エキスパンダーへの生理食塩水注入2回目(術後34日目)
病理検査結果説明と同日に、形成外科でエキスパンダーへの生理食塩水注入2回目(50ml)を実施しました。
1回目は入院12日目でした。
診察するや否や、以下会話が展開。
主治医:「見た目もうすでに十分に思えるくらいの大きさがありますね」
私:「そうなんですよー。全摘したっけ?って錯覚しそうなくらいで、意外と全摘の喪失感少ないんです。」
主治医:「全摘の喪失感はあった方がいいんですけどね〜」
私:「どうしてですか?」
主治医:「その方が感謝されるから 笑」
私:www
主治医の先生、結構偉い方なのに、ちょいちょい愉快。
見た目十分とはいえ、手術で375g摘出したところに今日でやっと100ml注入なので、重量としてはまだまだとのこと。
とはいえ、最終的に摘出量と同量の中身を入れるわけではないのだそう。
…興味深い。人体の不思議。
あと2回くらいに分けて生理食塩水注入、定期チェックをしながら、術後半年経過する頃までエキスパンダー留置、その後中身を決めて再建という流れとのこと。
皮膚をアルコールでよく消毒し、注射器を使って食塩水を注入しますが、私はこれらの工程で痛みを感じることはほぼありません。
感じるのは消毒時&注入時の圧迫感と、水が入るにつれて感じる、胸〜脇あたりの張り感くらい。
注入後しばらく、右腕を動かすと二の腕が痺れるような感じがありましたが、その日のうちに感じなくなりました。
でも、胸の皮膚が突っ張るような、皮膚の内側にエキスパンダーが当たるような、微妙な痛みは続いています。
右腕を動かすと胸が痛い感じもあり。
あと心なしか、また身体のバランスが取りにくくなったような気も。
この日、帰宅後に洗面所の鏡で確認したところ、主観的に「え、右胸もう完成じゃなくて?」くらいのボリュームと左右バランスになってました。
全摘の傷にはマイクロポアテープを貼っているため、ちょうど乳頭があるべき部分もテープで隠れており、乳頭もあるんじゃないかって目が錯覚を起こす。
同時にエキスパンダー挿入してよかったなとつくづく思いました。
同時挿入できたことに感謝。
次は2週間後、また生理食塩水注入です。