはアプリや運営のシステムアップデートなどが頻繁に起こり、改訂を要することも多いです。自分がそれに適応して、版を更新することができるのはやはりメリットですし、できるだけそれに対応できる人でありたいと思っています。

でも、一度出したものを逐一改訂するのは大変なので、そういう意味ではKindleでもほとんど変更がない普遍的な内容を書いておくと、あと後自分が楽になるんだろうなと思います。

今日はこの辺で。また、続きを書いていきますね。

最後に、サークルの宣伝です。Kindle本を出したい方。一緒に頑張りませんか?

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