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意外にすぐ訪れた、夫に話す日

ホルモン療法中の第二子希望問題。
思考の壁打ちを経て、なんにせよ納得しなければ進めない、という自己認識を一旦得た私でしたが、じゃあ次なる手はどうする。
子どもは私1人では得られませんので、夫の意向がカギになってきます。
そうなれば、やはり、話をしないわけにはいかない。
でも去年の3月に壮絶な言い合いをしたことはまだ記憶に新しく、いつどうやって話をすればいいんだろうなぁと漠然と思っていました。

が、機会は意外にサラッと巡ってくる。

きっかけは、来春小学生になる息子の子ども部屋を整えようと夫が言い出したこと。
我が家は、元々夫婦の部屋と考えていた主寝室に私と息子が寝ていて、夫は将来息子の部屋になる予定の部屋に寝ています。
これ自体は、夫が単身赴任をしていた頃の名残。
(3年近くも名残をそのままにしておくズボラ)
息子が小学生になるのに合わせて、息子の勉強机とベッドを整備して子ども部屋を完成させ、ついでに主寝室もリニューアルしようというのが、夫の提案。

子ども部屋を完成させたとして、ママっ子の息子が1人で寝られるのか?というギモンに目を瞑れば、夫の提案そのものには特に異議なし。
そして、このタイミングしかないと思い、勇気を持って切り出す。

子ども部屋を作って私達の寝室を整備するのは構わない、ただ、私はやっぱり2人目を諦めていない。
今すぐどうこうってことではないけど、保管してあるベビー用品をどうするかは、それを踏まえて決める必要があるってことを伝えておくね。

というようなことを言ったと記憶してます。
どんな返答が来るかと身構えたけれど、意外にも夫は「わかった」と一言返しただけでした。
単にめんどくさかったのかもしれないけどw、この時点で否定の言葉が返ってくるんじゃないかと想像していた私には、とてもとても驚いた。
腰を据えて話したらまた揉める可能性の方が高いけれど、話す余地はあるのかもしれないな・・・と思い、敢えてここでそれ以上踏み込むことはやめて、この話を終えました。

2023年3月で、ホルモン療法開始から2年を迎えます。
そろそろ、もう一度きちんと話さなければならない時期。
ホルモン療法開始前、絶望するほど長いと思った2年は、実際あっという間でした。
どんな結論が導き出されるのか、今もまだわからない。

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優雨
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